日端康雄のレビュー一覧

  • 都市計画の世界史

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    この本は,文明が築かれた紀元前から現代までの世界の都市計画の変遷を紹介している.1城壁の都市,2格子割の都市,3バロックの都市,4社会改良主義の都市,5近代都市計画制度の都市,6メトロポリスとメガロポリスと6つの都市構造ごとにまとめられており,本来であるならば,1つの都市構造だけで10冊の本が書けるくらい大ボリュームの内容を都市構造の背景,内容,事例をサラッとまとめて1冊にしてくれているので,非常に読みやすいし理解しやすい.都市計画を学び始めたい!という人にはぜひ初めに読んでほしい1冊.

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    2025年06月13日
  • 都市計画の世界史

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    ネタバレ

    四大河川流域の都市から始めているところがよい。
    四大文明を都市との関係で捉えると,1000年,2000年単位で物が考えられるようになる。

    アメリカのような新興国とは違い,
    印度,中国は何千年の歴史がある。

    印度,中国から学ぶことは多いはず。
    水が大きな意味を持っていることがわかる。

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    2012年10月16日
  • 都市計画の世界史

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    間違いなく良書。素敵な本です。
    都市計画理論の大御所日端康雄さんが書かれた本。日笠先生の弟子らしいです。
    世界都市計画史ならこの一冊だけで十分。教科書にしてもいいくらいのボリュームですし、内容もすごく分かりやすく解説されています。本当にうまくまとまってると思います。
    ところどころ抜けているところもあるのが残念ですが。(ソリア・イ・マタ「線形都市」等…。)

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    2010年07月04日
  • 都市計画の世界史

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    厳密に言えば、地理学とか建築学寄りの内容なのだろうけれども・・・

    西洋古代の都市計画という項目に主に注目して購入した本であったのだが、中世・近現代についても興味深いことばかりであった。また、「世界史」というと受験科目の感覚で日本史以外のイメージがあるが、ちゃんと日本の都市計画の歴史についてもしっかり書かれている。全世界比較都市史概説と言ったところだろうか(いわゆる大都市を中心に扱っている)。

    都市計画というものがその当時の政治・社会・思想・価値観といったものをかなり反映しているものだということを認識した。街のつくりというものからも当時の社会情勢などもわかってしまうということは歴史を研究しよ

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    2009年10月04日
  • 都市計画の世界史

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    古代の城塞都市から現代のメガロポリスまで古今東西の都市の発展、都市計画について網羅的に述べられている。固有名詞が複数出てくる点が難点だが、東京など身近な都市を中心に読むと、より街に対する愛着や、街歩きの楽しみにつながると感じた。

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    2025年08月10日
  • 都市計画の世界史

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    都市計画の歴史を網羅している本は中々ない為、本書を読むのが一番良いと思います。

    特にその都市に作られた建物と、都市の具体的な形状を平面図に沿って書かれているため理解しやすい内容で試験勉強にもってこいでした。紀元前から近代までの都市をこの一冊で俯瞰できるので便利です。

    如何に現在の都市が過去の都市の形状を踏襲し、試行錯誤した上で形成されているのか詳しく知る事ができるので、建築学生なら一度は読む事をお勧めします。

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    2019年03月15日
  • 都市計画の世界史

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    “自然は神が創り、都市は人間が造った。” 古代帝国時代、封建社会、産業革命時期など、歴史の背景とその時代の地図を合わせて読むと、街がなんと面白く見える事か。 建築・都市開発の知識が無くても読み易く、史跡巡りの旅に行きたくなる一冊。

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    2016年02月28日
  • アメリカの都市再開発 : コミュニティ開発、活性化、都心再生のまちづくり

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    不動産投資について、アセットマネジメントはかなり勉強したと感じたのと、Risk, Ruin & Richesを読んでアメリカにおける不動産開発のダイナミズムに惹かれ、読んでみた。
    全米をメジャーな都市ごとに分け、それぞれの都市開発について、プレーヤー、プロセスともに地図と写真が多用して説明されてあり、大変面白い。
    ただ、都市開発のストーリーとは言っても、やはり訪れたことのない都市について読んでみても根本的に理解し、開発のストーリーを思い描くのは難しく・・・訪れたことのない都市は飛ばし読みしたので、結構速く読み終えてしまった。

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    2011年08月04日
  • 都市計画の世界史

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    [ 内容 ]
    人類が都市にこめた思想と知恵に迫る。
    古代エジプト、メソポタミアの都市から現代の巨大都市まで。
    「自然は神が創り、都市は人間が造った」。
    人類が都市に注ぎ込んできた思想と技術の軌跡を見直し、現代に生かせる知恵を探る。

    [ 目次 ]
    第1章 城壁の都市
    第2章 都市施設と都市住居
    第3章 格子割の都市
    第4章 バロックの都市
    第5章 社会改良主義の都市
    第6章 近代都市計画制度の都市
    第7章 メトロポリスとメガロポリス

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆

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    2010年11月20日
  • 都市計画の世界史

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    近代都市計画以前、というか、そもそも世界4大文明まで遡って都市の歴史をまとめているところがおもしろい。主なトピックとしては、グリット型都市と城郭型都市のおこりや、両都市の歴史的文脈の差異、現在の状況など、なかなかに興味をそそる一冊。「都市計画の世界史」っていうタイトルも、比較文化的なニュアンスがあっていい。終章の法定都市計画の国際比較は、代表的な事例を歴史的にまとめてあるので、固い話がけっこう面白くよめる。これをざっと読めば「自分の断片的な知識を時間の流れのもとに整理できたような錯覚!」を味わえます。

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    2009年10月04日
  • 都市計画の世界史

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    タイトルそのまま過不足ない内容。ちょっと味気ない気もするけど、概説の新書にそっち求め過ぎてもおかしくなるしな…勝手なイメージで「都市計画」って産業革命以降くらいかと思ってたらギリシアだエジプトだから始まってちょっとビックリ。

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    2021年10月09日
  • 都市計画の世界史

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     メソポタミアから近代までの都市がどのように作られていったのかを俯瞰している。大学の講義を元にしたものなので、前提となる建築や歴史に関する知識の解説はほとんど無いので少々読みづらいが、図を追っていくだけでもどのような変遷をたどっていったのかを窺い知ることができる。
     古代においては生活圏の確保、あるいは宗教的な価値観を基にした都市設計がなされていたのに対し、中世以降は文化、デザイン性が求められ、さらに近代では思想がその基になっていたり、田園都市のような社会実験の側面を持ち始めるのが面白い。生存がある程度保証されたからこそ都市計画に文化や思想が求められるようになっていったのであろうということが、

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    2013年12月31日
  • 都市計画の世界史

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    教科書的、都市計画の世界史が時系列に連連と書かれている。
    少しかたい、図や写真があればもう少し理解しやすかった。

    P54 ルネッサンス理想都市の特徴
     ①空間が人間的スケールであること
     ②城壁に囲われることで、空間の領域、境界がはっきり決められ、人々の意識に地域性の感覚が植え付けられていること=「場の感覚(場所性)」
     ③都市の中心には必ず広場があって、そこで人々は交流し、心からくつろぐことができること
    P191 バロックの都市デザインの特徴
     ①建築的閉鎖型広場(中世:建物の壁で囲まれていた)→開放型広場
      →中世広場には独特の囲み感があっ感覚を生み出すモジュールが存在することが研究さ

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    2012年02月19日
  • ヨーロッパの都市再開発 : 伝統と創造 人間尊重のまちづくりへの手引き

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    『アメリカの都市再開発―コミュニティ開発、活性化、都心再生のまちづくり』文中にて、著者の前作として紹介されていた。
    かなり詳しく現地調査がなされたのを元に生み出された秀逸な著作ではあるが、内容が専門的すぎるのと、行ったことのない都市の部分は読み飛ばしたので、あまり自分にはそぐわない本だった。

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    2011年08月12日
  • 都市計画の世界史

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    タイトルにある都市計画というよりは、都市の在り方などもっと広いものを扱っている。時代は古代から近現代まで。新書にしては、やや網羅的なきらいがあった。

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    2011年07月10日
  • 都市計画の世界史

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    世界史の知識が背景にいる気がした。
    なんで、ちょっとわからないことが
    あったので、これもまた読もうと思う。

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    2009年10月04日