品川皓亮のレビュー一覧

  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    昨今によくあるような、何の根拠もなく自身の経験だけでああしろ、こうしろというような本ではなく、歴史と思想に基づいたきちんとした本です。資本主義の分類については作者も注釈で個人の感想にすぎないことを書いており信用が持てます。この本は、読んで終わり、ではなく、次の思想に繋がり自ら考えるきっかけとなる本だと思います。

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    2026年02月22日
  • 法学部、ロースクール、司法研修所で学ぶ法律知識[第2版]―――主要10法と法的思考のエッセンス

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    各法律分野解説は非常にあっさりと全体感を示しておくにとどめ、法律の読み方や訴訟の流れ、事実認定といったテーマに紙面を割いている。

    学生時代には全く触れることがなかった法律の分野の全体像にほぼはじめて触れた私としては、日頃仕事でご一緒する先生方が、ドキュメンテーションやリーガル・カウンセル業務でサポートしてくれるときの考え方が知れて楽しかったし、日頃関わりのない訴訟弁護その他法律相談の仕事の面白さや矢鱈な理屈っぽさの背景が想像され、良い読書体験となった。

    各法律の詳細に入ると楽しい読書というより学びの読書になってしまう。それを回避してオイシイ所がつまみ食いできるのが本書であり、法律家でない私

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    2024年02月10日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    資本主義社会では、私たちを生きづらくさせている六つの要素があると本書は説明します。それは、時間・成長・数字・労働・お金・消費です。私たちは時間に追われ、成長を求められ、数字によって評価されます。労働は余剰生産物が資本家に取り込まれる仕組みの中にあり、お金が大きな力を持ちます。さらに社会は、さまざまな方法で私たちの消費を喚起します。

    これらは個人の努力や性格の問題ではなく、資本主義の構造そのものから生まれる問題だと説明されます。もし構造的な問題であるなら、私たちはどうすればよいのでしょうか。本書は、これら六つの要素それぞれに対して、自分に合った「距離」をとることが重要だと示唆します。

    現代社

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    2026年03月15日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    とても理解しやすい文章と構成で面白かった。
    私は最初は注釈を見ずにライトに読み、その後に注釈まで深掘りするという読み方をした。
    一度で2度も3度も美味しい。

    今を生きる社会の構造を知ることでメタ的に自分を理解することと、それを踏まえた社会システムとの接合を図ることができる実践的な一冊だと感じた。

    より専門的に知識を吸収したい人には物足りないかもしれないが、多くの人に読んでほしい一冊。

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    2026年03月10日
  • 法学部、ロースクール、司法研修所で学ぶ法律知識[第2版]―――主要10法と法的思考のエッセンス

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    タイトル通り、法律家(裁判官・検察官・弁護士)が学ぶ基礎的な法律知識を学べる書籍。学生の時、法学に全く興味がなかったことを後悔したくらい、リーガルマインドの面白さに触れられた。そもそも実体法と手続法の存在も知らなかったし、憲法が国家権力を規制する規範になっている当たり前の事実がようやく腹落ちした。
    個人的には民事訴訟法の章が好き、行政法が苦手だった…。次は行政を学ぼうかしら。

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    2022年03月20日