博報堂生活総合研究所のレビュー一覧
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年齢による違いが消えていくと説く。確かに60歳台になってみて、昔の60歳台のおじいさんといっしょにされたくないなとか思い、読んでみる。消費者調査で、以前は年台によって差がみられた考え方が縮まってきていることを明らかにしている。確かにそうだなと思うところは実感としてもあり納得できる。Posted by ブクログ
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新しい常識とまではいかないが切り口としての消齢化という考えは面白い。
無変化の常態化、前世代退出による価値観の同質化、社会的加齢の消失→消齢化の進展
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①実年齢から実質年齢への生き方再編
②中間層中心の世界への転換
③地域同質化による地域格差の緩和
④サービスのタテ串化Posted by ブクログ -
<目次>
第1章 消齢化の発見
第2章 消齢化の背景
第3章 消齢化の未来
第4章 有識者と考える「消齢化社会」
終章 発想転換のための8つのヒント
<内容>
「消齢化」。いわゆるジェネレーションギャップのようなものが薄れている状態。年齢によるファッション、流行、感覚の差がなくなってい...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビの話題を講義ですると、最近の若者、テレビ見てないですよ、と学生に教えられたことあります。こういうことやね。夫婦は連立政権かぁ。自分がちょっと前の価値観もってることがわかった。Posted by ブクログ
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平成振り返る本がたくさん出版されている中、この本を選んだのはただの偶然。
たくさんのデータから「あくまで我々はこう考えますよ」というスタンスが好感を持てる。
読んでみて驚いたのが、高齢者の章にほとんど心躍らない自分。どれだけ冷たいんだよ。
実生活でもそんな感じかなぁ。「ま、勝手に元気に生きてくれ」...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルに興味惹かれ、読んでみた。
年代間の関心の差が小さくなっていく、データとして見ることでその実態は確かに実感できる。 面白いのは、中央に収斂する例もあり、必ずしも同質化してる訳ではないこと。 セグメンテーションが意味をなさなくなる一方、新たな需要に繋がるかもしれないという面からも、注目して見...続きを読むPosted by ブクログ -
消齢化社会の分析を通じて、年齢や性別の垣根を越えた現代消費トレンドを浮き彫りにした魅力的な本。例えば、高齢者が若者向けブランドを着用する現象や、ファッションのジェンダーレス化が顕著。これらの変化は新たな消費機会を生み出しており、老若男女問わず共通の価値観や趣味が増えていることを示している。博報堂の「...続きを読むPosted by ブクログ
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個人的には儒教的な封建主義が薄まっているので、年齢の均等化がはじまっていると思います。
見た目も若い60代がいる一方、本当に30代という体型の方もいるので、心身ともにボーダレスになっているのかもしれません。Posted by ブクログ -
平成の30年間で、人々の意識や行動、価値観はどのように変化したのか?
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平成の時代、「生活環境」には、次のような変化があった。
・平成の初期、「夫婦と子ども世帯」が全世帯の多くを占めたが、最近、「単独世帯」が最多となった。
・生涯未婚率が30年間で、男性は約20%、女性は約10...続きを読むPosted by ブクログ -
データのとり方とか、いろいろ思うところはあるのだけれど。一人で暮らせる世の中になった、というところか。Posted by ブクログ