ハル・グレガーセンのレビュー一覧
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正しい問い、よい問いが必要である。そうでない問いからは導き出される答えはピントが外れたものになってしまう。見方を変えてよい問いを出すことができれば、おのずと正しい、ブレークスルー的な答えが示されると書いてあります。
「いちばん重要で、なおかつむずかしいのは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを見つけることだ」ドラッカー
「問いはすべて枠組みであり、答えはその中に収まる。枠組みを変えることで、解決策の幅は劇的に変化する」ティナ・シーリング
チームの成功といちばん強い相関が見られたのは、心理的安全性だった。
あらゆるブレークスルーの背景にはよい問いがある
すばらしい解決策のためにはよい -
Posted by ブクログ
クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』と比較するとサクッと読めます。
【メモ】
・発見力=認知的能力の関連づける力+行動的能力の質問力・観察力・人脈力・実験力
・ほとんどの経営幹部は実行を得意とし、分析・立案・緻密な導入・規律ある実行の4つの実行力に秀でている
・関連づける力を伸ばすためのヒント
①無理やり関連づける
②別の会社になりすます
③比喩やたとえを使う
④ガラクタ箱をつくろう
⑤スキャンパー
・破壊的な質問をする
①「今どうなのか?」の質問をする
②「なぜこうなった?」の質問をする
③「なぜなのか?」「なぜ違うのか?」の質問をする
④「もし~だったら」の仮定の質問をする -
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Posted by ブクログ
おもしろい。常に問い続けることで問いが強化されていく。なんでも同じだ。真剣に、続けることで洗練されていく。
正しい問いが人間を成長させる。
賢い人は、深い問いを立てることができる。
人は自分の中に常に問い続けている問いがある。
問う力を鍛える。常に興味深い問いを持つ。
芸術とは目の前のものを単に複製するだけでなく、目の前のものを深く理解して新しいものを生み出す行為。
タイトルである問いこそが答えだと言うものをずっと述べている。鋭い問を問うことができるだろうか。通ことによって、人生や世界が変わると著者は主張しているが、本当だろうか。そんなに大きな問いを立てることができる状況というのはど -
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本書では自分が求めている成果に対して正しい「問い」がたてられているか?と問われます。
そんなの当たり前だろ!欲しいのは答えだよ!って読む前は思ってました。
だって自分が分からないのは成果を得るための答えであって、問いは自然とあるものだとおもうじゃないですか汗。
でもね、例えば「痩せて健康的になる」という成果に対して
⑴【痩せる為にどうやったら食事を我慢できる?】
⑵【痩せる為に適切な食事量とタイミングは?】
この2つで成果に辿り着く道筋が違ってくるよね〜という事が本書で分かったことで。
つまり成果を得るための答えを探す為には自分に合った問いを絞り出す事が大事だよってことです。
他にも -
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【メモ】
・「問う」ということは、自分に対する評価を下されることなく、斬新なことを提案するきわめて便利な方法。問いというのは、自分の意見を強く言い立てるものではない。それは異なる角度や別の筋道からもっと深く考えてみようと促すこと。
・答えの価値とは、それによってさらによりよい新しい問いが見つかるところにある。
・問いは変化の触媒になる。
・新しい問いを立てることで、すぐに新しい発見がもたらされる場合がある。
・大事なのは、ただ問うことではなく、問題の解決につながる創造的な問いを立てること。
・自分がまちがっていれば必ず問いが生まれるわけではない。自分が間違っていると思うときに初めて問いは生まれ -
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【★:3.5】
「問こそが」問題解決、知的創造の「答えだ!」という内容の本。
本書のテーマは今まで読んできた本の中でも屈指の秀逸さだと思う。
ただ、内容があまりにも冗長すぎると感じた。余計な部分、テーマから離れてしまっている部分が多すぎるため、秀逸なテーマを見失ってしまいそうになる。
したがって、内容は平易なのだがやたらと読んでいて疲れを感じる。
内容を絞って書けば分量は半分ぐらいになって、わかりやすさは2倍ぐらいになったのではないか?
テーマが秀逸なだけにもったいない。
著者には本書のテーマをもとに以下のような「問い」を自分に向けて発してほしい。
「伝わりやすい文章を書くには、どのよ