太田垣章子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
良本。SNSでフォローしてる方がオススメしていて読んでみました。読みやすいし、注意喚起の入門編としては充分な内容。
おひとりさまの老後(現在の結婚の有無に関係なく、死ぬ時はひとりだと思ってる、一緒に死ぬことはよほどじゃないとないので)が不安で、何も知らないけどおおまかな想像をしたい人にオススメです。
ここでの評価に影響している具体例はあったらいいと思うけど、それは第二弾として出してくれたらベスト。
著者に大変共感する一方、これを本当に読まなきゃいけない層(昭和世代)は"なんとかなる"と思ってる人が多いんだよなぁと少し複雑な気持ちになりました。
私が読むだけじゃ変わらない -
Posted by ブクログ
著者自身、家賃滞納という貧困を経験し、かつ、それを克服くしており、しかも今は、家賃滞納という貧困を救う立場で仕事をされている、ということで、とても説得力のある内容になっています。
そういった点もあって、職業の選び方や、本当に人の役に立つ方法について、考えさせられた1冊でした。
現代日本は、社会的なセーフティーネットが弱くなっているため(オフィシャルな面では強化されつつありますが、アンオフィシャルな面が著しく弱くなっているように思います)、ちょっとしたきっかけで貧困に陥る可能性があります。
その可能性を下げるためにも、また、もし、陥ってしまった際に復活するためにも、こういった本を読むこと -
Posted by ブクログ
2024.09.23
今年読んだ本の中でいちばん読んで良かったと思えた本。
まだ(ぎりぎり)30代のうちに読めて良かった。
そしてまだ母が頭もはっきりしていて、一人暮らしできるくらい元気で良かった。
この本は全国民が読むべきと思います。
しかし、不安や危機感は煽られますが、さあいざ準備しようと思ってもその次にどうしたら良いか、などのヒントや事例はないに等しく、迷子になりそう。そこが大変物足りなりなく感じたので星4つです。
今は日々の生活に追われていて、老後やおひとりさまになった時のことを考える余裕なんてありませんでしたがもう立派な中年。母だって70歳になる。今から人生を不安なく楽しむために -
Posted by ブクログ
借りたもの。
老いによる体力低下、病気やケガ、認知症…
老後資金を蓄えるだけでなく、その管理について、終の棲家について、シビアな話がてんこ盛り。
1億総おひとりさま時代が迫り、今の日本の制度は家族がサポートする前提のため、費用を払ってでも見守りや死後について備えなければならない…
「お金」「住まい」「健康」「家族」という切り口で、その問題提起と、どの様な解決策があるかを提示。
自分が認知症や倒れてしまった時、自分のお金を使えなくなってしまわないように……代理人指定制度を利用する。
エンディングノートは自分の頭の中を整理するためのもので、法的拘束力は無い。
65歳をめどにクレジットカードで何を -
Posted by ブクログ
ネタバレ「高齢者が賃貸に入居しにくいという事実」と「実際に高齢者が入居した場合に起こった問題」、そして「それを生み出してしまうサイクル」を事例を交えながら知ることができた。
今後高齢者がもっと増えていく中で不が多い部分であり、解決しなければならない社会課題、という認識を改めて持つことができた。
「願ってやまない」という言い回しが多い。
### 高齢者は今後も増え続ける
2018年人口推計によると、
日本の人口65歳以上の高齢者は 2015年 26.6% であるのに対して、 2045年 には 36.8% になると述べられている。
単身高齢者世帯数は 2015年 601万世帯 であるのに対し、