ちくわさんのレビュー一覧

ノアとアインハルト様、選ぶのは

なろう原作も、小説も読みました。読んだ上で、やはりこのお話、最高！まさかの最終巻…。色んなエピソードに色々と違いはあるものの、概ね展開は原作どおりに進みます。小説の最後まできちんとコミカライズされているので、続編は今のところなさそうなのが本当に残念です。まだまだその後がしりたいのに！なろう小説では第二部が完結し、番外編をいくつか掲載したところでストップ中です。小説版はなろう版の二部が書籍化されるかどうかわかりませんが、こちらはまだ続くかもしれません。

さて、読んでいると、謎の飲み仲間ノアと憧れの騎士様アインハルト様、どちらからもヒロインへの好意が感じられます。しかし、この巻で、ヒロインは...続きを読むどちらかと言えば距離の近しいノアが好きだと自覚しますが、アインハルト様にも不意にドキッとさせられる場面もしばしば…。これは、二人の男性に揺れる系の流れになるかとおもいきや、意外にもあっさりノアの正体がばれてしまいます。コミカライズで嬉しいのはノアの笑った顔、アインハルト様の素がバッチリ見られることでしょうか。彼らはこんな顔で軽口を叩いていたのかと、後半はキュンキュンしっぱなしのハッピーエンドです。

まだまだ二人のその後、できれば結婚式や日常を見たいのに、残念ながら、コミカライズ最終巻です。まだまだ気になることはたくさんありますが、その後を考えてニヤニヤする時間が満喫できるなら、この終わりは悪くないかもしれません。

しかしながら、続編…漫画でも出ないかな…と、期待したい作品です。

ノアもアインハルト様も良い！！

なろう版もコミカライズも読んでいます。

まずは、婚約破棄された裕福な家柄の平民主人公と飲み屋だけで会う軽口が言い合える素性がわからない男性ノア、そして王道に容姿端麗な騎士アインハルト様との三角関係が楽しめます。主人公としてはノアが好き、アインハルト様は高嶺の花…そんな関係で、彼らの多くを知ろうとせず、それでも最初は現状の心地よさに浸っています。

しかし、ノア＝アインハルト様だったことがわかったあとのアインハルト様の見た目でノアの口調で話すシーンになると、アインハルト様がどんな顔で話しているのか、主人公の混乱した顔はどんなだろうか、と想像が捗ります。

また、料理やお酒に関する描...続きを読む写が素晴らしく美味しそうで、とにかくホットワインを温かい料理をつまみに食べたくなります。料理もお酒も実在のものばかりなので、再現したくなるし、こんな素敵なものがある居酒屋あまりりす亭行きたくなること請け合いです。

コミカライズ版とは少し内容に違いがありました。出てくる人物、動きが違うため、コミカライズを読んでからくると違和感があるかも知れませんが、コミカライズ版の方がどの様な話運びになっても話の流れにそこまで影響はない様に感じました。

あのキャラの今

天使禁猟区が完結したのはもうかなり昔のことですが、リアルタイムで読んでいました。まさかここにきて続編が始まるとは思わず驚いています。

後書きで作者の由貴さんが最初は綺麗に終わったから続編を描くつもりはなかった、しかし、よく考えればサラと刹那の二人は血のつながりのある兄妹のままだし、天使と悪魔の戦いに勝敗が着いたわけでもないことに気付き、続編を描くことにした、とありました。
そのため、今後話が続いていく中で、昔活躍していたメインキャラクターの今が出てくる可能性があるわけです。

前回の完結から何年も経った東京が舞台になっているため、スマホやYouTubeなんかの動画撮影っぽいシーンが出てきてい...続きを読むたりして現代を感じます。そして、ミカちゃんにウリエル、そしてまさかのジブリールが出てきて、あれれサラはどうなったの？ってなったり、完結時にカップルっぽくなった魔王様と結晶化したアレクシエルがでてきてビックリしたり、前はチラッとしか登場しなかとたサタンの一人が今回はメインに絡みそうな予感がします。他の天使や悪魔たちの登場も予感させてくれる第１巻になっていました。
次巻も楽しみにしています。

甘くないのに素敵な年の差恋愛

恋愛系の話において、年上の男性との恋愛に、紆余曲折あった後晴れて恋人となったヒロインをひたすら甘やかしたり、溺愛したり…という甘い話をよく見かけます。
こちらのお話は、とにかく寡黙で必要なことしか話さない年上の男性と恋をします。元々雇用主と家政婦の間柄ということもあり、会話も少なく他人行儀に、ともすれば家政婦と主人な関係に見えますが、実は二人はしっかり理解し合っている、まるで熟年夫婦の様な関係です。恋愛においては静かな印象でしょうか。ただ、内心は激しく色々考えていたり忙しいヒロインです。『先生』と呼ばれる男性側も寡黙で近寄りがたい雰囲気がありますが、きちんと人となりを理解すると実は先生ならで...続きを読むはの優しさを見せてくれます。今までにない、新しい雰囲気の年の差恋愛を見せてくれた素敵なお話です。

主人公の心の声が

原作小説もなろう版も読みました。
とにかくルシルの心の声が面白くかんじます。
ははーん、とか、これこれ、とか、あまり少女漫画系なでは見ない感嘆詞ではないかなと思います。出てくる度、孤独のグルメを彷彿とさせられるのはわたしだけでしょうか。

内容はおじさん好きでなくても、職場での人間関係に悩み、仕事に真面目に打ち込み…となかなか共感できることもあり、充分入り込んでいける世界観だと思います。先生が作ってくれたスパイスドリンク、ぜひぜひレシピを詳しく知りたいです（笑）

ずーっと気になっていたレシピ！

この漫画を読むたびに、グルメ漫画ではないはずなのに、美味しそうなご飯が色々と出てきます。しかも、レシピさえわかればお弁当やまいにちのご飯に出せるものばかり。いつも気になっていたメニューのレシピ、色んなレシピサイトで探してみたものの、やっぱり諭吉のオリジナルが知りたいなぁとずっと思っていました。念願叶って今回早速購入して中を見てみたら、食材も調理時間も、決してハードルが高くなく、手の込んだものが少ないので、毎日のごはんに取り入れるのには十分すぎる内容だと思います。定番のブリの照り焼きから大人向け簡単おつまみまで、漫画に出て来た美味しそうなものが網羅されていて本当に嬉しかったです。メニュー自体はど...続きを読むこのレシピ本やサイトで探せば見つかるものばかりではありますが、諭吉の味を知りたいならこの本はオススメです。これからたくさん作って行きたいと思います。

恋バナだ！恋バナが始まるぞ！

相変わらずシリアスとギャグのバランスが素晴らしい！前巻は地味にホラーな気配を感じましたが、今回はたぶんマイルドです。あのホラーなやつが物語の核心なのでしょうが、ホラー漫画のテイストでなく、一見するとコミカルにもみえるやつが急に出てくるので、結構おどろきます。元ネタの歴史書は読んだことはありませんが、なかなか楽しめているので、元ネタが分からなくても問題なく入り込めるのがイイですね。また、ついに謎の人の謎が明かされ、猛者たちとの戦いもついに決着し、あらたなステップへ進もうとするのが今回の話でした。とりあえず、前巻の一コマ一コマをできるだけ拡大しつつ、隅々まで読むと気がつくことがあるかもしれません。...続きを読むこれからもそんな極小すぎるネタがかくされてるかもしれません。次巻も期待してます。

後日談を読んでさらに補完。

ギリシャ神話を知っている方なら、死後にコレットに与えられる名前がハデス神の奥様だとピンと来たかもしれません。また、その別名コレーもご存知の方もいるかもしれません。本編ではコレー呼びは登場しませんし、理由はもちろん触れられていないのですが、後日談においてコレット、女神としての名前、そしてコレーという名前について触れています。来年から始まる続編でどうなるかわかりませんが、後日談は読んでおくと更に深く理解できそうです。

個性が溢れすぎる古代中国史？

古代中国の歴史も詳しく無いし、関連書物もまったく読んだことはないですが、この漫画は地味にそれっぽい感じの最中に突然ネタを挟みながら進むので、勉強になりつつも、飽きません。

新章に突入したと思えば、厚着の妖怪や昔の人、謎の人に爪が長い人、あとたまにヒュッとなるようなホラーな何かが出てきます。そしてホラーな何かで次巻へ続きます。

ホラーではないかもしれませんが、そこはかとなく不気味なので、ホラー耐性のない方やそういった話が苦手な方はある程度真実が分かるかもしれない次巻収録予定の話が数話公式サイトなどに公開されて心の準備を整えてからこの巻を購入してもいいかもしれません。結構ヒュッとしました…

諭吉飼いたい！

諭吉のすごすぎる主婦力に驚かされ続けてすでに5巻め。書き下ろしエピソードを読んで、諭吉が献身的にサクちゃんのお世話をするのはやはりサクちゃんの愛があってこそなんだな、と。ある程度pixivなどで無料公開されていますが、やはら書き下ろしを読むのと読まないのとでは二人の関係がまったく違うように見えます。ぜひぜひ無料公開だけでなく、単行本も読んでほしい漫画です。

原作2巻に突入！

ついにコミカライズが原作2巻のさわりまで突入しました。犬化した…もとい犬になりたかった陛下（笑）のこれからの犬としてのあれこれに、甘々すぎるシディス様も糖度がいよいよ高くなってきます。さらに新キャラも出てきて楽しくなってきました。原作のどこまでコミカライズしてくれるかは分かりませんが、ぜひ最後まで…せめて二人がくっつくまでは続けてほしいです。

ほんわか可愛い空気達を見て！！

商業連載前からずっと見てました。とにかく空気が可愛い！イメージとしてはもやしもんの菌たちと主人公の関係に近い…？かな？？ただ、もやしもんとちがい、空気と主人公とが意思の疎通をするわけではなく、文字通り空気を読むだけなので、一方通行なイメージといったところでしょうか。とにかく注目して欲しいのは空気たち！とにかく空気たちのバリエーションが色々あって可愛いのです。またこの漫画ら同人版も発売されているのですが、そちらだと空気たちがカラーになっています。これがまたイイ！！！ページ数は違うので、収録エピソードの違いなどはあるものの、おおまかな内容に大きな違いはないので、こちらもオススメです。

もちろ...続きを読むん主人公と先輩との関係の変化もなかなか見てて飽きません。2人はこのまま恋仲になるのかそれとも…⁈な感じで終わった気がします。もし続刊がでるならぜひ読みたいと思うマンガでした。

キュンキュンドキドキ

通常版、この特装版、そして原作の小説と3つの楽しみ方があるお話ですが、オマケまで読んでみて、通常版ではなく特装版を購入して大正解だと思いました。漫画版だけでなく原作小説も読んでいる方はもちろん、原作は未読の方も、楽しめるかと思います。本編はハラハラするシーンがありつつも、穏やかで優しいキュンキュンするようなシーンもあり、とても楽しめました。絵柄も美しいままで、引き込まれます。王道シンデレラストーリーが好きな方には絶対にお勧めしたい作品です。

元ネタしらなくてもイケる！

ネットでずっと見ていて、単行本がでたら買おうと決めていました。キラーたちのほのぼのした日常が見れて、ある意味新鮮です（笑）キャラクターの元ネタがわかればもっとたのしめるのかな？でもホラー映画は怖いし……。勇気のある方はリングみたいなジャパニーズホラーとか、誰か追っかけてくる系のアメリカンホラー、脱出ゲーム系ホラーで予習しておくのもオススメです。