薬師院仁志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西洋のシステムを移植するということと翻訳とは同時であり、その瞬間に誤解は始まっている。そして、私たちは本著者のように何度も何度も鏡を見てはselfreflectionを健気にも続けるのだ。漱石先生が胃痛とともに持ち帰ったコンプレックスは反芻され、「日本」の「近代」との居心地の悪い同床異夢はやがて「宿命」として自覚されるということになる。このコンプレックスは丸山昌男などに典型的に見られるが、図式は今も変わっていないということだろう。反対に西欧人の方が、日本のシステムに新しい成熟の形を見るということが時折あるというのに。ともかく、西洋に「個人」「民主主義」「共和国」への「正しい」理解と「正しい」構
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
自由を求めて不平等になる国と、平等を求めて不自由になる国。
[ 目次 ]
序章 日本型「自由」偏重民主主義
第1章 “左翼”が消えた日本
第2章 日本型「珍」民主主義とアメリカの影
第3章 日本型自由主義の死角
第4章 フランス型「非自由」民主主義
第5章 フランス型平等主義の限界
第6章 なぜ、フランスはかくも不自由を求めるのか
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「アメリカ型のグローバル・スタンダード」だとか「グローバリゼーションの世界的標準化に対する備え」だとか「英語公用語論」だなどと言われれば、とにもかくにも英語を学ばなければ、この先の世の中で生きてゆくことはできないと感じてしまうかもしれない。今からでも英会話を始めなければ負け組になってしまうと心配になるかもしれない。
あるいは、自分はもう無理でも、せめてわが子にだけは是が非でも英語を身につけさせてやりたいと願うかもしれない。
しかし、あえて断定的に言おう。
これらの主張や懸念は、どれも幻想である。
妄想だとさえ言える。
膨大な時間と大金をつぎ込んで英語を学ぶことにどれだけの意味があ