サムエル・ビョルクのレビュー一覧

  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    オスロ警察殺人捜査課特別班シリーズの2作目。1作目の「アイム・トラベリング・アローン」では主人公ミアの葛藤を軸に、1冊を通して大きな事件が解決されていったけど、今作ではそれに加えて殺人捜査課特別班というチームの中に微妙なすきま風が吹く。
    抜群の連携力で事件を解決していたように見えたチーム内に微妙な歪みができ始めると、味方であるはずのチーム内でも腹の探り合いのような雰囲気が出てきてしまう……そんな微妙な関係性が、よく描かれていた。
    このシリーズのいいところは、登場人物みんなのキャラクターがきちんと確立されていて、それぞれの良いところを活かしてストーリーの中で活躍しているところ。映像化されても十分

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    2020年01月27日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

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    北欧ミステリ。前作がある感じなのだけれど、これ一冊でも十分に十二分に楽しめる。
    過去を引きずり心を病むミアが魅力的だが痛々しい。
    登場人物が多くてもすんなりと読める。

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    2019年08月31日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    サムエル・ビョルク『オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き』ディスカヴァー文庫。

    第2作も600ページのボリュームながら、最後まで退屈することなく、非常に面白い。奇怪な事件とそれを捜査する個性的なオスロ警察殺人課特別班の面々。

    前作に描かれた連続誘拐殺人事件から半年、女性捜査官ミア・クリューゲルは再び休職し、アルコールとドラックにまみれた苦悩の日々を過ごしていた。そして、新たに発生した奇怪な殺人事件……ミアは復帰し、ムンクと共に奇怪な殺人事件の深淵に足を踏み入れる。

    本国ではシリーズ第3作まで上梓されているようだ。

    本体価格1,500円
    ★★★★★

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    2019年04月10日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

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    怒涛のように色々な人物と事件が繰り広げられ、犯人に翻弄され、これは解決するのか?

    って思って読み進めると、いきなり話が好転して、解決に向かう。子供が被害者の事件は読んでいて辛いけれど、他のレビューの方が書いていたように、事件としては鮮烈で引き込まれるのでしょうね。。

    ミアは最後に助かったけれど、実は亡くなった方が、彼女的にはハッピーだったのではないかと思ってしまう。

    生き続けることが果たしてハッピーエンドなのか。次の話も本になっているようなので、また少ししたら読んでみようと思いました。

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    2020年12月03日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

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    すごく読みやすかったしストーリーも自分は好き。
    でも、キャラクターをしっかり描くのはいいけどちょっと、くどすぎるかなぁ〜と。
    いろいろ謎を入れ好き(笑)
    結局、犯人の犯罪動機がいまいち弱い気がしました。

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    2020年09月17日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    ネタバレ

    オスロ警察殺人捜査課特別班第二弾。

    ミア刑事、いや暫定刑事かな?はいまだに本調子ではない様子。
    飾られたような少女の死体が発見される。
    しかも少女には酷い扱いを受けたような跡が。

    特別班の中でもいろいろ問題が。
    カリーは賭博に金をつぎ込み、酒浸りになりかけ、
    キムは結婚して田舎へ異動、
    ガーブリエルは昔の友達が接触してきて疑われることに。

    前作に引き続きムンク班長の家族が巻き込まれるが、
    ちょっと娘のミリアムは軽率だったとはいえ可哀想。

    何に、とははっきり言えないけど、ちょっと期待外れだった。

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    2020年08月30日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

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    犯人がそこまでやったの?と釈然としない点がある。ムンクへの数学的な暗号も考えたのか?どうやって孫の居場所分かったのか?などなど。。。
    それでも文章は読みやすく、ストーリーに引き込まれた。
    宗教の最後のシーンが意外な結末でびっくり。

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    2020年08月21日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    読みやすく、内容も面白かった。どんどん引き込まれるように読み進めた。ただ最後の終わり方が、えっ?えっ?えっ?という感じで、展開スピードについていけなかった。あっけなかった感じ。
    他の作品も是非読んでみたい

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    2019年10月15日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    ネタバレ

    一作目の「アイムトラベリング・アローン」の後に起こった事件。
    登場人物にまだ、思い入れがあったから読めたが、前作ほどの興奮が感じられない。

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    2019年09月26日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    ネタバレ

    面白かった。が、班のみんなの(特にミアとムンクの)個人的な鬱々感が少し邪魔かなー。また、標的が家族に向くのも今回で最後にして欲しい。最後はずるい気が・・

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    2019年09月15日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    敷き詰められた羽根の上に横たわる少女の裸の死体。口には白いユリの花が押し込まれ、周囲には蠟燭が五芒星の形に並べられていた。しかも、少女は死ぬ前におぞましい虐待を受けていたことがわかる。
    困難な状況の中、捜査を進めるムンクとミアだったが、やがて彼ら自身の周囲にも何者かの暗い影が忍び寄る。
    世界各国でベストセラー、オスロ警察殺人捜査課特別班シリーズ待望の第2弾!
    (あらすじより)

    シリーズ物は連続で読まないほうがいいな、と思う常日頃。
    でも、面白いと読んじゃうよねー

    次は読み進まなそうな本が待っているのでちょっと憂鬱。

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    2019年07月01日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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     コミックや劇画ばりの面白さ。でも、あまり面白すぎるストーリーは、かえって逆効果を招くことがある。偶然性に頼り過ぎることで、必然性が薄くなることだってある。面白くしようと工夫を凝らせば凝らすほど、実は物語はあり得ない方向へ向かい、可能性の薄い道筋を辿り始め、やがて真実味や現実性から逃げてゆく。

     面白さと、作品の現実的重さとは、互いに牽制し合うものだと思う。そのバランスを危ういところで取りながら、サムエル・ビョルクは、シリーズを進めてゆかねばならない。面白くなくては読まれない。面白過ぎると現実味が薄れるので、これまた与太話扱いされ読まれない。しかし今のところ、本書はオランダの書評サイトで最優

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    2019年04月22日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    ネタバレ

    今回も登場人物が多いです(^_^;)
    犯人は予想してなかった人なので驚きました。

    前作から半年後が舞台です。
    ミアは職場復帰できてません、療養中です。しかしまたもや起こった異常な殺人事件で復帰(こっそりと)します。
    自殺願望が強く、前作の最後で前向きな感じで終わってたんですが、また元通りです。
    なんだかな・・・。主人公なのに成長が見られません。ずっとこんな感じだったらちょっとうんざりしちゃうかも。
    ミアは幼い頃から一目で人の考えを見抜くことができるそうなんですが、その特性があまりいかされていません、なんだったらちょっと鈍くないかな? と思う事多数。
    カリスマ性のある刑事らしいんですが、ただ

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    2019年03月28日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    ネタバレ

    オスロ警察殺人捜査課特別版、第2弾。
    一作目がとても面白かったので期待したけど、イッキに新鮮味が失せました。
    続けて読んだのがいけなかったのか・・・
    一作目と同じように色んな登場人物の背景が盛り込まれているのですが、これは誰の子供時代?と少し混乱するところもあり。
    そしてムンクの身内巻き込まれ過ぎ問題。え、またムンクさんとこの!?って。オスロってそんなに人口少なかったっけ。

    犯罪の内容が邪悪すぎるから(私には思いつかない!)そこで★1つ増やしました。

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    2019年03月27日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    オスロ警察殺人捜査課特別班シリーズ2作め。
    フクロウの羽の上に裸体の少女の遺体が乗せられていた。ミアたちは、虐待を受ける姿がネットでライブ配信されていたことを掴む。今回も終盤、息をのむ展開となり、一気に読ませる。捜査班メンバーのそれぞれの背景は重いが、北欧ミステリーならではであろう。

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    2025年05月08日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

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    ノルウェー の山中で少女の遺体が発見され、連続殺人事件へと繋がって行く。老人ホームでの詐欺や怪しい宗教団体、子供の虐待や薬物など、様々な闇を背景とし、詰め込みすぎの印象。オスロ警察殺人捜査課特別班の個性的なメンバーは楽しめる。2作目も読みたいと思う。

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    2025年04月29日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

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    面白かった。ミア、身も心も廃人のとこからそこまでできる?ムンクの人を見る目!とかちょいちょいツッコミどころあるけど。

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    2024年06月02日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

    φ(*'д'* )

    一作目📕二作目📗📘買ったのよさ。
    腰の手術の入院中に読んだのよさね。
    久方ぶりの小説にもうないのかい?となったのさ〃

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    2023年07月04日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    中々のボリュームを最後まで読み通せるくらいには読みやすく続きが気になる内容だった。しかし、事件に関わる人物がオスロ班の周辺に都合良くい過ぎだし、ミスリードのためだけに配置されたキャラや手がかりも多いし、捜査班のメンバーの優秀さは感じられないし、正直がっかりした。。。
    海外ドラマシリーズの原作って感じだった。

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    2023年06月13日
  • オスロ警察殺人捜査課特別班 フクロウの囁き

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    ネタバレ

    この特別班には大きな問題があると改めて感じたシリーズ2冊目でした。1作目と同じく宗教絡みだったのはそういう世相でもあるのかなぁ。
    特別班。警察だし班なのでチームプレーが大事だと思うんだけど、メンバーほぼ全員人の話を聞かなくて会話が出来てないので読んでてストレスがたまります。
    ミアは精神が不安定なのでまだお休みしといた方がいいというのはとてもわかるけど無理くり連れてきたのはムンクやん。。
    ムンクは班長さんなのに一番人の話聞かなくて違う方に突っ走るのでこういう上司がいると大変だな。大事な事喋ってるのに遮るのは。。家族が狙われまくるのもなんかムンクのせいではと思い始めます。
    カリーも本人のせいでプラ

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    2022年10月10日