内村光良のレビュー一覧

  • 金メダル男

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    ネタバレ

    私は1番になりたいとあまり思わないけど、その気持ち良さを知らないからかもしれない。それと、この人ほど無欲に純粋に一等賞を目指せないというのもあるかも。無欲というと変だけど、でもそんな感じ。

    失敗を恐れず色んなことに挑戦し続ける秋田泉一が雑誌のインタビューで人生を振り返る。
    ポジティブで楽しいこういう話は本当はあまり好みじゃないんだけど、ウッチャンが笑顔で話している姿を思い浮かべると不思議と胸にストンと入りました。軽いようで深かったな。楽しかったです。

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    2017年01月14日
  • 金メダル男

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    塩尻の神童 秋田泉一 爆発寸前のマグマと化していました 盲目的かつご都合主義的な結論に辿り着いたのでした 赤川次郎 星新一 それはまさに芸術の総合格闘技 ブルース・リーのジークンドーの影響が大きかったかもしれません うつけ者 誹謗中傷 劇団和洋折衷 三々五々さんさんごご 荒唐無稽な宣言 ピューリッツァー賞 にわか戦場カメラマン 懇切丁寧 有閑ゆうかん 遠巻きに奇異なものを眺めるようにしていた野次馬 ここは私のサンクチュアリ 中庭 幾ら歳月が経過したとはいえ、高ボッチ高原秋の大声コンテスト優勝の経歴はダテではありません。温水洋一 自分の記憶が記憶し直されたりすることもある 請い願っていた たまご

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    2016年10月29日
  • 金メダル男

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    滑稽と言えなくもないけれども、ここまで一途な生き方はないのではとも感じました。
    小学生の頃に何かしらで一番を取ることは、そんなに難しいことではなくて。
    成長するにつれて、だんだん難しくなる。
    大人になると、自分が一番だと言えるものを持ってる方が珍しい。
    だからきっと妥協したり諦めたりするんだと思いますが、そこにしがみつく根性というか執念はすごい。
    とても真似はできないし、身近にいても信じて応援する自信はないなと思います。

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    2021年03月05日
  • ふたたび蝉の声

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    五十手前の役者・進。家族、兄弟、彼の家族にあった出来事、人とのつながり、大切にしたい人々、それぞれが懸命に生きる。群像小説。
    きっと自分なりの経験やら、人柄が出ているのかな。優しさ、暖かみを感じるものでした。ギスギスしたものがなくて、安心したいとき読むとより一層いいかも。つながりを大事にしたくなります。時代とともに家族の出来事を追っていったのがいいね。

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    2019年12月08日
  • ふたたび蝉の声

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    ネタバレ

    タレントさんが書く小説というのは、その方の芸風?キャラクターをよく知ってないと楽しめないのかなと思っている。なので、そんなに手を出してこなかったけど、ウッチャンはよく見る方なので(かつてあのウリナリを全部見てたという自負もあり)、どんなものなのかなーと読んでみることに。良くも悪くも、すんなりと心に入ってきて読みやすい。個人的には好きな文体でした。家族をテーマにしたエピソードには弱いので、時々しんみり。もっと印象に残るものがあってもよかったけど、自分の言葉で語れないものは無理に描かず、堅実に物語を繋ぐ力は、テレビの中で見かける落ち着いたウッチャンの雰囲気とはあってる気はする。

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    2019年06月02日
  • ふたたび蝉の声

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    売れっ子芸人の3作目となる小説。会沢家の人々を主人公に、取りまく友人・関係者を1章1章オムニバス形式で書かれた作品。昭和、平成を一生懸命に生き抜き、支え合ったそれぞれの世代の家族と人生模様を描き出す。

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    2019年05月19日
  • ふたたび蝉の声

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    ウッチャンには会った事ないけれど、人柄を反映している本だと思いました。
    小説としての体裁の話になってしまうとコメントし難い部分もあるけれど、ある家族の栄枯盛衰を美しく描いています。
    人が産まれて、成長して、悩んで、恋して、結婚したりしなかったり、子供を産んだり産まなかったり・・・。自分の中でも色々なストーリーが有って、些細だけれども歓びや悲しみが積み重なって、死によって完成する自分だけの人生がある。そんな風な当たり前の事が胸に去来する本でした。技巧を凝らした本も素敵だけれども、素のまんま切り出したものも正直悪くないと思います。僕は好きです。

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    2019年05月08日
  • 金メダル男

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    秋田泉一のファンになってしまいました。途中まではいい加減でだらしない男と思っていましたが。
    泉一の回想という形で進んでいくのですが、懐かしい時代風景と共にとっても楽しめました。

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    2017年11月07日
  • 金メダル男

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    ウッチャンナンチャンの内村さん、あんまり期待していなかったけれど
    テンポよく進むお話にぐっと引きこまれました。
    まあ、ここまで色んなことを思いつくなぁと半ば呆れながら、内村さんの引き出しの多さには圧巻。じゃないとあそこまで面白いコントできないよね。納得。

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    2017年08月23日
  • 金メダル男

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    ‹内容紹介より›
    小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。

    ーーー
    ドタバタ劇かと思っていましたが、どちらかというとハートフルコメディというか、しっとりした感じの笑いの本です。
    おなかを抱えてゲラゲラ笑う、NHKの「LIFE」を想像していましたが、少し違いました。
    主人公泉一の何事にも負けない、「七転び八起き」というかむしろ「九転十起

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    2017年07月04日
  • 金メダル男

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    ずっとウッチャンのコントを観ているかのような内容。くだらなさがたまらないです笑
    疲れた時、気分が落ち込んだ時にパッと読み返して笑う。そういう意味で大活躍しそうな本

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    2017年05月24日
  • 金メダル男

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    ▪︎あらすじ▪︎

    1964年、長野県塩尻市生まれの主人公・秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得し、中学に入る頃には「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。
    しかし、それは、"一番を目指し続ける"という波瀾に満ちた人生の始まりにすぎなかった――。
    何度失敗しても決してめげず立ち上がり、様々な一等賞にとことん全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。
    その一途な生き方を、高度経済成長からバブル崩壊を経て平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。

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    2017年05月06日
  • 金メダル男

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    内村さんファンなので楽しみにしてました。

    読み終わってとても不思議な感じでした。
    主人公自身が語ってるという形式のせいか、いろいろドラマチックな事が起こるのに淡々としてて、いい意味でぬるま湯な感じ。
    人生全て上手く行くわけじゃないし、逆に良いこともちゃんと起きる。
    そういう意味ではとてもリアルな感じがしました。
    元気付けられたわけでもないし、感動したわけでもないけど、一人の人間の人生を一緒に過ごした気になりました。

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    2016年12月14日
  • 金メダル男

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    ネタバレ

    第一章 塩尻の神童
    第二章 ミスター中庭
    第三章 大都会東京
    第四章 最良の女性
    第五章 がんばったで賞
    第六章 全力で生きていく

    一人舞台「東京オリンピック生まれの男」から、「金メダル男」と改題し映画化。
    戯曲から、脚本、小説、映画と普通とは逆の順序で出来上がった作品で、お互いの足りない所を補って、相乗効果になった作品とあとがきにあったので、舞台は終わっていてみられないけど、映画をみたらまた違って見える作品なのかなと思います。映画終わる前になんとか読み終えました。
    前編通して、真剣に一等賞を目指してるんだけど、どこかコント風というか、それが生誕から50歳ぐらいまで続くので、ちょっと天丼シー

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    2019年01月02日
  • 金メダル男

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    多才な 内村さんの フィクションのような 1冊。所々の BGMが 懐かしく、その時代を 感じました。

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    2016年09月18日
  • 金メダル男

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    お話に対して「面白い人生だろな」とは思うけど
    小説というより
    長編コントのプロットって感じ。
    内村ファンとしても
    本好きとしても
    やっぱりウッチャンには、映像分野での活躍を期待するな。

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    2016年08月12日
  • 金メダル男

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    ネタバレ

    Hey!Say!JUMPの知念侑李さんとウッチャンナンチャンの内村光良のダブル主演映画「金メダル男」の制作が始まったと知ってからずっと原作を読んでみたい!と思っていた。

    「先のことなんて誰にもわからない。ただ懸命に生きていく」、懲りない、へこたれない、あきらめない泉一の波瀾万丈、怒涛の生き様がたくましくもあり、切なくもあり。

    わたしも今日を懸命に生きるぞ!と自然、活力が湧いてくるとともに、ますます映画の公開が楽しみになった。

    知念くんが小手男爵を始め、体操部、陸上部、卓球部での泉一の姿をどう演じるのか、とりわけ、田原俊彦の『哀愁でいと』のものまねや、ミスター中庭『表現部』を創設した泉一が

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    2016年07月11日