木澤佐登志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とりあえず、言葉が難しい
著者の知識量は素晴らしい
もっと知りたい、とおもえるけど
もう少しわかりやすい言葉を使って欲しかった
サルベージ、オルタナティブ、パラフレーズ
ジャンクヤード、プリシェヴィズムなどなど
初めから???な単語の連発で
わからないところをすっ飛ばして読んでも
興味深い内容だったので、もう少しわかりやすく書いて欲しかったと思います。
なので、感想としては、難しい、、、
けどへーなるほどーな感じです。
ちょっと眉唾的な笑
笑えるとこもあります。
すっ飛ばしつつ読んだ、SF初心者の感想として
多くの今までの文化、社会の中で、哲学者や、歴史に名を残すような人が、
本気でそう思ってるの?
本気でそんな世界を信じてるの?
って思うような主張をし、
そこに、社会の流れがついてきて、
思想がうまれてきた、
本当にどこまでが事実なの?
SF小説なのー?と思う事実を知り、
驚きました。
馬鹿げてるってことは世の中にないんだわー
そして、
SFが事実に基づく背景の上に描かれてるからこそ、
SF小説の中に、現在や、ほんの少し先の未来を想像し、
それぞれ読む人の価値観で作り上げられる、
新しい世界、社会を自分で空想し、創っている、
それがSFの読むのが楽しい理由のひとつなのかなー
と思います。
そこから、信念を持って、何かに突き進む
人たち、イーロンマスクみたいな、、、
ひともでてくるわけだし。
また、
どんな時代や社会、環境に生きた著者がかいた本かって
いうところも、結構影響してるんだなーと
つくづく感じました。
それでも、名作と言われる本が時代、場所をこえて
名作になるには、人間の共通の何かが
あるんだと思います。
いろんな思想や、やり方、あると思いますが
それが、誰もが幸せになるような何かで
そこに誰もが憧れ、願い、向かっていると
信じたいです。 -
Posted by ブクログ
45歳の自分よりもっと若い人向けの内容との印象を持った。話者たちも自分より一回り以上年下の方たちだし。ブックガイドとしては文藝2021年春号の同会による「精神と身体改造のための闇のブックガイド」の方が有用だった。
第一部のダークウェブ、管理国家、あとは映画『ジョーカー』に関しての雑談が面白かった。進むにつれ観念的なテーマになっていきついていけないので流し読みに。反出生主義やセクシャリティは自分には難解、それに対しての意見もとくにない…。
通常の自己啓発が、「社会にとって都合のいい人形」に自身を改変していくことではないか? との疑義は示唆に富む。社会や政治に問題があるのにそれをいわば自己責任的に解決するための手段としての自己啓発、ライフハックという面。
それに対して徹底的に「個」「自己」であり続けるための、世間を変革するための、「常識」や大きな存在に対抗するための読書(会)=闇の自己啓発。
本書を読んで思った点は二つ。
一つは読書の重要性。反出生主義の章で話者の一人が、「生まれてこなければよかった」へのアンサーとして「もっと本を読むべきなんだ」と発言する場面は感動的ですらある。
もう一つは他者の存在。読書会でなくてもいい、ワイン飲んでメシ食うだけの集まりでもいいから、どこか根っこの部分で通じ合う他者と顔を合わせ会話する、意見交換する、のは社会への違和や生きづらさに対する対処になりうる。なんでもそうだが(仕事でも)一人でできることはストレスフリーという長所があるもののやはり限界があるとの思いを強くした。本書も複数人だからこそ会話が深まっていった面がある。
それにしても自分は、独身中年であるにも関わらず生きづらさをあまり感じず生きているのを本書を読んで自覚した。世の中がひとりものに対して寛容になってきているのもあるだろうが、生きづらさって加齢とともに感じなくなっていくところもある。歳をとると鈍感力が増すから。なぜ若い頃はあんなに他者を過敏に意識していたのだろう、と我ながら不思議になる。それこそ洗濯物干すのにだって下着を見られたくないとか考えて干してた。今は何とも思わない、誰がおっさんの洗濯物なんか気にするかよって思う。
人はどうでもいい他人のことなんて全然見ていない。俺だって見ていない。そのことを知識としてではなく感覚として身につけるにつれ生きるのが楽になっていった。それは生きていく過程で身につけたもの。生きづらさに対する答えのひとつは、だから生きていけ、じゃないかと中年の今は思う。問題の根本解決はしないかもしれないが問題が深刻でなくなるケースはありうる。付き合い方も上手くなる。