梶谷真司のレビュー一覧

  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    ・対話の時間は物足りないくらいがちょうどいい、終わるとモヤモヤする、いろんな立場や考え方に出会ったせいで自分の考えが揺らぎ頭が混乱する
    終わった後に家族や友達と、自分と対話する
    自分の中の他者が増えている

    ・明確な答えの出ない問いが良い

    ・語ることで考えに形を与える、通じる言葉にすることで自分にとっても明確になる

    ・普段口に出すこととは、良いとされていること、正しいとされていること、相手の意向に合うとされていること

    ・教師も1人の人間として参加する
    ファシリテーターはルールを率先してやってみせる

    ・子ども 大人が当たり前だと思っていることに疑問を投げかけてくる

    ・考えるためには問

    0
    2022年02月18日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    この本は「考えること」に焦点を当て、考えることの重要性、やり方について書いてある本です。
    普段の生活では、考えているようで考えておらず、ただ反応しているだけのことが多いように思います。
    「考えるとはどういうことか」を考える機会になりました。
    ぜひぜひ読んでみて下さい

    0
    2021年11月29日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    考えることでいろいろなしがらみから解放され自由になるよ。自由になるために考えよう。一人だとむずかしいから、みんなでやろうね→対話哲学
    哲学とは、というより、身の回りのあらゆる事象に問いを立て続けて、それをシェアしていこうぜ、という思考術的な本。

    0
    2019年09月14日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    幼稚園児ノ子どもとの会話に役立つことがあるのではないかと興味を持ち購入。
    哲学対話が、他のディベートや哲学等とどう違うのか、その違いを説明するために、筆者が、考えていることを全部文字にしたいという感じで、少々回りくどく、わかりずらい部分があった。つまりどういうことなのだろう?という問いがずっと頭の中に浮かびながら、読み進めることになった。最後まで読まないと、筆者のことを誤解するんじゃないか?という気持ちが常にあった。スパッと、もっと削ぎ落とした文章にすることもできたろうにと感じた。

    0
    2019年09月01日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んで思うに、考えることは普段からできていると思う。
    ただ、対話は難しい。
    わからないから質問しても、帰ってこないからだ。
    本筋とずれていると、そんなの関係ないとか、わからないとか。
    この本に出てくる哲学対話も自分の性格だと結構つらいかも。

    0
    2019年06月30日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    道徳はもちろん、社会科の単元の導入ー学習問題づくりーなどでも使えそうなかな。

    対話の良し悪しを求めるばかりに、教師が介入度を高め、ファシリテーター然とすることで参加者が消費者化するなど、ドキリとする記述あり。

    問い、考え、語り、聞くことの自由度をあげつつ、それを内容の哲学性のアップにいかにつなげるか、という思考自体がよくないのか、など、いろいろ考えさせられる。

    なかなか現場では評価されない価値だろうけど、とても大切だとおもう。というか、こういうところで考えられなきゃダメなんじゃないか!

    と自戒をこめて。

    0
    2019年06月24日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    問いについてこんなに向き合うことも考えることも今までなく、良い機会になった。内容は、シンプル、奥深い、そして難しい。理解が追いついていないのをヒシヒシと感じながら読み進めていきました。

    0
    2025年09月08日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

    Posted by ブクログ

    問うことのスペシャリストである哲学者が問うことを考察。問うことの整理(質・目的,機能,方法,訓練法)。 「問うべきことをほとんど問うていない」「考えることは問うことに基づいている」→思考停止の脱却は問うことから。 「問いの質と量が思考の質と量を決める」→問うこと・考えることの場数を踏むことの重要性。 いかにすれば問う力を高められるか:練習の仕方。学校において「問う」ことを求められる経験。 ※秀逸なのは,問うことをいつやめるかについても言及しているところ。

    0
    2025年09月04日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

    Posted by ブクログ

    考える力としての問う力。問い力を磨いて自己を顧みる思考習慣を持つこと。偏見や一般常識を脱することの難しさを感じた。ただ、この本を書いた著者自身の思考パターンがぐるぐる回って答えの無いところを堂々巡りしがちなのかなと感じた。その特性を長所と捉えて本にしてみたというノリを感じた。この思考ぐるぐるがどれくらい生産的なのかはあまり実感しなかった。

    0
    2025年02月28日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なぜ問うのか。それは人は間違うからである。その間違いを少なくするための方法。それが問うということ。本書はその「問う」ということを体系的に示したものである。
    仕事をしていて思うのはそもそも「問う」ことの必要性を感じていない人が意外に多い。そういう人たちは仕事に失敗していない。というか自分がやってきたことが非効率だということにすら気がついていない。そしてうまくいっているのだから、それ以上何もしたくない。そうおもっている。
    大事なのは「問う」状況であるおとを認知すること。自分が置かれている状態を正しく理解することではないかと思う。それがあってこその「問い」だと思う。
    「問い」に関する書籍は多い。一方

    0
    2024年05月11日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    哲学対話というものを初めて知った。全然文脈は違うが、それに相当するようなスタイルで?男性の育児についてというテーマで区民センターとかで短時間やったことがあったが、面白かったし、少し刺激的だった。哲学テーマでも数人とかでやってみたい。
    概して、この本で考えるとはどういうことかを哲学する、というより、そういうのをメタで考え直す機会として哲学対話というものがありますよ、こんな感じでやります、という著者の専門分野の解説本な気がした。確かにそんな基礎的でかつメタな深遠なテーマを書物で表面的に知ろうというのは傲慢で、自ら動いて話して考えろ、ということなのだろうと納得。

    0
    2024年02月11日
  • 書くとはどういうことか

    Posted by ブクログ

    Whatの部分では書くとは考えること、考えるとは書くこと、というコンセプトが提示される。後半にかけてのHowの部分はグループワークをはじめとした他者を巻き込みながら考え、そして書く訓練方法が書いてある。

    0
    2024年02月07日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

    Posted by ブクログ

    確かに、物事を深く考えるには問いを立てることが一番の近道だと感じるし、答えを出すよりことも問いを考えることが重要だという話もある。
    日常で問いを立てないことはないので、本書を読んで一から学ぶ必要があると感じた。

    この本では、「問うための方法」などが、具体例により理解出来る。
    哲学的で億劫になりがちだが、例に対して共感が多く読み続けやすい。
    例えば、「問うことが攻撃的だと感じる」とか、「問うのが歓迎されない」など、問うことを躊躇ってしまうことってあるあるですよね。それが当たり前であるみたいな。
    そのような勝手な思い込みで、大事な問いのチャンスを逃してしまっているなら、無くすべき考え方ですね。

    0
    2024年01月22日
  • 問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン

    Posted by ブクログ

    「問いを立てる」ということに自分のアンテナが立っていたので読んでみた。

    変化が激しくメディアが大きな力を持つ現代において、情報に踊らされず自分の頭で考える重要性について考えさせてくれる本。

    著者自身あとがきで哲学書であると言っているくらいなので、読んですぐに役に立つ本ではないと感じた。

    しかし問いを立てるということについて【重要性、目的、問いの種類、問いの立て方、問う力のつけ方、現実への活かし方】と多くの面から書かれており、問うことにアンテナの立っている人には何かしら役に立つ本と思う。

    深掘りする本というより薄く広く掘る本であったこと、あまり読みやすい本ではないと感じたので星3つです。

    0
    2023年12月14日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    考える事の概念が覆された。
    確かに自分の思いをストレートにありのまま伝える機会って、日常生活においてほぼ無いよな。
    哲学対話に参加してみたくなったよ。

    0
    2023年04月08日
  • 書くとはどういうことか

    Posted by ブクログ

    半紙を高級にコーティングしたような素材の表紙と、タイトルの「書く」が手書きなところに惹かれたので購入しました。『文章を書くとは自分と向き合うこと』というのは同感で、自分の言葉で書くというのも納得したことの一つです。

    一方、『自分が書くべき文章がある』といった「べき論」が冒頭に来てしまい、心の扉が閉じそうになってしまいました。『書く内容を見つける方法を学ぶことこそが(・・・略)重要』と書いているものの、本書ではほとんど触れず、考え方や書き方を論じているので伏線回収がなされていない感が否めないです。

    思考に構造を与える問いや内容を与える問い、その他のステップなど参考になることは多かったので、書

    0
    2023年02月14日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    考えることで、主観的な感覚としての自由を得ることができる、というのは新たな視点。普段仕事に忙殺されてると何か考えたくもない気になるが、何か別のことを考えることで『自由になる』ことができる、というのは実感できた。
    あとは適当に読み飛ばしました。

    0
    2022年11月19日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    哲学対話のノウハウを知ることができる。
    初心者向けの本。
    それ以上でもそれ以下でもない。
    少し期待しすぎたようです。

    0
    2021年09月19日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近い人が哲学カフェを面白がっていたので。うん、これは面白そうだな。しゃべっている間待つのは結構大変だよね。マインドマップだと自分だけだから、こういうのいいかも。

    0
    2021年07月09日
  • 考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

    Posted by ブクログ

    哲学対話を数多く実践する大学教授である著者が哲学対話を通して考えることについてや哲学対話の実践法について書いた一冊。

    問い、考え、語り、聞くという4つを対話の中で行う哲学対話についてその効用と実践法を本書で知ることができました。
    老若男女誰でも参加でき、10から15人で行うことや輪になって行うことなどルールを作り、何を言っても否定せず参加者で考える場をつくるという普段の生活の中ではなかなかない場面で参加者にとって有意義な機会となるだろうと感じました。
    また、モヤモヤした状態で終わり、対話後も考えることが大切と言うのは印象に残りました。

    コミュニティボールや否定せず受け止めるために進行役、普

    0
    2021年04月24日