杉山大志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「脱炭素」の裏では、FIT制度による電力価格の高騰、都合の良いデータのチューニング等良くない話がたくさんある。
経済成長と環境問題の解決の両立を本気で図るのなら、筆者の言うように「日本の持っている本当に環境に良い発電技術を世界に売る」といった上げ潮シナリオが良い策だと思うそして、そのためにはコストが下がるようイノベーションが生まれやすい環境を作るのが重要なので、政府は減税等や基礎研究・教育支援の方にお金を回す必要があると思うのだが、、、利権構造もかなり絡んでそうなので一筋縄ではいかないのかなと思った。
本書は初心者向けになるべく表やグラフを用いずに解説してくれてわかりやすかった。次のレベルに行くために、もっと一次データを見ることができる本を読みたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本は、世界の温室効果ガス排出量の2%を占めるに過ぎない。米国の割合は13%。
効率の改善は、節約の減少につながる。確実な方法は法規制か値上げだけ。
プランBの選択=太陽放射管理、大気中からCO2を補足する技術、適応。
事態をじっくり見届けるのは、優柔不断ではなく現実的、慎重。適応や地球工学を選択肢とする。
温暖化の科学は決着していない。パラメーターのチューニングでどうにでも捏造できる。
もともと気候変動は自然変動が大きい。
自然災害は増えていない。
数値モデルは誤差が大きい。
大規模な削減は現実的ではなく、自然災害への対応のほうが効果的である。
202212再読
アルベドの変動のモデリングは不確実なら、どうして温室効果ガスのモデリングが確実なのか。
温暖化しているのは事実だが、二酸化炭素の効果といえるか。
竜巻は穏やかになって数が増えている。
洪水、干ばつ、山火事の発生は、通信手段が増えているため知りやすくなる。だからといって気候変動の更なる証拠ではない。
海面上昇は上昇しているが、スピードは変動している。今もスピードは上昇しているが、1925年から1945年のほうが早かった。
海面上昇は遅れてやってくるため、すぐにCO2の排出をやめても上昇し続ける。
気候変動は経済にマイナスだが、微々たるもの。途上国への影響は貧困のほうが大きい。
CO2の排出ゼロは2050年は不可能。主な対応策は適応。
毎年使われる2億トンの植物油をすべて加工しても、世界のディーゼル需要の1日分しかまかなえない。
エネルギー使用の効率化は排出量の削減ではなく節約の減少につながる。
プランBは、削減への努力を裏切るもの、ではない。
反射率を高める=アルベドを増大させる。成層圏に煙霧をつくる。1~2年で降下するので絶えず補充する必要がある。しばらくは温暖海上によくない副作用が続くかもしれない。
CO2を捕捉することは難しくない。規模とコストが問題。捉えたCO2をどうするか、も問題。使い道がないので海か地下に埋めるしかない。
適応は不可知論的。今まで人間は気候変動に対応してきた。 -
Posted by ブクログ
強制労働で生産される太陽光パネル。野鳥や魚の犠牲を強いる洋上風力。急ぎ過ぎた脱炭素は人権を蹂躙し環境を破壊する。産業革命後の気温上昇は0.8度。Co2の寄与度は定かでない。その間人類は繁栄を極めた。激甚災害は温暖化のせいではない。適度なCo2増加は植物の生産性を上げる。大げさ過ぎた気候危機。キリマンジャロから雪は消えていない。懐疑論の言論弾圧。”不都合な真実”は隠される。様々な議論があって科学は発展する。Co2減らせばそれでよいのか?”エコ”であれば無条件に信仰する。いつの間にか思い込まされていないか?
残念なのは、この著書の原発推し。推進論者の論理がわかった。エネルギー供給が多様化しなければ安全保障上の問題あり?原発は自然エネルギー以上に未完成な技術。事故は広範囲・超長期に影響を及ぼす。廃棄物の処理方法が確立していない。いずれ保管場所がなくなる。多様でない以上に危険極まりない。反リベラルで思考が止まる。一方、脱炭素信仰者は、自然エネルギーで賄えるまでは原発再稼働を容認。賄えるのはいつの日か。どの道、原発は維持される。Co2議論は反原発のスケープゴートか?311の被害を思うと悲しくなる。