梶谷真司のレビュー一覧

  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    自由に発言、自由に質問することの難しさ
    どう見られるかバイアスかかる
    問うことの重要さ、なるほどの内容でした

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    2025年03月24日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

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    ネタバレ

    目的をもって問う
    「問うことは目的と結びついている時、より意義あるものとなり、その力を発揮する」
    「人はなぜ生きるのか?」
    私は今まで問いかけることしかしてなかった。
    「なんのための問いなのか?」
    この視点は初めて得た。

    「つらくても新しいことを知るのは、現実とより深く複雑な関わりをもつことであり、それは平面的で単純な関わりよりも、絶対的に豊かである。」

    「先進国の人間は、開発途上国で自分たちが消費しているものがどのように作られているのか、誰がどんなふうに働いているのか、想像もしないだろう。子育てをしているパートナーがどんな一日を送っているか、どんなことに喜び、どんなことで苦しんでいるのか

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    2024年04月19日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

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    問う、といくことに焦点をあて、問うことの大切さや問いの種類、問う力を鍛えるための実践的なレッスンまでを網羅。
    問うことを絶対的に正とするわけではなく、時には害になることもあるとして、問いをやめるべきタイミングについても書かれており、非常にためになる。

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    2024年03月24日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

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    昨年の自分の漢字1文字、『問』の本。

    不登校は本当にダメなのか。結婚しないと不幸か。旅行とは何か。人としてマトモとはどういうことか。真面目との違いは何か。正しい行いとは何か。問題と課題はどう違うのか。仕事とは何か。

    今までサラッと流してきた(或いはとある立場からからだけで物事を見てきた)テーマに対して、自分なりの意見を持つということを意識した1年。

    この本はその大切さ、意味、目的、手段を綺麗にまとめてくれた。
    丁寧に生きる、とはこういうことでもあるのかなと思いました。

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    2024年01月22日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    自分の人生、ベルトコンベアーに乗って、進んできたように思う。
    自分の足で歩いて行きたい。
    今日一日、よかったなぁと思って布団に入りたい。
    そんな自分の手がかりになる。
    哲学対話に参加する。
    やってみたい。

    山田ズーニーさんの本も読みます。

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    2023年02月10日
  • 書くとはどういうことか

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    書く方法、考える方法を学べる。仕事上での報告や依頼で何をかけばいいか分からないと思うことがある。考えるとは自分に問うこと。早速実践してみたい。

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    2023年01月04日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    購入済み

    電子会議でもやりたい

    自由な対話による哲学思考、今の世に必要なことです、電子会議でも是非活用したいです。

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    2020年05月25日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    哲学対話を主宰するにあたって、これは読んでおかねばな、と思って読みはじめた。
    著者の言葉の扱い方に「誠実さ」のようなものを感じ…、それだけで感動した。
    特に現在の教育システムへの批判的な話は深く頷きながら読んだ。

    哲学対話の基本的なルールや効用については、オンライン哲学対話を何回か体験していたので、既に知っている話が多かった。

    哲学対話を主宰するにあたり、最後の章はとても参考になり、この読書体験を活かして、よい哲学対話が出来たらいいなと思うが、初めから成功させようなんて思い上がりだ、とも思うし、そう書いてあったような気もするし、身を引き締めよう。

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    2020年05月21日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    「哲学」とは、「考える」ということを通して、誰もが自分の生きる現実をほんの少しでも変え、自由と責任を取り戻していきるための小さな挑戦である。

    まさしく、その通りだとも言える。
    本書は哲学対話の説明を中心としながらも、
    哲学とは何か?対話とは何か?
    どうしてそれらが大切なのかということを簡潔に、だがとても力強く書かれている。


    学校関係者で哲学対話をしてみたいと思う方には、
    この一冊が理念的背景、スキル、考え方の入り口として
    オススメできる。

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    2019年11月15日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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     考える事について、どのように(how to)するかがテーマの本。

     本書においては、その手段として哲学対話をツールとして挙げている。

     普段している挨拶・信号を交換する会話ではなく、考える為・事象を突き詰めていく為の対話、との事。

     プラトンの対話や、孔子の問答の系譜に属するのかもしれない。

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    2019年07月27日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    世の中には「自分で考えろ」という主張が多いが、じゃあどうやって?という続きがない場合が多い。
    本書は哲学対話という切り口から「考える」とはどういうことかを本質的に、わかりやすく記した本。

    自由と責任という観点は、自己責任を求めすぎることなく、自由と思考をうまく結び付けてくれる。「自由と責任を一緒に取り戻す」「自分自身の人生を生きる」という言葉はとても共感できるし、納得できる。
    また、他者との関わりがあるからこそ、個人の自由が可能になるというとらえ方は、他者と生きていくうえでの希望を与えてくれる。

    考えることがなぜ有用なのか、危機感で迫るでもなく、ビジネススキル的に捉えるでもなく、自分で人生

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    2019年04月15日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    シュタイナーの『自由の哲学』から思考という概念がキーになるような気がしていて,マルクス・ガブリエルの『考えるという感覚/思考の意味』に手を伸ばしているので,同系列の内容を期待していたが,哲学対話(いわゆる哲学カフェ)の話で予想と全然違った。

    それでも考えることと自由について,自由と責任など哲学対話の異議から学ぶところは大きい。
    問う・考える・語る・聞くの関係は,哲学という営みにとって本質的なものだろう。特に語ると聞くは,専門的な哲学研究では落としがちだが,コミュニケーション論として有益。

    おわりにで語られる著者のドライかつプラグマティックな姿勢には好意を覚える。以下引用。

    「私は学校教育

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    2025年01月13日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    哲学対話と聞くと、難しそうなイメージだが、誰でも(子どもどころか、赤ちゃんでも!)参加でき、設定のしかたを間違えなければ、例えばクラスの苛めをなくすことに繋がるなど、予期せぬ効果をもたらしたりするらしい。

    本書は哲学対話を企画したりファシリテーターを務めたりする人向けだと思うが、そのルールは、哲学対話以外の意見交換や部下とのコミュニケーションを深めたいときにも参考になると思う。

    ○哲学対話のルール
    ①何を言ってもいい。
    ②人の言うことに対して否定的な態度をとらない。
    ③発言せず、ただ聞いているだけでもいい。
    ④お互いに問いかけるようにする。
    ⑤知識ではなく、自分の経験にそくして話す。
    ⑥話

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    2024年12月21日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

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    何てしんどい本なんだ。
    問いを立てるって、
    簡単なようで、かなりパワーが要る。
    でも、生きていくために必須な力。

    書いてあることが難しいわけではない。
    ただ、実践しようとすると、難しい。
    というか、面倒くさい。

    この本を読むと、自分がいかに頭を使わずに
    生きているかが思い知らされる。

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    2024年05月26日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

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    アンケート、面接、問診など、質問をしたり、受けたりする機会はたくさんあります
    それは目的があって、そのためどうすれば、うまく質問できるか、そんな本はたくさんあります。この本はタイトルの通り、それ以前の「問う」とはどういうことか、を考えさせられます。

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    2024年03月18日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    梶谷真司さんの対話には多く学ぶ所がある。

    最近哲学対話なるもの、それに関連する事柄が盛んに取り上げられている。会社等のだけにとどまらず、子ども、高齢者の教育福祉にまで広がっている。

    以前、あーだこーださんの講義を聴いたことがあるが梶谷真司さんの意、系統を受け継いで推し進められているのではないかなと思ったりもした。
    また、個人的にも哲学に関する内容はとてもおもしろかった。対話に関しては人と話すのが嫌いだからなぁ、、

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    2024年03月09日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    良い本と思います。
    哲学対話について、その意義と普段の生活で得られない効用を示しています。また、実際のファシリテーションについて具体的な提案もあるため、やってみたい人の役にも立つ内容と思いました。

    目の前の人と対話する能力は簡単に見えて意外とできないと理解しています。属性で決めつけたり、わかった気になったり、自分の得意なことに籠ってしまったり。
    相手の話を聞いて、相手にわかりやすく話す、それだけのことがいかに難しいかは意外と無視されている事実なのかなと思います。答えが結果的に得られるかも大事な目的かもしれませんが、自分の思った通りにならない展開も、自分の自由な発言をすることも、なかなか得難い

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    2023年10月19日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

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    なぜ問うことができないのか。なぜ問うことが重要なのか。何を問うのか。どうやって問うのか。ということを流れに沿って丁寧に解説してあった。
    「問いが浮かばない」「何を問えばいいのかわからない」のが最近の悩みだったけど、問いの形や問い方には種類や大小があることがわかった。「これは問うべきものじゃない」と勝手に決めつけていたところもあったのかもしれないと反省した。

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    2023年10月12日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    相手の意見を理解するのではなく、受け止める。理解できないことは拒絶に繋がりやすい。また、受け止めることは受け入れることではない。ただ受け止めて、観察する。そんな感じかなと思った。

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    2022年09月28日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

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    家族の食卓で本書で紹介されている「哲学対話」がもてたら良いなぁと思いつつ、下手に哲学的にしようと抽象度上げにかかると鬱陶しがられるだけだから、ただ「問う」「考えの補助線を引いて待つ」そして「聴く」ことなんだろうなぁ。

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    2022年07月07日