品川皓亮のレビュー一覧

  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    自分の承認欲求(snsのいいね数など)や何者かになりたい欲を手放したいと思い本書を読んだが、アダム・スミスの国富論に少し救われた感覚をもった。すなわち、個人の利己的な欲求を否定するのではなく、それを社会にとって有益な方向へと導くことが肝要であるため、今後も一定の承認欲求を原動に世の中に貢献したいと思えただけでも、出会えて良かった本の一つ。でもあとがきに深井さんが書いてあったように、西洋哲学よりも東洋哲学がしっくりくるので、今後東洋哲学を学びたいとも思った。

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    2026年08月27日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    現代社会を生きる、何となくしんどいを分解するため、資本主義を因数分解した本。
    日々の仕事に追われていて、将来が不安になるときに読みたい本。

    世界を資本主義という枠組みで捉えることで、なぜ何となくしんどさ、焦り、不安があるのか理解する一助になる。

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    2026年08月26日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    成長しないと、KPIを達成しないと、常に頭の中にある焦燥感の正体を暴いてくれる内容でした。このしんどさが社会の構造という大きな枠組みだとは考えたことがなかったので新鮮でした。
    資本主義を形作る追手それぞれとの距離感をとる。勇気のいることだけど、自分にとって最適な付き合い方を考えたいと思いました。

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    2026年08月16日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    成長や時間に追われて落ち着かない、今を楽しめない等の悩みに対し、その経緯と対応策を紹介された本。
     時間に対しては、制限時間が減っていくものから、四季のように循環するものと捉える考え方を紹介されていた。また、休日でも休まらない悩みに対しては、仕事の時間内だけと割り切る考え方を紹介されていた。
     両者は共に近代に入る前の時間の捉え方であり、人の体に馴染むはずものと思うので、取り入れてみたいと思った。
     

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    2026年08月14日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    資本主義とは何か、
    平易な言葉で解説していく。
    アダムスミス、マルクス、シュンペーターなど
    様々な偉人の主張をまとめて紹介。
    読んでいて、純粋におもしろい。
    内容もしっかりまとまっている。
    資本主義との距離感を考えさせられる1冊。

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    2026年07月10日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    読みやすいのに、内容が濃い本です。注釈がとてもありがたく、面白いです。資本主義に対して否定的な本はたくさん読んできましたが、適切な距離をとるという意味ではコテンラジオ的、メタ認知的な本です。目からウロコが落ちるほどの気づきはありませんが、現代人のモヤモヤの言語化と、それらの多くはすでに学術的にも議論されていることが分かるいい本です。私は同じ悩みを先人たちが同様に持っているととても安心します。この本はそういう先人たちの知恵もたくさん紹介してくれる本です。

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    2026年07月01日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    ・「しんどさ」の原因の言語化
    日常で感じる「時間に追われる」「休日も休まらない」「数字の支配」「年収による人への評価」といった息苦しさを、個人の心の持ちようではなく、現代人の思考に染み込んだ「資本主義」の弊害(6人の追手)として捉える。

    ・歴史と思想による構造の解明
    時間、成長、数字、労働、お金、消費という6つの要素が、なぜ現代において人を追い詰める仕組みになったのかを、歴史的な背景(キリスト教の時間革命、科学革命、宗教改革など)や思想の変遷から紐解く。

    ・資本主義を否定しないスタンス
    資本主義そのものを悪として完全否定したり、極端な隠居・退職を勧めたりするのではなく、システムを客観的に「知る」ことで盲従から抜け出すことを目指す。

    ・適切な距離感の提案
    「測らない勇気を持つ」「偽物の欲求を疑う」「無駄な時間を取り戻す」といったアプローチを通じ、資本主義の構造を理解した上で、それらと適切な距離を取りながら主体的かつ健やかに生きていく実践的な知恵を提示する。

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    2026年06月23日
  • 法学部、ロースクール、司法研修所で学ぶ法律知識[第2版]―――主要10法と法的思考のエッセンス

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    タイトル通り、法律家(裁判官・検察官・弁護士)が学ぶ基礎的な法律知識を学べる書籍。学生の時、法学に全く興味がなかったことを後悔したくらい、リーガルマインドの面白さに触れられた。そもそも実体法と手続法の存在も知らなかったし、憲法が国家権力を規制する規範になっている当たり前の事実がようやく腹落ちした。
    個人的には民事訴訟法の章が好き、行政法が苦手だった…。次は行政を学ぼうかしら。

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    2022年03月20日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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     読む人が読めばわかりやすく感じられるのでしょうが、少し小難しく感じてしまいました。
     ひとまずは資本主義との距離の取り方(近づき過ぎず遠ざかる)は大事なことの一つのようです。簡単にまとめると、直線的でなく循環的な時間感覚、成長しつづけるという考えの放棄、数値管理の弊害の理解、労働しなければいけないという価値観の変化、お金と道徳、ほしいという感情はどこからか(真の欲求か偽か)、以上のようなことです。
     資本主義にはどのような歴史があるか、どんな考えか、それにとらわれることは大変であり、距離感が大切だということなどが、相応の分量で書かれているように思います。単純に考える方なのであまり合いませんでしたが、人文知というような領域でよく考える人には合うのかなと思いました。

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    2026年09月29日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    タイトルの通り、資本主義の構造を、西洋史と西洋思想をもとに紐解き、我々が資本主義社会において現在感じている「生きづらさ」の正体を特定したうえで、資本主義とどう付き合っていくかを示す。

    資本主義には、
    ①我々を日々追い立てる「6人の追手」・・・すなわち時間、成長、数字、労働、お金、消費が存在し、さらに
    ②その背景に、分業、市場、商品という3つの基本装置と、資本、イノベーション、金融という3つの加速装置が存在する・・・
    ということを、西洋で展開された歴史と、文理の別を問わず様々な学問史を幅広く援用し、それぞれの成立過程と性質を解き明かしていく。

    本書は、表題の通りに資本主義の構造を解き明かすという主題もあるが、人類が築き上げてきた「人文知」を、いかに生活に活用していくかを副題としており、本書自体がその実践といった趣である。
    主題の展開に必要な要素を広く浅くピックアップし、人文知の魅力的な世界に誘おうという著者の試みが伝わってくる。

    さて、肝心の中身であるが、論旨は明快だしさまざまな学問分野の理論展開に触れられ興味深い。
    しかし説かれている内容は、(特に世界史を受験科目に選んだ)経済系・商学系の学部卒の人間なら読んで目新しいところはないかもしれない。
    構造を解き明かしたうえでの処方箋も、程よい距離を取りましょう。程よさというのは人それぞれなので、本書で解き明かした構造を参考に考えてみてね。
    と言った感じで、やはり読者自身の学ぶ姿勢を引き出すこと自体が目的であるかのようである。

    とは言え、ここまでかみ砕いた表現で、資本主義の性質を言語化されていること自体には価値がある。
    資本主義の基本性質は「欲望拡張原理」であり一人ひとりの人間は利己的な存在と規定されているが、現実の人間はもっと複雑な気持ちを有しており、そのギャップこそが「しんどさ」を生んでいる。とは見事な言語化である。

    帯の売り文句にピンと来た人は一読して損はないように思う。

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    2026年08月22日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    内容はとても共感できるものばかりだった。
    が、なんとなくどれも知ってたという印象。
    資本主義とは付かず離れず上手くやっていきたいものだ。

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    2026年08月22日
  • 資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体

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    もっとお金を稼がないと。もっと効率化しないと。もっと成長しないと、って、良く考えたら何でそうしなければならないのか?何に追われているのか?

    現在の資本主義の社会がどのような構造になっているのか、歴史と思想から辿る入門書としても良い一冊。現代人の「しんどさ」を解き明かしています。

    資本主義社会に「もやもやっとしたしんどさ」を感じている人には、そのもやもやの正体、何が自分を追い立てているのかに、構造的な視点を提供してくれます。

    現在の資本主義社会を俯瞰的に捉えて、メタ認知すること。そして、逃げ出すのは無理でも、自分自身に合った資本主義との距離感を作って付き合っていくのに役立ちそうです。

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    2026年05月21日