「「良心」も「運命」も「批判」も、言葉となって初めて存在する。」
文章を書く方法について著者の経験をもとに書かれた本。
文章は思想と密接な関係にあり、誰かの文章を模範にするのはその人の思想の受容になる。
そして、言葉の定義は大切だ。なぜなら、お互いが同じ言葉を同じ意味で使っているとは限らないから
...続きを読むである。抽象的な話は、相手方もその抽象的な話についてくることができる知的さを要求する。
“が”はつかいやすい言葉である。だからこそ、“が”を使わずに文章を構築する努める必要がある。
読んでいて文章を作る際に参考になる本であった。