木本正次のレビュー一覧

  • 黒部の太陽

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    ”「順ちゃん、看病もろくにしてやれなくて、済まなかった。でもお父さんは……順ちゃんのおかげでトンネルが出来上がったんだよ。アルプスの山の真下を抜いてねえ……」”
    戦後の電力需要が急激に増加している日本において、黒部ダムの建設は必須であった。本書はそんな黒部ダム建設に命をかけて挑む男たちの戦いの物語である。当時513億円、7年の後期をかけて作られた黒部ダムには数々のドラマが存在する。
    本書を読めば黒部観光に行きたくなる。

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    2024年10月23日
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録

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    『海賊とよばれた男』百田尚樹著が面白かったので、政治家名はそのまま本物が使われてたけど、ご本人の言葉や実際の会社名、人物名が知りたくなって…。

    あの会社が意地悪してたのかぁ!などなど、出光ワールドに完全にドはまりましたw

    「次に転職考えるなら出光だなぁ」とか、妄想も楽しい♪w

    まぁ、あまりのスケールの大きさに、自分の人生の参考になるかは別として。

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    2015年03月21日
  • 黒部の太陽

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    黒部ダム建設の苦闘を描き切る感動作。登場人物の内面にまで踏み込んだ描写は深く静かな感動を残す。これは読むべき本ですね。

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    2014年07月30日
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録

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    『海賊とよばれた男』の主人公・国岡鐵造のモデルとなった人物、
    出光興産の創始者、出光佐三氏についての一冊。

    タイトルには「語録」とありますが、発せられた状況も一緒に描かれています。
    それだけに、足跡を追体験できるような感覚にも包まれました。

     「生産者と消費者の中間に立って、これを直結して双方の利益を考える、
      配給者としての商人だけが残る」

    元は30年前に書かれたものですが、決して古びていない内容で、
    今でも、、いや今だからこそ、大事にしたいモノをたくさん受取った気がします。

     「黄金の奴隷になるな」

    『海賊と~』にハマった方であれば、同じようにのめりこめる一冊かと。
    そして百田

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    2013年03月27日
  • 黒部の太陽

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    あの「クロヨン・ダム」を描いた「黒部の太陽」を読みました。ホントは石原裕次郎の映画を見たかったのですが、DVDを買おうとするとボックスセットしかなかったのでとりあえず原作を読みました。
    とっても面白かったです。原作は昭和39年に書かれた新聞小説とのことですが、その前年に7年の歳月をかけて完成した黒部ダム建設工事の苦労を書かれたわけですから、当時はたいへんな注目を集めたのではないでしょうか。
    当時の熱気がそのまま伝わってくるような文章で一気に読んでしまいました。
    books169

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    2012年08月14日
  • 黒部の太陽

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     トンネル工事ってすげー
    けどこれドラマとか映画にして面白いんだろうか?記録映画的なほうが面白いんじゃ?
    と思わないでもない

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    2011年08月11日
  • 黒部の太陽

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    心がアツい、の言葉に尽きる
    土木技術者、従事者の熱意と、その誇りを強く感じることができ、感動した。
    土木やトンネルについて、より詳しく知りたいと思えた。
    高熱隧道も早く読みたいと思う。

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    2025年09月19日
  • 黒部の太陽

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    木本正次が1964年に毎日新聞に連載した小説。世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘、特にトンネル工事を描いた作品。本作は石原裕次郎主演で映画化されました。また、本作の舞台となった黒部ダムの難工事はプロジェクトXなどで広く知られています。終戦から約10年で、こういった大規模なプロジェクトを開始出来たことが凄い。また、当時の技術力の高さ、プロジェクトに参加した人々の熱量を感じることが出来ます。実際に大町から黒部ダムへ向かう際には、本作で描かれるトンネルを通るので、本作を読んでから行く事をおすすめします。

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    2024年08月02日
  • comic J・F・ケネディ1

    購入済み

    若き日のケネディ

    有名なアメリカ大統領のひとり、ケネディの物語。第二次世界大戦の描写などもあり、ケネディの生い立ちを知るいいきっかけになるのでは。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #深い

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    2023年06月05日
  • 黒部の太陽

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    黒部の太陽

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    初版が昭和39年です。
    一度、廃刊になって、その後、復刊となりました。
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    【後書き】
    著者が振り返っています。
    著者が畏友とする司馬遼太郎氏の祝辞です。

    「文学にはすべて原典というものがある。原典を書くということは文学者すべての念願なのだが、木本氏 はそれを本書で果たされた。二〇世紀の神話と謳われる黒四の工事については、後世いろんな文学作品や 著述が生まれるだろうが、その原典として、その人たちは本書を必ずひもとかねばならない。同じ文学の 道にたずさわるものとして、まことにうらやましい限りである」

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    【黒

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    2022年06月18日
  • 黒部の太陽

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    利益をただ追求するのではなく、日本の発展のために、会社全体で困難な工事に取り組む姿に感銘を受けた。命懸けで頑張ってくれた人がいたからこそ、今の日本があるのだと知った。

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    2022年04月26日
  • 黒部の太陽

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    自分のためじゃなく大きなものに突き動かされて、全力どころか2000%の力をもって成し遂げる、漢たちの仕事、ザ昭和である。こんな情熱を傾けられる仕事すごい。。黒部また行きたいなぁ、今度は破砕帯の意味をわかって通り抜けることができるわ。当時は何なんだかよくわからなかったから。その場でパネルを読んでも分かった気にもなれないね。観光として大繁盛の黒部ダムはこんな人々の魂と情熱とによって出来ていたんだなと。

    高熱隧道との対比でこちらは読みやすい。人間のうごめく感情とかはなく、真っ当なドラマ、どなたかの言葉を借りれば人間讃歌。衝撃度では高熱隧道。

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    2021年11月16日
  • 黒部の太陽

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    黒部第4ダム(クロヨンダム)の建設工事のドキュメント。映画にもなっているんですよね。困難を乗り越えてダム完成に至るまでが、建設作業員が抱えるプライベートでの困難とともに語られる。第3ダム建設を扱った「高熱隧道」(吉村昭)とともに、ダム建設の様子を今に伝える作品。「高熱隧道」は、吉村昭の筆の力によって、よりドラマチックな作品になっていますが、こちらもドキュメントとしては貴重な作品といえるのではないでしょうか。

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    2018年05月27日
  • 黒部の太陽

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    1956年、高度経済成長期の日本の電力需要を賄うために黒部渓谷という魔境で巨大ダム建設に関わった人びとの記録。常に死と隣り合わせの過酷な現場で、家族をも犠牲にし、困難に立ち向かった延べ一千万人の人びと。

    東日本大震災で、あらためて知った電気の有り難さ。こうした人びとに支えられ、我々の便利な暮らしが成り立っていることを忘れてはならない。

    この文庫は、信濃毎日新聞社が出版しており、自分が手にしているのは第20刷である。

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    2014年07月17日
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録

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    骨太の信念と、それを実現させる不屈の精神。
    ここまでの大物の語録を読むと、出光佐三のようになりたいと思うより、この人の下で薫陶を受けたいと考えてしまう。
    そんな小者の自分に気付く。

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    2013年07月11日
  • 士魂商才の経営者 出光佐三語録

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    「海賊とよばれた男」がいかに実話に基づいていたか分かる。
    いい意味で「まんま」だった。
    ここまで波瀾に満ちた人生ってすごい。
    に、しても「海賊…」と出会わなければ、この本にも、出光佐三という人にも出会わなかった。 本との出会いは世界を広げてくれるなぁ…。

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    2013年02月21日
  • 黒部の太陽

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    「高熱隧道」を読んだ後に本書「黒部の太陽」を読んだ。高熱隧道の方が、読んでいて引き込まれる作品だったので、本書は星3つ。
    ※映画(黒部の太陽)は見てない。

    今や、立山アルペンルートには、誰でも気軽にアクセスできるし、ダムを見に行く観光客でいつも賑やかだ。
    難航時に向き合った先人達がいることを肝に銘じたい。

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    2022年11月13日
  • 黒部の太陽

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    黒部渓谷に黒部ダムを建設するまでの苦闘と決死の作業についてまとめられたノンフィクション小説。
    竣工から建設まで7年の月日が経っているがこの本ではダムを造るための初めの1、2年に焦点が置かれていてトンネルを通す際に障害となった破砕帯を約7か月かけてどうにか切り抜けるところがこの物語における中心となっている。
    どれだけの人が動き、その間に幾人もの方々が犠牲になっていることを話を通じて知ることができたのはよかった。

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    2021年08月01日
  • 黒部の太陽

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    古い時代に書かれた本だし、黒四ダム・発電所工事の全貌を知るには適切な本だと思うのだが、どうにも中途半端な書きぶりだ。関係各社の幹部たちの立派さは否定しないが、せめて、下っ端の労務者のインタビューを行って反映するとかぐらいした方が良かったのではないか?

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    2018年08月24日
  • 黒部の太陽

    購入済み

    黒部ダムの偉大さ

    黒部ダム建設が大変だったことは知っていますが、具体的な状況や当時の雰囲気が知りたくて購入しました。
    当時の大変さが伝わる良い作品でしたが、小説としてはまあまあかな…

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    2020年03月19日