富士伸太のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
キャラクター成長もの
パーティーを理不尽な理由で追放された主人公が、ひどい裏切りを受けた3人(のちに1人追加)と組んで、失ったものを取り戻し、自分たちの未熟さと対峙して成長していく物語。異世界を舞台にしたジュブナイル小説といった感じです。
なろう版に比べて登場人物の心理描写がかなり盛られています。また、中盤以降は展開やキャラクターの役柄などがかなり違っています。
6巻全部読んだ感想としては、
・ゼムの描写がかなり大盛りに
・ラストバトル前、ニックとカランは受動的に、ゼムとティアーナは能動的に過去と対峙。特にゼムの経緯が気になる人は読んでほしい。
・後半はSF風味ファンタジー
・序盤から伏線はあるものの、5〜6巻 -
Posted by ブクログ
ネタバレさんすうベアナックルは中々にヘンテコなネーミングだったが、誕生経緯を見ると理屈は分からんでも無い。現実でもチェスボクシングとかあるし。
何より勝ち方が好きだ。念話で不正しても勝てる、って言う前提がある上でそれがバレるリスクをしっかり考え自力と搦手で勝利を手にするという勝ち方は実に鮮やかだ。
普通に念話で勝つ様な作品が増えてるから余計そう思う。
加えて念話を使っているのが相手だった、と言う点も含めて【サバイバーズ】と【鉄虎隊】はいくつも共通点のある対比関係にあった。念話にリスクを感じ温存した【サバイバーズ】と念話の存在を知り油断が生まれた【鉄虎隊】。ニックが話していた通りサバイバーズのifでもあ -