富野浩充のレビュー一覧
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今回は小野塚さんオンリーな巻。
在宅医療と聞くと、お医者さんと看護師さんが家に来て診察してくれるイメージ。薬剤さんも同行して薬の管理・服薬指導などをしてくれるんですね。患者さんを中心にしたチーム医療って感じで良い。
ヤングケアラーの暁人くん、お母さんに処方されていたデパスを飲んでましたね。私も転職する前の職場で眠れなくてデパスを処方してもらって飲んでいました。飲み始めると、飲まなくちゃ眠れないの悪循環でした。
転職して今の職場になってからは、よく仕事で身体を動かすし、電車通勤になって通勤でも歩く様になったら、薬に頼らなくても眠れる様になりました。
暁人くんもこども食堂のスタッフとして働く事で、 -
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ネタバレ薬の製造自体がされていないのに確保しろと言われるのは気の毒過ぎる。
薬剤師さんの発注漏れのように受け取られるのも困ったものだ。
国が積極的に介入すべきなのだろうが、報道すら足りていないと思う。
羽倉くんは自分からDI室に言ってみたり病院を移ることも考えてみたり
やりたいことがはっきりしていて自分の考えもあってすごいと思う。
仕事も早くてポスターやチラシもすぐ作るし
ちょっとずつでも良い方に変わっていくと良いな。
アレグラは花粉症のイメージがあったので、蕁麻疹にも使われるとは知らなかった。
市販の薬を薬局が勧めることもあるのだな。
同じような薬でも眠くなるものもあればそうでないものもあるのは -
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薬剤師視点からの日常漫画かなと思ったら、わりとがっつり医者の失点を突いている。
そらそんなこともあるかもしれないが、スーパー主人公を活躍させるために無能扱いされてしまう医者が哀れでもある。
ドラマ化したそうだが、いかにもドラマ映えしそうな話。
しかしそういうリアリティの絡ませ方も果たして正しいと言えるのかな?
ブラックジャックから一歩も先に行っていない状況が苦々しくもある。
薬剤師よりネット情報を鵜呑みにして疑う患者がいたが、この漫画がやっていることも結局それと同じなんだよなあ。
今後も今の路線が続くとしたら、あんまり褒められないかもしれない。 -
購入済み
お団子アホ毛
出現位置を統一してるかと思いきや、わりかし適当。
作り手は細かいことは気にしないタイプのご様子。
統一する人は統一しますね、細かいとこまで。
性格出てるのかな。
まあ、お好みで。 -
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ネタバレ「どうせならあと濁しまくってやめる」
という小野塚さんの台詞、めちゃくちゃ気持ち分かる。
槇本さんが「小野塚さんみたいな人が損しないように」と動いてくれていることもとても良かった。
もう少し早く出会えていたら何か変わっていたかもしれない。
学校薬剤師の話、知らないことが多くて興味深かった。
そこから代理ミュンヒハウゼン症候群の話に発展するとは。
指摘する側も気を遣うし、色々な意味で怖い。
今回は葵さんやみんなの努力で見つけて加害者から離すことができたが
特にこうした親から子へ家庭という閉ざされた環境で行われる虐待は、この症候群に限らず
周りから見つけることは難しいだろう。
学会で張り切る相 -
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ネタバレ病院が舞台の創作物は割とよくあるが、
薬剤師さんが主人公なのは珍しいだろう。
接することはあるのにお仕事内容を深くまでは知らなかった
薬剤師さんのことが知れて良かった。
医者が忙しくて取り合ってくれないというのは
薬剤師さんの仕事をさせてくれていない訳で
自分のミスなのに逆ギレされて中々気の毒な立場だ。
だからと言って立場が下だと自分で決めてしまったら
先に進めないというのもそのとおりだ。
医者が処方を決めた後の患者にとっての最後の砦、
薬剤師さんはみんなそんな風に思って仕事をしてくれているのだろうか。
だとしたらとてもありがたいことだ。
普段薬をもらうだけで、疑問に思ってもこの漫画のように -
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向坂親子が和解できたようで良かった。シングルマザーはより大変なことがたくさんあると思うけど、どうか幸せに暮らしてほしい。
獣医師さんの話も興味深かったけど、やっぱりインパクトが強いのは反ワクの話。ご時世も相まって、なかなか考えさせられる。
アンサングシンデレラを読んで一番に感じたのは、どのテーマでも医療従事者である登場人物たちのアプローチがとにかく勉強になる、ということ。今回がまさに顕著で、反ワクに影響を受けて頑なになっているお母さんに「私たちは同じチームの仲間です」と言える先生の懐の深さ!散々振り回されて相当頭にきているだろうに、しかも目が回るくらい毎日忙しいだろうに、その言葉の選び方とアプ -
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目の前の医療従事者の言葉よりも、誰が書いたかわからない真偽不明のネット記事を信じてしまう人。コロナ禍でもよく見た話で、その度になんでかなあ~と思っていたけど、薬剤師からの視点で語られると益々やるせなくなる。
その後からまあまあの長さで続く癌患者の話。実体験も相まってぼろぼろ泣いてしまった。わかる、わかるよ。急にがくっとくる感じ。だんだん口から栄養が取れなくなってきて。好きな食べ物を家族に差し入れされるようになったら、そろそろお迎えは近いのかな、という感覚。
患者自身も周りの家族も、少しずつ、でも確実に近付いてくる死を受け入れていく過程が丁寧に描かれていてとても良かった。みどりは何もできなかった