岡田千晶のレビュー一覧

  • ボタンちゃん

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    ネタバレ

    あの小川洋子さん作の絵本、ということで手に取った一冊。
    読んでいて、映画『トイ・ストーリー』を思い出した。

    小さなアンナちゃんの、お出かけ用のブラウスの一番上にとまっているボタンちゃん。丸いお顔のかわいい女のコ。
    一番上にいるから、アンナちゃんの一番近くでアンナちゃんのことを見ていられる。いわば特等席に居られる存在。仲良しのボタンホールちゃんと一緒に、お出かけ中のちょっぴりおすましのアンナちゃんのことをニコニコしながら見守っている。
    そんなボタンちゃんにある日ハプニングが。なんとボタンの糸が切れてしまってボタンちゃんが遠くに転がっていってしまい…。

    小さなアンナちゃんがもっと小さな頃、大切

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    2023年05月06日
  • ボタンちゃん

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    小川洋子さん初の絵本は、小説で時折見られる、妖しくも甘美な毒は無く、お子さんと親御さんに送る、やさしい物語でした。

    ただ、それでも、日の当たらなくなったものたちへの温かい眼差しには、絵本でも、やはり小川さんは小川さんだなと感じられました。

    それは、幼い頃のお子さんの成長を助けたが、やがてお役御免となり、記憶の片隅に取り残された物たちへの眼差しを、ボタンちゃんの素敵な励ましを通して、私たちに見せてくれます。

    確かに、実際に使われていた間は、幼いお子さんにはまだ自意識が目覚めていないから、やむを得ない部分もあるのだが(思い出せないだけで実際嬉しかったんだろうな)、大きくなってから実は、こんな

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    2022年04月24日
  • ムカシのちょっといい未来 ユウレイ通り商店街1

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    未来がどうなっているか、将来どんな職業になっているかわからない。どんな職業があるのかもわからない。暗記ぱん発明してくれないかな…。

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    2020年09月24日
  • 初恋まねき猫

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    猫が運ぶお手紙。
    まだ見ぬ人との文通の日々。
    誰にも言えないこと、手紙にはかける。
    2つの名前を持つ猫よ、しっかりお手紙運んでおくれ。
    主人公は小学生の2人と1匹の猫。
    2人の成長物語でもあり、ドキドキの恋愛もの?!
    ほのぼの、ジーンとほんわかだけど結構胸熱なおはなしです。

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    2019年09月16日
  • ボタンちゃん

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    ネタバレ

    あらすじ?

    アンナちゃんのよそ行き用のブラウスの一番上のボタンのボタンちゃんと彼女を支えるボタンホールちゃん。ある日、ボタンちゃんが外れてしまい、部屋の床へ転がってしまいます。ボタンちゃんは、部屋のあちこちを探検しながら、アンナちゃんが小さい頃に使っていて忘れ去られてしまった思い出の品たちに会い、心を通わせていきます。ベットの下にいたところをアンナちゃんのお母さんに見つかったボタンちゃんは無事にボタンホールちゃんの元へ戻りました。時を経てアンナちゃんが大きくなり、ブラウスも着られなくなってしまうと、ブラウスも思い出の品に変わります。


    感想
    表紙ににっこりと可愛く笑ているボタンちゃんが描か

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    2018年09月15日
  • ボタンちゃん

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    平成28年度課題図書(小学校低学年)。小川洋子さんの文章は、え絵とぴったり合っています。思い出の詰まった物たちの満足な様子に読後感もよく、温かな気持ちになりました。

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    2016年04月03日
  • ボタンちゃん

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    ネタバレ

    小川洋子さん初の絵本。ボタンちゃんというニックネームの子の話かと思いきや、まさかボタンが主人公の話とは。女の子のブラウスから取れたボタンが、おむすびころりんよろしく部屋の中をあちこち転がっては、タンスの裏側やベッドの下で、今では使われなくなり忘れ去られたモノたちに出会っていく。ボタンちゃんってば、励ましの達人。優しいタッチの絵がいい。

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    2015年11月27日
  • ムカシのちょっといい未来 ユウレイ通り商店街1

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    主人公は五年生の男の子ムカシ。
    パン屋のセガレ。
    お父さんはパン職人。
    オモシロイパンを作ってる。
    お父さんが作ったナスミソが思わぬ人気のパンになり、ムカシの周りも騒がしくなりはじめ…。
    古事ことわざ辞典とセットで。
    文章がかなり秀逸、読みやすい。

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    2012年05月09日
  • よるのどうぶつえん

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    ネタバレ

    赤いエプロンつけたお母さんを探して、こねずみは夜の動物園をかけまわる。こねずみの表情がかわいすぎます。繊細でやさしいタッチの絵に感じました。

    夜空を背にしたきりんのたたずまいが素敵です。はかなげで優雅。
    こねずみは、無事お母さんと合流できました。


    ねずみってこんなにかわいいのね?!と驚くほどこねずみの表情や仕草が愛らしかったです。

    取材協力は富士サファリパークさん。
    見たことある絵だ!と思ったら、「ひだまり」の岡田千晶さんでした。

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    2025年12月19日
  • ボタンちゃん

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    ネタバレ

    作は小川洋子さん
    絵本も描かれるのですね

    よくある事ですね
    物を大切にしなさいって事ですね
    あの子にもこの子にも1つや2つは小さい時から大切な物ありますよね
    貴方は何を大切な宝物にしてますか?

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    2025年11月19日
  • 初恋まねき猫

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     まさに、理想の世界でした。猫を通じてお手紙をやりとりするお話。こんな文通してみたいなと思いました!私のマンションのベランダに昔、猫が入ってきたことがあったのですが、あのこはもしかして私の初恋まねき猫だったのかなと思うととてもどきどきしてしまいました!私もこんな恋愛してみたいです。
     

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    2024年09月19日
  • ボタンちゃん

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    岡田千晶さんの描く子ども部屋が好き。ご自身はどんなお宅に住まわれているのだろう。絶対オシャレなはず。
    娘が大好きなアニメ「ドックはおもちゃドクター」に通じるものがあった。困ってる人、悲しんでいる人を励ます勇敢な女の子のストーリー。ボタンちゃんも同じ。アンナちゃんのお母さんを見習って、モノと思い出を大切にせねばならんな。と反省した。

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    2023年12月17日
  • きょうだいぎつねの コンとキン

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     兄妹ぎつねの「コン」と「キン」は、表紙のような仲良しぶりが微笑ましく、かあさんぎつねも、陰からそっと見守ることが出来る、森の中のほらあなのお家で暮らしています。

     ある日、そんなコンとキンの元に泣きながらやって来たのは、小さなうさぎで、彼らが何を聞いても泣いているばかりでしたが、やがて、かあさんぎつねの助けもあって、迷子になったことが分かり、コンとキンは、うさぎを抱っこしながら、無事お家を見つけてあげることが出来て、かあさんぎつねも、そんな親切な彼らを誇りに思っています。

     それから、あくる日、かあさんぎつねが野いちごを摘みに出掛けた後で、コンとキンの元に泣きながらやって来たのは、今度は

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    2023年11月04日
  • よるのどうぶつえん

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    8歳2ヶ月の娘
    5歳2ヶ月の息子に読み聞かせ

    くまとかライオンとかトラとか
    絶対ねずみ食べちゃうよ~~
    早く逃げてーーーー
    と思ってしまう

    こねずみの大冒険

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    2023年07月21日
  • よるのどうぶつえん

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    ネタバレ

    お母さんとはぐれてしまった小ネズミくん.お母さんを探して動物園にやってくる.夜になって,たくさんの動物たちに訪ねて回る様子が可愛い.親切なキリンさんの助けもあって,お母さんに会えて良かったね.

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    2023年05月21日
  • よるのどうぶつえん

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    「おかだこう」、「岡田千晶」夫妻、待望の最新作。

    物語はまず、木の実をたくさん集めるため、初めて訪れる森に、おかあさんとやって来た、「こねずみ」の好奇心いっぱいの目線が印象的で、カエルやカタツムリを見つめる嬉しそうな表情や、綺麗な花(たぶん千日紅)に思わず手を伸ばそうとする、けなげな可愛らしさには、こねずみの心優しい一面が表れているようで、早速、感情移入させられます。

    そんな新しい出会いに夢中になっていたら・・・
    あれ? いつの間にか、おかあさんがいなくなっていたことに気付く、こねずみ。
    空には夕暮れが漂いだして、思わず心細くなった、こねずみは、おかあさんを探すために駆け出します。

    やが

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    2023年12月20日
  • ボタンちゃん

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    ボタンちゃんをブラウスに繋ぎ留めていた糸が切れたことで思わぬ旅に出てしまうボタンちゃん。
    アンナちゃんの成長の過程のお気に入りに出会い、アンナちゃんの今を教えてあげる。
    やがてボタンちゃんも「思い出の箱」の仲間入りする。
    柔らかい絵と共にボタンちゃんによって語られるアンナちゃんの成長。
    ボタンちゃんが旅に出ているとき、ボタンホールちゃんのことをちょっぴり忘れていることはボタンちゃんの独り立ち?深読みかな。
    最後のページのガラガラの音がアンナちゃんには聞こえない、という場面はちょっぴり寂しくて、でも誇らしげに見守る「思い出箱」の仲間たちの姿だ。
    優しい気持ちになれる絵本だ。

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    2023年02月26日
  • きょうだいぎつねの コンとキン

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    7歳3ヶ月の娘
    4歳3ヶ月の息子に読み聞かせ

    コンとキン
    いいこだなあ
    かわいいなあ

    おんなのこのお父さんとお母さんも
    いい人たちで良かった

    平和な優しい世界のお話

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    2022年09月07日
  • ボタンちゃん

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    やさしくやわらかな雰囲気でした。子供が成長がはやすぎて色々なモノを捨てたし買いました。捨てずに残すととんでもない量になるんですよね。

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    2022年07月02日
  • ボタンちゃん

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    なんとなく、いつも冬になると読みたくなる絵本。

    たぶん、コートに付いてるボタンちゃん…ってことで冬を連想するのかなぁ⁇

    ボタンちゃんのなかよしは、ボタンホールちゃん
    ふたりは、いつもいっしょ。
    ボタンちゃんが ころがった先に 見つけたもの。
    そこには、忘れられた 思い出のものたち。

    ガラガラ よだれかけ ホッキョクグマ

    すべて思い出の箱へ。

    こどもの成長ってほんとうに早い‼︎

    あの頃を忘れないで…。

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    2022年02月10日