ドンキースのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレアジア地域を中心に繰り広げられる物語のいよいよ佳境。
北朝鮮からは核兵器が出港され、テロリスト集団も首尾よく作戦を次に段階に進み始める。
おまけにタイ北部では中国マフィア同士の対立がいよいよ激しくなっていく。。
それらの動きに振り回されるアメリカ国海軍。
後手後手に回る中、思いもよらない悪夢がさらに降りかかる。
さすが元潜水艦艦長が描くだけあって、戦闘シーンや兵器の描写はとてもリアルで情景が目に浮かぶ。
ストーリーも展開が速くて良いのだが。。
さすがに設定に無理があったり、伏線が回収しきれていなかったり雑さが目立つ感じもした。
(頭がキレないテロリストが戦闘訓練を積んだ潜水艦乗組員を制 -
Posted by ブクログ
ネタバレ潜水艦と特殊部隊によるアクション小説であるハンターキラーシリーズ。
今度の舞台は極東アジアと東南アジアが舞台。
東南アジアで暗躍するイスラム過激派テロリストであるアブサヤフは核兵器を入手するため北朝鮮に接近し、費用を工面するために東南アジアを牛耳る中国系マフィアに協力する。
一方、アメリカ軍にも北朝鮮が極秘裏にロシアから核兵器が購入されたという情報がもたらされ、横須賀をベース基地とする秘密作戦が決行される。。
大きなどんでん返しなどはないが、サクサク読み進められて展開も早いのが良かった。
後半ではどのように物語が動き出すのか楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ロシア復興を信じる軍部指導者によるクーデターの計画の全容が明らかになり、命を受けたロシア海軍潜水艦が基地を出港。同時に陽動作戦として並行して計画されたアメリカ証券取引のプログラムへの操作も発動されます。
バルト海でロシア海軍潜水艦と対峙するアメリカ海軍潜水艦、ロシア大統領にまで手を伸ばすクーデター指導者と、その手から厳戒態勢のロシア海軍潜水艦基地におけるロシア大統領の救出作戦に挑むアメリカ海軍特殊部隊、そして経済テロを未然に防ごうとするプログラマーや金融関係者。複数の現場が同時に進行し、物語は一気にクライマックスへ。結末はネタバレになるので割愛しますが、よく練られたストーリーに引き込まれます。