内村光良のレビュー一覧
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塩尻の神童 秋田泉一 爆発寸前のマグマと化していました 盲目的かつご都合主義的な結論に辿り着いたのでした 赤川次郎 星新一 それはまさに芸術の総合格闘技 ブルース・リーのジークンドーの影響が大きかったかもしれません うつけ者 誹謗中傷 劇団和洋折衷 三々五々さんさんごご 荒唐無稽な宣言 ピューリッツァー賞 にわか戦場カメラマン 懇切丁寧 有閑ゆうかん 遠巻きに奇異なものを眺めるようにしていた野次馬 ここは私のサンクチュアリ 中庭 幾ら歳月が経過したとはいえ、高ボッチ高原秋の大声コンテスト優勝の経歴はダテではありません。温水洋一 自分の記憶が記憶し直されたりすることもある 請い願っていた たまご
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ネタバレタレントさんが書く小説というのは、その方の芸風?キャラクターをよく知ってないと楽しめないのかなと思っている。なので、そんなに手を出してこなかったけど、ウッチャンはよく見る方なので(かつてあのウリナリを全部見てたという自負もあり)、どんなものなのかなーと読んでみることに。良くも悪くも、すんなりと心に入ってきて読みやすい。個人的には好きな文体でした。家族をテーマにしたエピソードには弱いので、時々しんみり。もっと印象に残るものがあってもよかったけど、自分の言葉で語れないものは無理に描かず、堅実に物語を繋ぐ力は、テレビの中で見かける落ち着いたウッチャンの雰囲気とはあってる気はする。
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ウッチャンには会った事ないけれど、人柄を反映している本だと思いました。
小説としての体裁の話になってしまうとコメントし難い部分もあるけれど、ある家族の栄枯盛衰を美しく描いています。
人が産まれて、成長して、悩んで、恋して、結婚したりしなかったり、子供を産んだり産まなかったり・・・。自分の中でも色々なストーリーが有って、些細だけれども歓びや悲しみが積み重なって、死によって完成する自分だけの人生がある。そんな風な当たり前の事が胸に去来する本でした。技巧を凝らした本も素敵だけれども、素のまんま切り出したものも正直悪くないと思います。僕は好きです。 -
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‹内容紹介より›
小学校の徒競走での一等賞をきっかけに始まった「常に一番を目指す」男、秋田泉一。何度失敗しても立ち上がり、あくなき挑戦を続け、思いがけぬチャンスをつかんでいく。その一途な生き方を、高度経済成長期からバブル崩壊を経て平成の今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描くエンタメストーリー。
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ドタバタ劇かと思っていましたが、どちらかというとハートフルコメディというか、しっとりした感じの笑いの本です。
おなかを抱えてゲラゲラ笑う、NHKの「LIFE」を想像していましたが、少し違いました。
主人公泉一の何事にも負けない、「七転び八起き」というかむしろ「九転十起 -
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ネタバレ第一章 塩尻の神童
第二章 ミスター中庭
第三章 大都会東京
第四章 最良の女性
第五章 がんばったで賞
第六章 全力で生きていく
一人舞台「東京オリンピック生まれの男」から、「金メダル男」と改題し映画化。
戯曲から、脚本、小説、映画と普通とは逆の順序で出来上がった作品で、お互いの足りない所を補って、相乗効果になった作品とあとがきにあったので、舞台は終わっていてみられないけど、映画をみたらまた違って見える作品なのかなと思います。映画終わる前になんとか読み終えました。
前編通して、真剣に一等賞を目指してるんだけど、どこかコント風というか、それが生誕から50歳ぐらいまで続くので、ちょっと天丼シー -
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ネタバレHey!Say!JUMPの知念侑李さんとウッチャンナンチャンの内村光良のダブル主演映画「金メダル男」の制作が始まったと知ってからずっと原作を読んでみたい!と思っていた。
「先のことなんて誰にもわからない。ただ懸命に生きていく」、懲りない、へこたれない、あきらめない泉一の波瀾万丈、怒涛の生き様がたくましくもあり、切なくもあり。
わたしも今日を懸命に生きるぞ!と自然、活力が湧いてくるとともに、ますます映画の公開が楽しみになった。
知念くんが小手男爵を始め、体操部、陸上部、卓球部での泉一の姿をどう演じるのか、とりわけ、田原俊彦の『哀愁でいと』のものまねや、ミスター中庭『表現部』を創設した泉一が