富田武のレビュー一覧

  • シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像

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    シベリア抑留
    スターリン独裁下、「収容所群島」の実像
    著:富田 武
    中公新書 2411

    シベリア抑留とは、日本人だけではなかった。戦争中に捕虜となったドイツ兵をシベリアで強制労働させていた

    日本軍の捕虜が、戦後捕虜であったのに比べて、ドイツおよび同盟軍の捕虜は、戦時捕虜であった

    ドイツ、ポーランドの強制収容所におくられたソ連人捕虜は最も悲惨な最期をとげた
    2万を超える捕虜は、1941年のうちに1万8千人が銃殺され、解放まで生き残ったのは、2500人だった

    逆に無条件降伏時のドイツ人捕虜は、180万5300人
    1943年時点では、ドイツ人捕虜の死亡率は、52.5% 食糧、衣服、医薬品が不

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    2024年07月31日
  • ものがたり戦後史 ――「歴史総合」入門講義

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    高校で世界史・日本史を中途半端にしか履修していない(世界史B・日本史Aを留学までの3ヶ月)わたしでも、すらすら読めた!戦後〜平成終末までの世界・日本の主な出来事や、総理の遂行したこと、安保の問題、SDGsまで、経緯なども大変わかりやすかった。たぶんもっと深く掘ることはできるだろうが、歴史総合に合わせた内容になっており、誰にでも大変わかりやすい仕上がりに。学び直しをしたい大人にもおすすめ!

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    2023年12月04日
  • ものがたり戦後史 ――「歴史総合」入門講義

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    <目次>
    第1章  第二次大戦と日本の敗戦
    第2章  占領下改革と新憲法
    第3章  戦後復興と朝鮮戦争
    第4章  日本の独立と五五年体制成立
    第5章  安保闘争から高度成長へ
    第6章  ベトナム戦争と世界
    第7章  高度成長の矛盾と石油危機
    第8章  七〇年代のヨーロッパ
    第9章  七〇年代のアジアと日本
    第10章  イスラム勢力の台頭
    第11章  新自由主義と日本の大国化
    第12章  ペレストロイカと冷戦終結
    第13章  中国の改革・開放と東アジア
    第14章  ポスト冷戦の日本
    第15章  二一世紀に入って

    <内容>
    「歴史総合」入門と銘打っているように、戦後史を日本を基軸に世界史とつなげ

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    2022年04月06日
  • シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像

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    「収容所列島」との関連性、ドイツ人捕虜達との比較。新しい視点が盛り込まれているが、資料として読んだためか、情報過多に感じた。

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    2018年12月07日
  • シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像

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    第二次世界大戦後に主に満州から連行された日本人に関する内容だけでなく、同じ敗戦国だったドイツ人、ドイツとソ連赤軍双方から占領されたポーランド人、またはドイツによって捕虜にされたソ連赤軍の状況など、総合的に解説された著書。
    客観的に理解を深めることができました。

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    2017年05月13日
  • ものがたり戦後史 ――「歴史総合」入門講義

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    今度「歴史総合」って科目が誕生するらしい。著者の意気込みとしてはそのベースにもなるものとして執筆したのだそうだ。1945年以降に対象を絞っていること以上に、自分が過ごしてきた時代を、歴史として記述するとこうなるのかと思いながら読んだ。しっくり来ないねぇ。紙幅の制約もあるとはいえ、どうにも上っ面を撫でているようで「そうじゃないだろう」と突っ込みたくなる。何より政治と経済しか記述していない。文化や風俗は(もちろん著者の専門外だからなんだろうけど)一顧だにされていない。これでは「総合」でもなんでもないだろうに。

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    2022年03月26日