薬師院仁志のレビュー一覧

  • 日本とフランス 二つの民主主義~不平等か、不自由か~

    Posted by ブクログ

    アメリカ型「自由」フランス型「平等」
    自由主義⇒保守である
    米国では宗教的自由求める
    日本型 小さな政府⇒官から民
    =自分の権利と自分の自由
    フランスは不自由を求める?

    米国は個・フランスは連携

    0
    2015年07月31日
  • 社会主義の誤解を解く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会主義と共産主義の違いを説明できる大人ですか?
    多種多様になって理解困難な「社会主義」を再確認しよう。


     学校の授業でもわかりづらいのでサラッと習う社会主義。再理解。

    _____
    p31 イギリスから
     社会主義の発端はイギリスから。資本主義が初めに始まったのもイギリスで、実践面では労働運動そして思想面では社会主義がそこに付随して生まれたのである。

    p38 初出
     1822年頃からイギリスではロバート=オーウェンらによって社会主義という言葉が使われ始めた。そして1830年半ばから英仏で広がり始めた。
     フランスでもサン=シモンやシャルル=フーリエらによって社会主義が広められた。彼らの

    0
    2015年04月17日
  • 日本語の宿命~なぜ日本人は社会科学を理解できないのか~

    Posted by ブクログ

    西洋のシステムを移植するということと翻訳とは同時であり、その瞬間に誤解は始まっている。そして、私たちは本著者のように何度も何度も鏡を見てはselfreflectionを健気にも続けるのだ。漱石先生が胃痛とともに持ち帰ったコンプレックスは反芻され、「日本」の「近代」との居心地の悪い同床異夢はやがて「宿命」として自覚されるということになる。このコンプレックスは丸山昌男などに典型的に見られるが、図式は今も変わっていないということだろう。反対に西欧人の方が、日本のシステムに新しい成熟の形を見るということが時折あるというのに。ともかく、西洋に「個人」「民主主義」「共和国」への「正しい」理解と「正しい」構

    0
    2015年01月07日
  • 日本語の宿命~なぜ日本人は社会科学を理解できないのか~

    Posted by ブクログ

    社会、市民、民主主義、権利…といった用語は翻訳語だが、日本語や漢語の語感にひきずられることで、原語のニュアンスから離れ理解が難しくなってしまう、という話。確かにそうだなと思う。

    0
    2012年12月27日
  • 英語を学べばバカになる~グローバル思考という妄想~

    Posted by ブクログ

    英語かぶれを批判するフランスかぶれ。
    論旨以前に、相手を批判するときはデータ持ち出すのに、自分が主張する際には経験や事例をすぐ一般化するのはどうなんだろう。

    0
    2012年03月18日
  • 社会主義の誤解を解く

    Posted by ブクログ

    社会主義を定義から振り返り、それはどのような歴史的意味を果たしてきたか、そしてその変遷とは何であったか、現代も行き続ける左派政党についても書き上げた作品。だが、歴史の資料集みたいなところがあって、ちょっと切れ味が悪いところが難なので、☆3つ。

    0
    2011年07月10日
  • 英語を学べばバカになる~グローバル思考という妄想~

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、自分自身英語を学ぶことをやめよう、とは思わなかった。それでも英語は重要である、と思えたからだ。
     ただこの本は無意味だったのかといったらそうではない。むしろ、英語を学ぶにあたってこれは読んでおかなくてはいけない本である。 英語は絶対に重要だと妄信することは間違い、それは自分自身も思う。だからこの本を読んでも英語を学ぼう、そう思えた人だけ英語を学べばいい。

    0
    2011年05月05日
  • 日本とフランス 二つの民主主義~不平等か、不自由か~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    自由を求めて不平等になる国と、平等を求めて不自由になる国。

    [ 目次 ]
    序章 日本型「自由」偏重民主主義
    第1章 “左翼”が消えた日本
    第2章 日本型「珍」民主主義とアメリカの影
    第3章 日本型自由主義の死角
    第4章 フランス型「非自由」民主主義
    第5章 フランス型平等主義の限界
    第6章 なぜ、フランスはかくも不自由を求めるのか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)

    0
    2011年04月07日
  • 英語を学べばバカになる~グローバル思考という妄想~

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    「アメリカ型のグローバル・スタンダード」だとか「グローバリゼーションの世界的標準化に対する備え」だとか「英語公用語論」だなどと言われれば、とにもかくにも英語を学ばなければ、この先の世の中で生きてゆくことはできないと感じてしまうかもしれない。今からでも英会話を始めなければ負け組になってしまうと心配になるかもしれない。
    あるいは、自分はもう無理でも、せめてわが子にだけは是が非でも英語を身につけさせてやりたいと願うかもしれない。
    しかし、あえて断定的に言おう。
    これらの主張や懸念は、どれも幻想である。
    妄想だとさえ言える。
    膨大な時間と大金をつぎ込んで英語を学ぶことにどれだけの意味があ

    0
    2010年06月29日