キム・スコットのレビュー一覧

  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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     グーグルはボトムアップの企業として有名だった。若い社員が決定権を持てる企業として知られていた。グーグルでの管理職の役回りは、若手社員の邪魔をせず、手を貸すことはあっても、手や口を出しすぎないこととされていた。アップルの文化はグーグルとは正反対だと思い込んでいた。スティーブ・ジョブズが神様のようにすべてを支配し、天才的なビジョンを下々の人たちに告げ、反対など許さず、チームの尻を叩いてそのビジョンを実現させているのだと、勝手に想像していた。でも、そうではなかった。
     アップルの同僚が、スティーブと面接したときの話をしてくれた。その話はアップルの文化をよく表していた。その同僚は、スティーブに当然の

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    2023年06月04日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    真に人を導き成長させるのは「徹底的なホンネ(ラディカル・キャンダー)」であり、それをチーム・組織に行き渡らせることができるのは他ならぬ「上司」であるということが臨場感のある実体験をもって語られる。

    面白いのが、「こうすればうまくいく」という単一の方法を提示するのではなく、組織の文化やコンテクストによってもアプローチは変わってくるということを明示している点だ。
    これはGoogleとAppleという両極端な会社を経験している筆者だからこそ、説得力が生まれている。

    本書中にもあるように、私達が済む日本では「徹底的なホンネ」で語る場をつくることは決して簡単ではない。けれども、目指す価値のある場であ

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    2022年01月25日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    職場にはスーパースターもいればロックスターもいる。どちらかに寄せる必要はないが、環境や状況によって趣向が変わる可能性も考慮すべき。
    チーム作りには、徹底的な本音が大切、フィードバックはすぐに行い、時間を必ず守ることも重要。
    無駄な予定を防ぐには、各人がチーム公開のスケジュールに1人の予定、考える時間、仮の予定もいれることが大切。

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    2020年02月27日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    ネタバレ

    率直で具体的。ビジネス書に”面白かった”という感想はなじまないが読み物としても十分面白い。生き生きした人柄が伝わる訳文にも好感を持った。
    自分はこれまで”それぞれが内心でどう思っててもいいし相手さえ選べば陰口言うのもあり。大人として表向きの職場の円満さをみんなで維持することが大事”という考え方であり、その考えが急に変わることはないが(仕事がアドミニだからかもしれない)、組織運営について異なるアプローチのヒントをもらった。実践はかなり難しいけど・・・
    アップルとグーグルの社風の違いは興味深かった。

    P11 「ロックスター」とはしっかりと地に足がついていて、チームのみんなが頼りにできる岩(ロック

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    2020年01月24日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    感情労働はいい上司に必須

    上司の役割とは、結果に責任を持つこと。
    チームメンバーを導くことでしか結果は出せない。
    マネジメントの3つの責任
    1.メンバーを導く、指導=FB
    2.チームを作る、構築=一体感、適材適所、やる気の持続
    3.結果を出す

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    2025年02月08日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    英語で読んでみたい。
    シェリル・サンドバーグのエピソード、彼女から著者へのアドバイスが的確で有効だったようなので、次はシェリルの本を読んでみようと思います。
    この本は三年たったらまた読んでみよう!

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    2021年02月14日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

    購入済み

    GREAT BOSS-シリコン

    徹底的な本音で言い合うことができる信頼関係の構築することが信頼されるリーダーになる上での条件であると謳っているが、どんなときでも言いたいことを言うのではなく、仲間に対して徹底的に本音を言い合うことが最も重要で大切であるということがポイント。リーダーとしてのフレームワークを、徹底的な本音、嫌味な攻撃、過剰な配慮、摩擦の回避の四つのマトリクスで考える。ズボンのチャック空いてますよと言うくらいの気持ちで、本音を伝えきることから始め、次に「聞く、ハッキリさせる、議論する、決定する、説得する、実行する、学ぶ」のサイクルの習慣づけを行い、部下と信頼関係強化に繋げたい。

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    2020年01月07日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    成長志向の人と、安定志向の人は両方組織に必要でちゃんとそれぞれ評価しないとダメ。人生の中では成長志向の時期と安定志向の時期の両方ある。
    ってのが一番印象に残ったかな。

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    2019年08月24日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    ネタバレ

    著者はキム・スコット氏。アドセンス、ユーチューブ等でチームを率いた後、アップル大学の教員に。現在はツイッー等のアドバイザーを務める。タイトルに惹かれて購入。

    感想。
    この本のテーマ「徹底的なホンネ」は好き。同じ組織で、同じ組織目標に向かうんだから、価値観の違いはあれど、分かり合える部分が大半だと信じている。
    422ページあるが、前半200ページで満足。後半のツールやテクニックはよくわからない。


    備忘録。
    ・上司の権力の源は、権力ではなく、強い信頼関係であるべき。
    ・信頼関係を築くには、撤退的なホンネの関係を作るのが良い(本書のテーマ)。
    ・その為には、仕事上の鎧を脱ぎ捨て、相手を心から気

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    2019年06月23日
  • GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

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    シェリルサンドバーグかっこよすぎだろ…。
    タイトルや前書きは挑発的な感じも受けたが、内容は実例を豊富に交えた真面目な本。「心から相手を思いやる」×「言いにくいことを言う」の2軸4象限でコミュニケーションを可視化することが重要。

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    2019年04月04日