佐倉おりこのレビュー一覧
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試し読み
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Posted by ブクログ
・両親も親戚もいない、主人公の宮美三風はある日、四つ子だと分かる。それぞれ別の場所で育った4人は、これから同じ一軒家で暮らすことになった。トラブルだらけの生活にドキドキします。ぜひ読んでみて下さい。
・この本は、今まではなればなれだった四つ子の姉妹が出会って、いっしょに暮らす物語です。はじめての四人でのたん生日まど楽しみもあるけど、その一方ピンチもたくさんあります。
・この本は、4人とも赤ちゃんのときからちがうしせつにいれられていて、中学生自立練習というのに参加したら、4つ子だったという話です。4つ子のくらしがおもしろいので、見てみてください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレほとんど家から出ずに、逆に次々と来客(子ども)が尋ねてきて、みんなで嵐の1日を乗り切るアットホームな巻。
クラスの爽やか男子(本命)に、それからいとこのアイドルと御曹司に……と、三風さん爆モテ状態。少女マンガって感じでよい。二鳥んと李央くんの初々しい関係もひじょーに推せる。遂に三風が本命の湊くんへ姉妹の来歴の秘密を打ち明けることができた。トウキや李央たちへの三風の感情はきょうだい愛のようなものであり、恋心とは異なるっぽい。
何度も背中を押されるのがアイドルソングの歌詞というところに作者のアイドル好きが伺える。
それから、四つ子姉妹百合(シスターフッド)だけでなく、李央とトウキの双子兄弟BL関係 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子供の三角関係の葛藤を丁寧に描いてくれて、おじさんはずっと興奮してしまいます……(変質者)
いろいろとシリアスに引っ張って、けっきょく無難なところに落ち着いたと思いきや、そもそも「恋」とは、「好き」とは……という点を、メインの姉妹愛(家族愛)と結び付けて問い直す展開にはうなった。
排他性と恋愛の関係は難しいよなぁ。排他性は恋愛感情(関係)の必要条件なのか十分条件なのかいずれでもないのか。
杏ちゃん、三風ら主人公に都合の良い性格の造形をされているなぁと思ってしまうが、もう少し真剣に彼女のことを見つめていけば、固有の魅力として立ち上がっていく気はする。