小崎哲哉のレビュー一覧
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文量に比して情報が少ない。
「現代アートとは何か」を標榜しながら、蓋を開ければwikipedia からコピペしたような人名の羅列に終始し、紹介される作品も大半が画像の掲載がないため、何がなんだかさっぱりです。
文章構成が滅茶苦茶(本題なのに、後述するが~が多い)で読みづらいことに加え、筆者の自己陶酔とエリーティズム溢れた文章は読んでいて不快ですらあります。
肝心の観賞法についてもフワッとしたものであり全く役に立ちません。タイトルとは裏腹に、市民の感受性を啓蒙しようとする意思は全く感じられませんでした。
逆に、筆者自体がアート業界(自分)を特別視し、民衆は黙って口を開けていろという本心は端々から透けて見えます。芸術