あらすじ
落合陽一氏推薦! 博多駅前陥没事故や熊本地震への対応でも注目された現職市長による、地方再生を舞台にした経営論・仕事論・人生論。
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Posted by ブクログ
同世代の著者だったので、時代背景からくる考え方に共感した。
世の中には、自分より才能があり、自分より努力している人が五万といる。
遅くとも、高校生の時に気づくべきだった。
今からでも変われるとよく書いてある著書があるが、その場合、自分と深く向き合って、自分の弱さやずるさを見つめることが必要になる。
その覚悟がない。
幸せと感じるのは、未来の希望が示されている時。方向に幸せを感じる。絶対値ではない。
市民にわかりやすく伝える。画づくりが必要。
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福岡市に元気を感じられることには理由がある。失敗を恐れずに前に進み続けるリーダーがいるから。また、それに共感する市民がいるから。本当に福岡を成長させたいという気持ちが溢れていて、恐れずに変革する。全体最適を考えて時間を使うことには共感を持てました。この本を読んで改めて福岡市民であることに大きな誇りを感じています。
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高島市長の考え方や成し遂げたこと、これから成し遂げていきたいことか書かれた本。
・リーダーは人をリードする人。そのためには絶対に「先が見えている」必要がある。
・そのためにと、有識者や世界のトップランナーとの交流し、彼らが何を考えているのかを知り、自分の立ち位置を俯瞰すること、またそこからあこれから作っていきたい/いくべき未来を想像し、人を動かしてそれを実現していくことが重要
・新しいビジネスを生み出すのは起業家だか、社会がそれを受け入れるかを規定するのは政治(規制、法律)
・「1日一生」その日に使った時間の使い方が人生に反映される。自分は全ての受験生の中で一番努力したのか寝る前に問いかけ、問いかける余力があればもっと努力できるとし、ほぼ机で寝落ちしたらしい
すごい覚悟と努力の人なのだと思った
Posted by ブクログ
福岡がおもしろい!
大型のクルーズ船が福岡に寄港したり、おもしろいコンテンツをどんどん打ち出したり、災害関係の整備が進んでいたりと…
ここ数年ものすごく福岡が元気だな~と思っていたら…
そうか、この人が市長になって走ってきたからなんだな~と納得。
元アナウンサー、36歳の若さで市長に就任した高島宗一郎さんの著書。
新人、それも若手ということでなかなか大変なことも多かったそうだけど、市民と一丸となって新しいチャレンジで福岡を活気つけている。
国を頼らないで自分たちで市を”運営していく”ということの大切さ!
「国からのお金がないからあれができない、これができない」っていう言い訳をせずに「どうやったらできるか?自分たちで考える」ことを実行。
だからこそ、ちゃんと海外の人や国とも信念を持ってきちんと話し合いができるんだろな~。
福岡は長期のビジョンで大きく変わっているというのは土地を訪問するとよくわかる。
街中で使いやすいネット環境、
住民に使いやすい制度(老人にも子育て世帯にも)
都市の計画など…
訪問するたびに「住みやすいだろうな~」と思う。
きっとこんな熱意ある人が政治を変えていくんだと思う。
すごく面白い本でした。
そして読んでて元気が出る本でした。
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36歳で若くして政令市、福岡市の市長となった著者。
アナウンサーで知名度と高さが当選の要因なのかなと思っていたが、本書を読むと著者のプロレスに対する思い入れや行動、チャンスを掴むための努力などから、まさに熱い生き様なんだなと感じた。
スタートアップで大事なのは、開業率が上がり、個人店が増えればいいということでなく、開業やスタートアップは手段であって、目的はリスクを取ってチャレンジする人が尊敬される社会となること。
失敗を恐れず、チャレンジしたこと、人を讃えられるよう心していきたい。
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読後の素直な感想としては、36歳でアナウンサーから政治の世界に転身して8年しか経っていない人が書いた内容とは思えない、それくらい凄いということ。それくらい書いてあることには若手首長としての芯が通っていたし、福岡市民が羨ましいとまで思った。未成年時から政治の世界に入りたいと思い、戦略的にアナウンサーになる、しかもおそらく普通の人にはできないほどの努力をして……というだけでも尊敬に値すsるのでは。周りが年上ばかりの環境でも、リーダーシップの発揮し続けられるわけである。
個人的に特に共感を感じたのが、高島市長の「少子高齢化を支える世代として苦しみ耐え忍ぶ時代を生きるだなんて冗談じゃない」ということ。こうは若者みんな思っていても、実際に行動に移せている人は自分を含めてほとんどいない。これからは各々各地域の先進的課題をむしろチャンスととらえ、各々にとっての解決策を頭で考えて、まずはやってみること。「成功の反対は失敗ではない、挑戦しないこと。」スタートアップこそ政治に興味を持つべきというメッセージにも身をつまされる。加えてSNSの発信の仕方も、大変参考になりました(シンプルに・相手の知りたいことを・適切なタイミングで)。
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随所にメディアを経験したことを活かしていると同時に、新しい技術への挑戦しようという姿勢もあり好感が持てました。
高島市長が唱える以下の2点はとても大切じゃないかと。
・提案した人が自分で動き、他人のべき論より自分の行動で見せる。
・国や民間に対してべき論を語らずに、どうすれば官僚や政府や企業に協力してもらえるのか、予算が取れるのかを考えて自分なりに戦略的に行動する。
これは与党だろうが野党だろうが国会議員にも必要な要素じゃないでしょうかね。
そしてなにより団塊ジュニア世代で就職から大変さを経験しているにもかかわらず、将来に対してポジティブなのがいいですね。
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政治は変われることを示した模範。全国の首長や地方自治に関わる公務員は読むべき一冊なのは言うまでも無いが、国民一人一人にも読んで政治に興味と関心を抱いて欲しい。自分の住む街の首長しだいで生活や街の勢いは変わるので「誰がやっても同じ」だと思って諦めて無関心になるのはもったいない。
2年以内には福岡に移住したいと思うようになりました。
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高島市長がどのように政治の世界に入り、
どのようなことを行ってきたのか。
このような方が自治体のトップになると
少しずつ変化していくのでしょうね。
それにしても、政治の世界って・・・
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エベレストはきれいだが行くまでどれだけ大変か。
会見は0.1%
スタートアップ開業率4年連続7%
天神ビックバン、博多コネクティッド
絶好調とピンチで周りにいる人は全然違う
友達と同志の違い
選挙で人間関係を整理できた
アジアのリーダー都市にしたい
鈍感力、全体と考える
平等と公正の違い
平等であっても強者弱者が誕生する
無駄に人に会わないことで余裕が生まれる
虫の視点ではなく鳥の視点
発信力端的にいう力
屋台は無くなるはずだった、1代ルール
博多駅、陥没事故1週間で復旧
平時と有事で対応は変わる
facebookで拡散。熊本地震
普段のコミュニティがあれば災害時に仕切りがいらない
小さい都市ほどチャレンジできる
批判より提案
サマーダボス、世界の次世代リーダーが集まる会議
エストニア、行政に行かず手続きできる。
IT
カワイイ区、福岡の仮想行政区
ドバイ、スカイタクシーがある
現代は断裂社会
福岡100、100年生きるには
ユニマチュード、認知症の方を落ち着かせる
8%のベンチャーが38パーの新規雇用を生み出す
変えるにはやってみせる
才能には限界があるが努力にはない
成功の反対は挑戦しないこと
人口158万人
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わかりやすくて面白かった。
行動する大切さを学ぶことが出来ました。
市長が成人式で新成人に送る言葉はとても心に残る内容だったので、自分が二十歳の時ちゃんと式に出て直接聞きたかったと感じた。
Posted by ブクログ
若く結果を出している福岡市の高島市長が書かれた本。
少し前に出発されたものだが、たまたま本屋で見かけて手に取った。
内容はシンプル、本文にも書かれている通り伝わりやすい文章を意識されたのではないか。
「成功の反対は失敗ではない。成功の反対は挑戦しないこと!」この言葉が気に入った、自分も見習ってチャレンジャーであり続けたい!
Posted by ブクログ
他人から見て、凄いこと、大きなことを成し遂げるひとは、やはりパワーというか、馬力というか生きるチカラが凄いのだなと感じました。
アナウンサー出身の、ネームバリューを活用して当選した市長だと思っていましたが、影での努力は、相当凄いことをしており、先入観でそう感じていた自分を恥ずかしく思いました。
これからも、九州一の都市を挑戦しながら、引っ張っていって欲しいです。
本書で、勇気を活力をいただきました。
Posted by ブクログ
アナウンサー時代からテレビで拝見していた。
市長になり、孤軍奮闘の時期を乗り超え、求心力を発揮できた時の気持ちや行動を知ることができた。
成果を並べられた部分で少し読む速度は落ちた。
市長としての具体的なことは知らなかったことが多いが、見聞きしなくとも、人は魅力という曖昧な何かに引き寄せられるのだろうか。今後も活躍してもらいたいと思った。
Posted by ブクログ
著者のことをほとんど知りませんでした。
この本を読むことで、市長の苦労や、市長の人生観、市政への考え方が分かりました。
私には真似できない生き方です。
是非、市長を続けて頂きたいと思いました。
Posted by ブクログ
読もうと思った理由
今、一番元気がある地方と思われる福岡市の自治について知りたいと思ったから
気づき
・認めてもらうためには、小さくても結果を出し続ける
・悪口や批判に対しては鈍感力で対抗する
・全員を意識すると動けなくなる
・「部分最適」ではなく「全体最適」で決断する
・リスクをとってチャレンジする人のために時間を使う
規制は既得権者を守る「砦」になることもある
・行政のプロであるなら今、行政が何をしようとしてい
るかを市民がわかるようにする工夫も大切である
・発信力をあげるためには、シンプルに伝える事が大切
である
・「決めない」は最悪の選択である
・もし、自分が手を抜いていたり、あまり考えていなか
ったりしたら、年上はおろか、年下に見透かされ、組
織を動かすことはできないだろう
・提案した人が自分で動く。リスクをとって行動する人
が尊敬される社会にする必要がある
・変わる努力をしない企業には延命措置をしない
・何かをやろうとすると、デメリットや不安ばかりが膨
らんで前に進めなくなる。これが日本の「あるある」
パターンである
・「何事も受け身ではダメ、理想の人生、理想の国、理
想の時代は自分たちで作る」
ひとつひとつが納得させられる内容でした。さすが勢いのあるところは世界を意識して強く前進している、また、しっかり災害などネガテイブなことへの備えもできていると思いました。読んでよかったです。
Posted by ブクログ
総合してとても良い本でした。
チャンスはいつも突然訪れる。それを掴める人と逃す人がいる。
絶対的な準備がいかに大事か。
明日死ぬかのように今日を生きる。一日一生
30歳から60歳までが1番情熱を傾けられる勝負の時間。
→ゴングは近い。
何事も受け身じゃダメ。
23-27まで福岡に住んでて、環境が住みやすかったのは、
高岡さんの色んな努力と行動の賜物。
完全に惹かれました。同時にいつまでも、周りがなんと言おうがずっと主体的に動こうと思いました。
Posted by ブクログ
<感想>
現福岡市長のキャリアと人生観について書かれた本。福岡市を1つの組織と見立て、いかに現在の発展的な状況を作ったか、ここまでの経緯などが、著者の補足説明付きで記されている。それだけでも一読の価値があるが、さらに著者の人生観も学ぶところが多く、読んで良かったと思える一冊だった。若いビジネスマンにぜひ読んでもらいたい。
<アンダーライン>
★★★デスゾーン
・誰にも迷惑をかえずに決断することなどできない
・何かが欲しいなら、何かを失う。天はすべてを同時に与えてはくれない
・誰でも人に迷惑をかけながら生きている。
★「全員をよくする」というよりは「全体をよくする」
★誰に時間を使うか
・もし神様がのぞむなら
★★イスラム教では、「自分たちの未来を自分たちの意志でコントロールできるというのは思いあがりである」と考える
・遠慮するほど人生は長くありません
・「決めない」は最悪の選択
・福岡市は、あの陥没の対応で世界的にも賞賛された。ある意味では「ピンチをチャンスにかえた」と言える
・仕事の局面ごとに「サムライ」のような職員が現れます
・引いた視点からざっくりと物事を捉え直します。「要するに○○である」と、ひと言で説明するにはどうすればいいかを考えるのです
★★ちょうどいい
★課題があるからこそ、そこにニーズとビジネスチャンスがある
・新しいビジネスを生み出すのは起業家ですが、社会がそれを受け入れるかどうかを規定するのは政治なのです
★人類は命を「つなぐこと」で永遠を実現できるのです
★★ラムセス二世は永遠の命を求めていましたが、いま残っているのは干からびてカラカラになったミイラだけです。
・「魂は絶対にこの体には帰ってこない」
★命の使い方、つまり「使命」
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アナウンサーから市長へ。端から見たら運が良いように思えるが、きちんと考えていることが伝わってきた。自分のできることは何か?をポリシーを持って行動している感じがする。
Posted by ブクログ
福岡市長としての行政の話だけではなく、判断のポイントや物事の考え方など、ビジネスにも生きる示唆が得られる内容です。新しい事を始めようとしている人、現状の生活に強く不満を持っている方などにおすすめです。
Posted by ブクログ
SNSで福岡市長さんが紹介されていたのを見て
こちらの本を読んでみました。
福岡市長に就任するきっかけの話や
市長になってからの自分の考え方などが書いてありました。
博多駅前のシンクホールの事故もとても記憶に残っていて
その対応もされたのにびっくりしたと同時に、素早い復興に同じ日本人として誇らしかったのを覚えています。
今の自分とほぼ同い年で責任や重圧の中で福岡市を背負っていることに尊敬しかありません。私には人の上に立つのは無理です...笑
私の何となくの感覚ですが、一昔前よりも福岡は良い街になっているなと感じています。このまま良い方向へ発展していくことを祈っています。
Posted by ブクログ
全員を意識すると決断ができなくなるので、全体が良くなるかどうかを判断基準としてリスクをとって決断する。
まちづくりは行政だけでやるのではなく、民間や市民を巻き込む。
一日一生:一日が一生であると捉えて悔いのないように生きる。一日の生き方の積み重ねが大きな差となる
Posted by ブクログ
36歳で福岡市長に就任した、元九州朝日放送アナウンサーの髙島宗一郎市長の闘争記。冒頭の既得権益の対抗勢力や与野党議員の牽制など魑魅魍魎の世界に対する奮闘が興味深い。そうしたなかで着実に成果を挙げ、いまや政令指定都市5位(それまではずっと神戸市が5位)の人口を誇り、人口や税収増加率も全国トップ。名実ともに一流市長である髙島氏の、「行政」ではなく「経営」という視点での市政運営と意思決定、情報発信に関する氏の想いに触れることができる。
現役市長ゆえに仕方がないのかもしれないが内容としては問題と成果と包括的なプロセスいうやや選挙演説チックで、読者としてはもう少し改革の苦労話や裏話、どうやって実現していったかなどの具体的な部分を読んでみたかった。
Posted by ブクログ
チャンスをつかみ想いを伝える
■概要
・チャンスは一度きり、常に準備を
将来政治家になりたいと思いつつ、キャスターとして大活躍だった高島市長。そこにやってきたチャンスに対してどう考えたか、さらにチャンスが来るまでどんな準備をしていたか、がよく分かる。
・住民や関係者への伝え方
情報発信は目的や状況に応じて、タイミング、内容、チャネルを最適化。特に有事の時に平時と同じことをしていると痛い目に遭う。東日本大震災、熊本地震、博多の陥没などの有事に直面した際の対応と意図。
■感想
ちょっときれいごとに聞こえることもあるけれど、勇気をもらえる内容でした。若さとか環境を言い訳にせず、常にチャンスにむかって自分を研ぎ澄まし、志を持つ高島さんのマインドに触れられます。
Posted by ブクログ
アナウンサーから現役市長になった方の著書。地方自治法にある、最少の経費で最大の効果を挙げなければならない、とあるように、不必要な予算や時間の使い方は避け、govtechを推進したり、議論のプロセス等をSNSで発信し災害時などにも活用したりと、様々な改革を進めている。オーガナイザー、コーディネーター、街の編集、近年さまざまな言葉で語られるそう言った職業は、本来的には税金、つまり公共として行政が担当していくべきことのように思え、こう言った在り方が広がっていくのが望ましいのだろう。ただ一方で、新自由主義的な、自己責任感的な議論とすり替わることは避けなければならないだろう