博報堂生活総合研究所のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
博報堂生活総合研究所が、Z家族(Z世代の子どもとその親世代)を、長期時系列調査、定量調査、インタビューなどをもとに分析する。まさに私自身がこのZ家族にあたるので、納得の嵐。
「みんなやってるよ!」「みんな持ってる〜!」の、「みんな」って誰?
と、親から言われたことのある人も多いだろうが、私自身は意識して、わりと幼い頃からこの「みんな〜」は使わないようにしてきた。この「みんな」には、大いなる主観からくる思い込みがほとんどだからだ。「今どきの若者は〜」という文脈で語られる「若者」の実態を、無条件に受け入れてはいないつもりでいたけれど、やはり数字で見るとハッとさせられる。
またこれらのデータ分析を -
Posted by ブクログ
自分のZ世代の息子がとにかくよく母親とやりとり(会話、チャット)している様子に自分の若い頃と比べて違和感を感じていたのと、池上彰さんのテレビ番組で「自分の尊敬する人物は誰か」という問いで、「母親」という回答が爆増しているというのを見て何となく気になっていたところ、それに答えてくれたのが本書。帯の押見修造さんの『血の轍』を彷彿させる母と息子のイラストがありギョっとしたのだが、このギョっとしてしまう感覚こそ、「親密な母と息子」に対する、マザコン、過保護、毒親という従来のイメージなわけだが、そういうものとは全く違う、20歳過ぎても誕生プレゼントを貰ったり、息子と母親で洋服を共有したり、自分の人生に最
-
Posted by ブクログ
20歳前後のコアZ世代に、30年前(親世代)と同じ設計の調査を実施して、Z世代の価値観、人間関係のあり方等を親世代と比較する形で分析されたものになっていて、「今の若者は・・・」で揶揄されるような内容についてデータをもって検証されるようになっており、興味深いものが多かった。
最近の若者の一番のメンターは母親ということだが、確かに最近「マザコン」というワードを聴かなくなったなと思い、何でも母親に相談するのが当たり前になってきているからなのかなと納得した。
一方の父親はどんな存在になっているかというと、昔の「上から」なスタンスは立ち消え、子が自ら考え、判断できるようになるための判断材料を提示する -
Posted by ブクログ
旧Twitterの広告で知って電子で購入。
まさにZ世代の息子を持つ私としては、興味津々。
そして分かったのは、親と仲がいいのはうちだけじゃなかったという驚きの事実。
小さいころから穏やかな子で、いるんだかいないんだかわからないくらいおとなしい子だった。
特に友人トラブルもなく、成人してしまった。
しまったというのもなんだけど。
そしてそれはうちの子が特別なのかと思っていたけど、そうか、Z世代の特徴なのね!
書いてある通りの我が家の息子ですwww
そしてわたしは書いてある通り完全なるメンター母だわ。
タイトルがミスリードというか、近「すぎる」ってネガティブにとらえてる内容と思われるよね。
まあ -
Posted by ブクログ
ネタバレ親世代からしたらZ世代の若者は可哀想だと勝手に思い込んでしまっていましたがそんなことはなく、
若者は若者で非常に満足して幸福な人生を送っているということが伝わってきました。
そしてその理由が自分たちの時とは違いメンターとして信頼できる親がいて(父母のどちらかというわけでなく)、
心理的に安心できているからだというのもよく分かりました。
社会環境や文明の利器などによって我々の頃とは全く違った子供時代を過ごした若者にとって、親という存在の在り方も全然違うのだということも実感しました。
一方で高校生から保育園児まで育てる親として昔の価値観のままで接している自分もいて今時の考えに改めていかないとなとも -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!家族との関係性はZ世代の家族観と共感できるところも多かった 同じ質問を30年の時間軸でやっていて、巷で噂されることを印象論で語るんじゃなくて、ちゃんとデータで検証してるところが説得力があった それは若者だけじゃなくて親世代もそうでは?というのがいくつかあったりした
ただ正直、この手の本で若者を一緒くたにされることが不満 若者にはこう接するといい、みたいな文脈で「気さくに声をかけたり、距離を縮めたりしようとしない」とあった 精神的なつながりは不要とのこと だが自分は寧ろそういう声かけをしてほしいタイプの若者なのに主語を大きくして一括りにしないでほしい -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 消齢化の発見
第2章 消齢化の背景
第3章 消齢化の未来
第4章 有識者と考える「消齢化社会」
終章 発想転換のための8つのヒント
<内容>
「消齢化」。いわゆるジェネレーションギャップのようなものが薄れている状態。年齢によるファッション、流行、感覚の差がなくなっている状態。博報堂生活総合研究所が何十年も定点観測やアンケートを重ねた結果見えてきたものだそうで、自分も読んでいて感覚的に違和感がなかった。80、90年代の流行歌の再流行、本の帯にあるような男性ファッションの類型化など。さすが博報堂は、これについて有識者へのインタビューと、8つの提案をしている。 -
Posted by ブクログ
平成振り返る本がたくさん出版されている中、この本を選んだのはただの偶然。
たくさんのデータから「あくまで我々はこう考えますよ」というスタンスが好感を持てる。
読んでみて驚いたのが、高齢者の章にほとんど心躍らない自分。どれだけ冷たいんだよ。
実生活でもそんな感じかなぁ。「ま、勝手に元気に生きてくれ」という感覚は、ある。
同世代や子どもについては興味深く読める。
この狭い心をどうにかしたい。
【イマ・ココ・ワタシ】の充実に意識が向いてきているということだけど、どうなんだろう。
昔ながらの隣近所の付き合いは薄くなっているんだろうけど、別なつながりの形がどんどんできていて、その中でみんなで楽しむ、