高島宗一郎のレビュー一覧
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読もうと思った理由
今、一番元気がある地方と思われる福岡市の自治について知りたいと思ったから
気づき
・認めてもらうためには、小さくても結果を出し続ける
・悪口や批判に対しては鈍感力で対抗する
・全員を意識すると動けなくなる
・「部分最適」ではなく「全体最適」で決断する
・リスクをとってチャレンジする人のために時間を使う
規制は既得権者を守る「砦」になることもある
・行政のプロであるなら今、行政が何をしようとしてい
るかを市民がわかるようにする工夫も大切である
・発信力をあげるためには、シンプルに伝える事が大切
である
・「決めない」は最悪の選択である
・もし、自分が手を抜いていたり、 -
Posted by ブクログ
これからの時代は、「データ」と「感染症」が大きなキーワードとなります。そして残念ながら、この2つは、現在の日本が最も苦手とする分野であるといえます。
(引用)福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法、著者:高島宗一郎、発行:日経BP、発売:日経BPマーケティング、2021年、15
現在、地方公共団体は、少子高齢化や所得格差といった課題を抱え、一様に、福祉対策、教育、防災、スマートシティやコンパクトシティなどの政策に力点を置いていると見受けられる。しかしながら、人口規模が大きくなるにつれて、地方公共団体は、各部局のセクショナリズムが際立つようになってくる。その結果、行政組織特有の縦割り意識が -
Posted by ブクログ
福岡市市長という立場から、直近の日本の現状課題とそれを引き起こす背景、そこから解決に向けた提案を行政の立場から冷静に延べられている。
難しい言葉や横文字をなるべく使わず、わかりやすい文章なので、人への伝え方という意味でも勉強になる。
表題の主張が強すぎて、電車の中で読むにはカバーが欲しいのが難点。
以下印象に残った部分。
・「ビジネスパーソンは、もっと現実の政治力学を知り、もっと政治と関わっていくべきだ」(中略)
社会のルールや物事がどうやって決まっているのか、その仕組みと力学を知っていただきたいのです。制度の文言ではなく、制度の裏にどういう利害関係者がいるのかを知ることが大事なのです。 -
Posted by ブクログ
<感想>
現福岡市長のキャリアと人生観について書かれた本。福岡市を1つの組織と見立て、いかに現在の発展的な状況を作ったか、ここまでの経緯などが、著者の補足説明付きで記されている。それだけでも一読の価値があるが、さらに著者の人生観も学ぶところが多く、読んで良かったと思える一冊だった。若いビジネスマンにぜひ読んでもらいたい。
<アンダーライン>
★★★デスゾーン
・誰にも迷惑をかえずに決断することなどできない
・何かが欲しいなら、何かを失う。天はすべてを同時に与えてはくれない
・誰でも人に迷惑をかけながら生きている。
★「全員をよくする」というよりは「全体をよくする」
★誰に時間を使うか
・もし -
Posted by ブクログ
SNSで福岡市長さんが紹介されていたのを見て
こちらの本を読んでみました。
福岡市長に就任するきっかけの話や
市長になってからの自分の考え方などが書いてありました。
博多駅前のシンクホールの事故もとても記憶に残っていて
その対応もされたのにびっくりしたと同時に、素早い復興に同じ日本人として誇らしかったのを覚えています。
今の自分とほぼ同い年で責任や重圧の中で福岡市を背負っていることに尊敬しかありません。私には人の上に立つのは無理です...笑
私の何となくの感覚ですが、一昔前よりも福岡は良い街になっているなと感じています。このまま良い方向へ発展していくことを祈っています。