ボタンちゃん

ボタンちゃん

1,200円 (税込)

6pt

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

ボタンちゃんは、丸いお顔の女の子です。ボタンちゃんはアンナちゃんのブラウスの一番上にとまっています。ボタンちゃんの仲良しは、なんといってもボタンホールちゃんでしょう。ふたりはいつも一緒です。ところがある日、大変なことがおこりました。ボタンちゃんをとめていた糸が切れてしまい、ボタンちゃんは転がりおちてしまいました。ボタンちゃんは、子どもべやのゆかをすすんでいきます。やがてたどりついたのは、おもちゃ箱のうらがわです。するとどこからか小さな泣き声がきこえてきました。泣いていたのはガラガラです。「アンナちゃんはもう、ぼくのことなどわすれてしまったのでしょうか」というので、ボタンちゃんはガラガラをなぐさめてあげました。ふたたびボタンちゃんがころがっていくと、今度はよだれかけにあいました。『博士の愛した数式』などで人気の小川洋子初の絵本。ボタンちゃんと忘れられた「思い出たち」との心温まる物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ボタンちゃん のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ボタンちゃんは、アンナちゃんのたいせつなブラウスのいちばん上。
    ある日、なかよしのボタンホールちゃんとはなれて、たびに出ることになって・・・・。
    ++++++++++++++
    食べ物の話ではないのですが、絵がとても素敵で、思わず購入しました。
    少し大きくなって、自分で読めるようになった子どもたちに、

    0
    2019年05月05日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さん初の絵本ですって
    やっぱいいなあ
    2016課題図書(低学年)だったそうです
    特に劇的なことが起こるわけではないけれど
    子供の成長
    岡田千晶さんの絵が胸にしみました
    心がほっこりして本を閉じました

    ≪ ボタンちゃん 今はゆっくり 夢の中 ≫

    0
    2016年12月13日

    Posted by ブクログ

    ボタンちゃんとボタンホールちゃんの笑顔見れただけで幸せな気分になった。

    なんて優しい視点で書かれた絵本なんだろう*

    0
    2016年09月29日

    Posted by ブクログ

    低学年の課題図書を見ていたら、小川洋子さんの絵本が!小川洋子さんの小説が好きだけど、知らなかった…初の絵本。
    ということで、娘のためにというより自分のために即買いした絵本。

    娘に読んで聞かせてたら、最後の方でウルウルきてしまい、あやうく泣きながら読むところだった。

    小川洋子さんらしいストーリー。

    0
    2016年07月23日

    Posted by ブクログ

     平積みの課題図書を見ていて見つけました。今年の小学1,2年生の課題図書です。
     あの、小川洋子さんが絵本を?!
     「妊娠カレンダー」しか読んだことありませんが、妊婦の姉に対する、妹の毒を隠し持った視点に驚愕したのを思い出しました。
     そんな人が絵本・・・!
     興味本位で開いてみると・・・。
     引き

    0
    2016年06月11日

    Posted by ブクログ

    赤ちゃんのもちもののような、やさしい絵本。
    絵本でも、やっぱり小川洋子さんらしい丁寧な文体だと思った。

    0
    2016年05月04日

    Posted by ブクログ

    第62回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。懐かし思い出が蘇ってくるような物語です。自分の子供たちの成長の時の流れを感じながら読みました。忘れ去られてしまった物の小さな声。そこに目一杯詰まっている思い出。優しい絵と文章で綴られています。

    0
    2016年04月13日

    Posted by ブクログ

    細かいレースのついた丸襟のブラウス。
    その一番上についているまぁるいボタン。
    表紙の絵を見たとたん、あまりの可愛らしさに本を抱きしめたくなりました。
    小川洋子さん初の童話。
    だけれど、失われて戻ることのない幸せだった時間や
    失われることのない大切な思い出の記憶、
    書かれていることの根底に流れているも

    0
    2016年01月22日

    Posted by ブクログ

    知り合いにおすすめされて手に取った本。色んなものに囲まれて、アンナちゃんは大きくなっていくんだなぁ。お母さんが優しくて丁寧な人でよかった!子どもたち、この本を読んだ後はぬいぐるみにちょっと優しくなってて微笑ましかった笑

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さん初の絵本は、小説で時折見られる、妖しくも甘美な毒は無く、お子さんと親御さんに送る、やさしい物語でした。

    ただ、それでも、日の当たらなくなったものたちへの温かい眼差しには、絵本でも、やはり小川さんは小川さんだなと感じられました。

    それは、幼い頃のお子さんの成長を助けたが、やがてお役御免

    0
    2022年04月24日

ボタンちゃん の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

PHPわたしのえほん の最新刊

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す