荒谷卓のレビュー一覧

  • 奪われた祖国を取り戻す - 私たちは断固戦う -

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    日本の今の国のあり方、国体などについて再考したい方は是非一度読むべき一冊。
    荒谷氏は陸上自衛隊特殊作戦群長などの経験から軍事、国政、国際情勢についても相当の知見を有す方であり、また祖国日本のあるべき姿を取り戻すべく、熊野にて米作りや武道をはじめとして伝統回帰への活動をされている。
    ジェイソンモーガン氏は米国南部ルイジアナ州出身の麗澤大学教授だが、ワシントンDCを中心としたグローバリズム勢力への抵抗を訴えており、ルイジアナ州を祖国として、この祖国をいかにあるべき姿に戻すかを考えている。また、日本がワシントンDCを中心としたグローバリズム勢力の支配下にあることを危惧しており、その意味合いにおいては

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    2025年10月16日
  • 自衛隊幻想 拉致問題から考える安全保障と憲法改正

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    ネタバレ

    日本国憲法は、アメリカに作られたものだということ。憲法改正しないと、国防は成し得ないということ。自分の国は自分たちで守るべきものだということ、人任せで責任を押し付け合ってる場合じゃないこと。自分たちは何人なのかということ。
    政府は拉致問題を重要視していないこと、その解決には自衛隊の運用が必要なのではないかということ。
    ハッとさせられることが多かった。そろそろ立ち上がるべきなのではないだろうか。

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    2023年07月12日
  • 自衛隊幻想 拉致問題から考える安全保障と憲法改正

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    全員が予備役ブルーリボンの会で、拉致問題の荒木和博さん、元自衛官の荒谷卓さんと伊藤祐靖さんによる本です。

    国民には国防の義務がある。こんなことは憲法以前の常識です。軍隊の存在も同様です。そうしなければ国家が維持できません。

    拉致などという大犯罪行為を好き放題にやられっぱなしにされてきた日本人の一人として、とても痛い指摘です。

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    2021年03月05日
  • 自衛隊幻想 拉致問題から考える安全保障と憲法改正

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    現行法では自衛隊が拉致被害者を救出することは出来ないのなら、国家として取るべき道はひとつしかないのではないか?自分さえ良ければそれでいいのか?

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    2016年11月29日
  • 自衛隊幻想 拉致問題から考える安全保障と憲法改正

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    拉致問題が安全保障上の問題であることを政府も国民も強く意識できていない現状がある。

    本書を読むことで、拉致問題をあらためて安全保障上の問題として捉え、ひいては憲法改正、自衛隊の運用、政府の役割などを再考する切り口を得ることができる。

    本書は安倍内閣の安保法制の整備の時期に出版されたものだが、当時の安保法制の審議などの不十分さについても指摘している。

    また、国家理念の欠如や憲法と実際の矛盾など、自衛隊が実力組織であるのか、いざというときに政府が行使できるのか、自衛隊員が意義を持って命をかけることができるのか、様々な問題を考えることができる。

    拉致問題を切り口として考えることで、戦後戦わな

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    2025年07月28日
  • 日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! -

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    特殊作戦群を構想~立ち上げし、初代群長も務めた荒谷氏と特別警備隊初代先任隊長の伊藤氏の対談本。

    創設の経緯や目的もことなる陸海の特殊部隊の対比も面白い。

    特殊部隊で共通していることは通常の軍隊(自衛隊)の武力行使と異なり高度に政治的な意図をもって運用される前提であり、

    要求される作戦は高難易度かつ未知のものとなるため、隊員は命令に沿って遂行する能力というよりは、

    現場で柔軟に自ら作戦遂行に必要な行動を決める能力が求められる。



    両氏の自衛隊の入隊動機や守りたいものについても対談中触れられている。

    特に荒谷氏がいかに海外留学などを経て問題意識を持ち、当時日本に不足していた特殊部隊

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    2025年07月28日
  • 日本の戦闘者 - 現代のサムライは決してグローバリズムに屈せず -

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    日本の武士道や歴史に基づいて現代社会を解釈し、
    グローバル化が進んだ世界に対しての疑問と、
    日本人が立ち返るべき視座を与えてくれる一冊。
    思想を持つだけでなく、実際的な行動も伴っており、
    その志、魂、行動力、発信力はとても刺激を受ける。
    筆者が陸上自衛隊特殊作戦群の立ち上げ、
    明治神宮至誠館館長を経て、
    現在も日本のための活動をしていることも重みがある。
    具体的な思想や国家観などは読者の解釈によるところはあるが、
    このモチベーションと実践はこれからの時代に必要だと感じた。

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    2025年06月24日
  • 日本の戦闘者 - 現代のサムライは決してグローバリズムに屈せず -

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    少し癖のある文体で書かれる、自らを戦闘者と呼び、日本という国家への大多数が持ち得ていないであろう価値観や倫理観に共感できる人間が、この日本にどのくらい居るのだろうか。
    書いてあることが正しいかは、各々が検証すべきだが、学校で教わったことの無い歴史、ニュースでは触れない視点、この国が向かっている先への憂い。
    読者それぞれに違った形であっても、正しく生きるために必要だと考えさせられる。

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    2024年06月18日
  • 日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! -

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    日本を守りたいと思う人、日本らしさとは何かを思う人達が感じる、現代日本の違和感の正体について、言語化された数少ない書籍。

    荒谷氏と伊藤氏の対談形式は過去にも出版されているが、形式的には初めて「生き死に」について対談した体のため、両氏を知る方には少し物足りないかもしれない。

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    2023年02月04日
  • 日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! -

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    国のために死ねると言う熱意を持って国防に当たる、著者2人による本。一般の人にとってみれば、完全に非常識な考え方を対談形式で書いている。

    これまでの別の本に比べると、だいぶまろやかな表現は多いものの、ここまで強い熱意を持って生きているだろうかと自問自答にさせられる。

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    2023年08月29日