グレアム・グリーンのレビュー一覧

  • 二十一の短篇 新訳版

    Posted by ブクログ

    「廃物破壊者たち」が読みたくて購入。とても、面白い短編だった。他の作品も良かったけど、「廃物破壊者たち」が最も好きなタイプの小説だった。
    主人公の少年が徹底して老人の家を破壊する姿勢に色々と感じるものがあり、様々な解釈のできる物語だと思った。
    他の作品では「ブルーフィルム」「田舎へのドライブ」辺りが面白かったです。

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    2013年02月23日
  • ヒューマン・ファクター〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    スパイ小説ではありますが、派手な撃ち合いも激しい駆け引きもなく、終始淡々と進行します。主な登場人物は全員心の弱さを抱えていて、祖国を裏切ったはずのスパイですら悪人ではなく、敵対する立場の人物の弱さに共感を抱いたりもします。
    言ってみればスパイ小説の形を変えた人情もので、読後感は非常にしんみりとしています。

    文学的な香気があふれる作品ですが…残念ながら僕の好みではありませんでした。

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    2011年10月19日
  • ヒューマン・ファクター〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    イギリス情報部で、極秘事項がソ連に漏洩した。二重スパイは一体誰か? 上層部が特定を進める中、主人公カッスルは・・・。

    グレアム・グリーンの『二十一の短編』に収録されていた「廃物破壊者たち」は、通学中の電車内で読んで、「駅を乗り過ごしてもいい!」と初めて思った短編だった(結局ちゃんと降りてしまったのだけれど・・・)。
    しかし、この「廃物~」以降の短編は読んでもよく頭に入らず、一冊読み終えた感想は「一番最初のだけめちゃくちゃ凄かったのにな」だった。

    というわけで、グリーンの本が自分に合うのか合わないのか、いまいちよくわからないまま、この本を手に取ったところ、これもちょっと違ったらしい。
    確かに

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    2011年07月21日