上杉周作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界のことをこんなにも知らない自分 冒頭でいきなり「どれだけ世界のことを知っているか」のクイズが出される。ほとんど3択問題で「世界の平均寿命はどれくらい」等の単純なクイズだが、自分も全世界のことを聞かれると相当難しく感じたし、イメージで答えると殆ど不正解であった。何故そうなるのか?そこには10の思い込みがあるからだと作者は指摘する。
分断化、ネガティブ化、直線化、恐怖化、過大視化、パターン化、宿命化、単純化、犯人探し化、焦り、これらによる思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る必要性を説く本書の内容は、非常にわかり易く説得力を持つものだ。
そしてその考え方に共感を覚えるのは、その背後に -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・事実に基づくデータから「正解を正しく見る習慣」
・ようするに、古い価値観や人間の先入観、メディアなどの偏った情報や印象操作に踊らされて、世界を間違ったままの認識でいることに対して警告し、現実を正しく知ろうということ。
・そして、正しく知ることで、自分の行動を変え、よりよい正解にするための正しい行動を取れるようになりましょうということだと解釈した。
・世界の所得レベルを、先進国と途上国の2つに分けるのがよくない。
・4つのレベルに理由、我々レベル4の人間は想像しにくいが1と2、2と3の間にも大きな隔たりがあることを知る。
・10のファクトフルネス
①分断本能→大半の人がどこにいるかを探そう
② -
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Posted by ブクログ
ネタバレ世界を渡り歩いた医師であり公衆衛生の専門家である著者ら家族3人が、世界のたくさんの人々が事実を誤解しているということで、「事実に基づく世界の見方」を教えてくれる本。
世界を誤解する原因は、分断本能やネガティブ本能等10の本能があるから。
これらの本能を抑えて、世界を正しく見よう、それがファクトフルネス。
政治についてこれまで関心が無かった私。偶然にも選挙期間中に読んだので、政治について、フェイクニュースや偏向報道等が横行するこの世の中で、何を信じていいのか等を考えさせられた。
そして、ステレオタイプをやめて、色んな視点で世界を理解してみようと思った。 -
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購入済み
世界を見る
翻訳なのか元々の文章がそうなのか、読みにくさを感じてしまった。
だが、知識のアップデート、特に世界の途上国に対する考えが学校教育の頃から更新されていなかったと気付く本。
世界は先進国と途上国だけでなく、動き続け良い方向へと進み続けていると教えてくれる。
定期的に読み返しデータを見る時は常に参考にしたいと思う。