張六郎のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
千年狐七巻
道術大会編も最終盤を迎えます。
旦那さまの真の目的も遂に明らかに。
キャラクターが個性的すぎるのですが、どのキャラの個性も殺すことなく話に活かされていてすばらしいです。
医者さんの正体があの子だったとは思いませんでした。 -
ネタバレ 購入済み
恋バナだ!恋バナが始まるぞ!
相変わらずシリアスとギャグのバランスが素晴らしい!前巻は地味にホラーな気配を感じましたが、今回はたぶんマイルドです。あのホラーなやつが物語の核心なのでしょうが、ホラー漫画のテイストでなく、一見するとコミカルにもみえるやつが急に出てくるので、結構おどろきます。元ネタの歴史書は読んだことはありませんが、なかなか楽しめているので、元ネタが分からなくても問題なく入り込めるのがイイですね。また、ついに謎の人の謎が明かされ、猛者たちとの戦いもついに決着し、あらたなステップへ進もうとするのが今回の話でした。とりあえず、前巻の一コマ一コマをできるだけ拡大しつつ、隅々まで読むと気がつくことがあるかもしれません。
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ネタバレ 購入済み
個性が溢れすぎる古代中国史?
古代中国の歴史も詳しく無いし、関連書物もまったく読んだことはないですが、この漫画は地味にそれっぽい感じの最中に突然ネタを挟みながら進むので、勉強になりつつも、飽きません。
新章に突入したと思えば、厚着の妖怪や昔の人、謎の人に爪が長い人、あとたまにヒュッとなるようなホラーな何かが出てきます。そしてホラーな何かで次巻へ続きます。
ホラーではないかもしれませんが、そこはかとなく不気味なので、ホラー耐性のない方やそういった話が苦手な方はある程度真実が分かるかもしれない次巻収録予定の話が数話公式サイトなどに公開されて心の準備を整えてからこの巻を購入してもいいかもしれません。結構ヒュッとしました… -
購入済み
細かくて見事な伏線回収!!
ついに廣天と阿紫が直接対決!
意外にホンワカしてるかと思ったのも束の間、廣天がなかなかの立ち回りで魅せてくれました!!
物凄くラスト感あったので泣きそうになりましたが、まだまだ新章が続くようなので楽しみです。 -
購入済み
廣天の決意とワチャワチャ
ある決意をした廣天だけど、その前にひと悶着の展開。
みんな色々と抱えているけど、阿紫と廣天は確実に千年前との因縁に向き合う時が近づいています。
もちろん、ギャグとモフモフパートもバッチリ。
ラストで地団駄ふんじゃう廣天の可愛さがたまらないっ! -
購入済み
モフモフ廣天が夜の宴会
可愛いキツネ姿の廣天が、お屋敷の台所で付喪神?たちと宴会。
冬毛を披露したり、お酒も入ってないのにハイテンションでヘベレケ状態です。
そんなギャグ回から、後半は一気にシリアス展開へ。
廣天の出生、母と阿紫との関係など、謎めいた過去に引き込まれてしまいます。 -
ネタバレ 購入済み
後書きが本編
最初は無料アプリの方から読んでいたのですが、やっぱり後書きも気になるのでまとめ買いさせてもらいました。
ギャグとシリアスが入り交じったストーリーや毎回変わる廣天の髪型(特に3巻は女性っぽい)が本当に最高です。
後書きもだんだん増えていて本編とは関係ないですが予測がつかなくて面白いです。
また続刊が出次第購入しようと思います。 -
購入済み
もふもふワンダー★時々血糊
前回から気になる廣天の出生が明かされる中で、悲劇の中にモフモフあり。
冥界の成り立ちや、キャラ名(?)だと知らなかった星名に出会えて、調べられる幸せを噛みしめ。
胡散臭くて苦労人な宋定伯がまたみれて幸せ
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購入済み
題名の通り、中国の古書の内容を漫画にしてあります。が、難しいことはほとんどなく(強いていえば特有の名前や役職、時代背景とかでしょうか?)わかりやすく書かれています。基本的には1話ずつが独立しています。中国史に詳しくなくても全然読めます。ほんとに一コマ一コマに挟み込まれている笑いの種に毎度吹き出しながら読んでいます。でも時たまにシリアスが挟まれています。ギャグとシリアスの差が激しくてグッピーが死ぬタイプです。電車では読めないですね(笑)個性豊かな妖とこれまた個性豊かな人間とが、鮮やかに描かれています。次に2巻が発売とのことなので、楽しみに発売を待っています。
全てではありませんが、pixivに -
Posted by ブクログ
これは、良い歴史ファンタジーだ、と自信満々で推せる
ぜひ、高校の図書室に置くか、世界史の授業で教材の一つとして使ってもらいたいほど
中国・晋の時代に対する興味が、きっと、生徒たちに湧くはずだ
人と人ならざる存在が関わる、私好みなストーリーだった。こういう事が、本当にあったかもな、と思わせてくれるのは嬉しい
コミカルさと真面目さのバランスも良いので、実に読みやすいのである
張先生が、取材に手を抜かなかったのが伝わってくる厚味
単に、読み手を笑い転げさせるだけでなく、人と人外は本当に分かりあえないのか、と自分で考えさせるだけの力が、この『千年狐』にはある
しかし、この『千年狐』が持つ、最大の魅力は