柳田理科雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は柳田理科雄様が大好きで、彼のおかげで理数分野を好きになることができました。ディズニー・ピクサーはあまり知りませんが、この本を読んで、バグズライフを見てみたいと思いました。そして、空想科学読本シリーズがなぜ人気なのかもわかった気がします。理科雄様はどんなに難しい事柄もわかりやすく、ところどころにユーモアを入れていました。また、仮に現代の科学で証明できないことがあっても、それを非難するのではなく受け入れるスタンスから、「科学的か否か」よりも「科学をいかに身近に感じさせるか」を重視しているように感じられ、これが人気の秘訣なのではないかと思いました。私自身も数学や理科は、いかに市民パネルにわかりや
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Posted by ブクログ
ジュニア空想科学読本 18弾
この本の1番面白かったと思った〈とっても気になる〇〇の疑問〉は、
『999ひきのきょうだいのおひっこし』だと思います。
◆とっても気になる絵本の疑問◆
『999ひきのきょうだいのおひっこし』では、カエル1001匹がトンビにつかまって空を飛びました。トンビの力、すごくないですか?
その疑問のどこが面白かったかというと、
◆すごいのはトンビか?カエルか?
で、解説されるトンビとお父さんガエル、お母さんガエル子供ガエルたちの、怪力が、面白かったです。あと、絵が面白かったです。確かに、カエルもトンビも、どっちもすごい…… -
匿名
購入済み科学的に真面目なツッコミ
20年以上昔から変わらない、空想科学に対して科学的にアプローチ?したもの。計算違うやん!とかそれおかしくない?というツッコミは昔からあり、改定で修正したりはしているが、基本的なスタンスは変わらず、アニメや漫画の世界の事象を「現代の科学で考えたらどういうことなの?」という視点で検証している。そしてその検証がいろんな意味で面白く、かつ興味深いもので、作者の文章も相まって科学的な検証をしている本なのに飽きないという軽妙さは流石の一言。科学に興味を持ってもらう、という意味でも、今でも変わらないオススメの本です
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Posted by ブクログ
アニメやSFの中で常識のようになっている設定は、はたして実現可能なのだろうか?
『空想科学読本』刊行20年、シリーズの中から全面改訂し文庫化。
再録とは言え、割と新し目で馴染みのあるタイトルが多かったです。
普段より米花町には住みたくないと思っていたけれど、コナンの事件曹禺率の高さを改めて数字で表されると笑ってしまいますし、『SPEC』の『ニノマエ』の人知れない苦労は盲点でした。
何気に『金のおの銀のおの』や『100まんひきのねこ』も地味だけど面白かったです。
ただ、全体的に計算で導かれるものが多かったような。それはそれで面白いですが、是非今後も体を張った検証をお待ちしています。 -
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