品川皓亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【ゴールなき拡張】
ー 「常に成長を続けなければならない」という教え ー
「現状維持では後退しているも同然」というよくわからない理論がまかり通っています。現状を維持することだけでもすばらしいことだと思うのですが、今の資本主義ではこれはよくないし、認められないことと扱われます。
このまま成長拡大を追い求めて、最終的にはどうなることを目的としているのかよくわかりません。
どこまで拡張すればゴールになるのでしょうか?
先が見えないことに不安を感じます。
ー 苦しい労働 -
定義として「労働は苦しいもの」です。
中世以前の労働は奴隷が行う卑しい行為であったのですが、労働はいつのまにか当たり -
Posted by ブクログ
資本主義の世の中に生きています、特に会社勤務をしていた2年前までは、いつも何かに追われている感じがしていました。この本はその正体を明かした上で、最終的には「資本主義といかに上手に付き合っていくか」について書かれています。時間・成長・数字・労働・お金・消費との上手に付き合うことが大事なようですね。
以下は気になったポイントです。
・ 哲学者 アレントは西洋の多くの言語では働くことは「仕事」と「労働」という2つのタイプに分けられる と指摘している、仕事という言葉には、人が自分の手や頭を使って「工夫しながら働く」という 肯定的な意味合いが含まれる、労働という言葉には、人が身体を使って「苦労しなが -
Posted by ブクログ
品川皓亮著『資本主義と、生きていく。~歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体』のレビューです。
タイトルに期待して購入しましたが、資本主義と生きていく方法については書いていないに等しいです。
『あなたはなぜ焦っているのか 〜資本主義の構造が生み出す追手を解き明かす〜』くらいのタイトルなら納得だったのですが。
資本主義から逃れられないこの社会で生きていくためには、資本主義と適切な距離感を保とう、というのが、この本の回答。なんともあっさりしています。
資本主義以前の世界がどうだったのかを簡単に紹介してくれているので、そこは「距離を取る」「思い込みを取り除く」ための助けになりそうだなと -
Posted by ブクログ
もっとお金を稼がないと。もっと効率化しないと。もっと成長しないと、って、良く考えたら何でそうなのか?何に追われているのか?
現在の資本主義の社会がどのような構造になっているのか、歴史と思想から辿る入門書としても良い一冊。現代人の「しんどさ」を解き明かしています。
だから、資本主義社会にもやもやっとしたしんどさを感じている人には、そのもやもやの正体、何が自分を追い立てているのかに、構造的な視点を提供してくれます。
現在の資本主義社会を俯瞰的に捉えて、メタ認知すること。そして、逃げ出すのは無理でも、自分自身に合った資本主義との距離感を作って付き合っていくのに役立ちそうです。