佐川恭一のレビュー一覧

  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    (2023/07/11)

    漫画読むような感覚でサックサクとテンポよく読めるのが良い。

    酒呑めるひとは呑みながら読むのが良い。
    呑めない人は深夜に読むのが良い。

    とにかくおかしなテンションで読むのが良い。
    笑いながら読めるので最高に楽しい。

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    2023年07月11日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    タイトルにある「清朝時代にタイムスリップ~」が思った程でなかったので、途中で止めかけたが思いとどまった。
    「普通科高校の魔法使い」で、何だこれは!おもしれーとツボに嵌ってからは、最後の「東大A判定記念パーティ」まで一気に楽しんだ。

    「店員はまるで五歳にもならぬ幼児を勇気付けて保育園へ送り出す、模範的な親のようだった」←この表現が好きです。

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    2023年06月24日
  • 七浪京大卒無職・院等寺庵乃雲の奔走

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    ネタバレ

    ここまでぶっ飛んでる小説読んだことない!
    そう思います。
    主人公院等寺がポジティブすぎる。
    側からみたらかなりやばい絶望的な状況なのに、本人は全く気にせず。
    バカと天才は紙一重を体現してる人だ…と思ってしまいました。
    しかし間宮は間宮でキャラが濃い。
    キャラクターの大渋滞なのに、話がぽんぽん進んでいってリズム感の良さにも驚きました。
    こんなに濃いのに読んでいて疲弊しないことってあるんだ……。
    さて院等寺はノンフィクション大賞に応募したのか?その結果を最後のページで知り、思わずにやりとしてしまいました。

    感想書くのが難しいけれど面白かったです!

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    2026年09月24日
  • 学歴狂の詩

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    作者を取り巻く色々な奇才がたくさん描かれており、最後まで面白く読むことができた
    特に宮坂先生の恐怖政治は笑ってはいけないみたいで面白かった
    ヤンキーは凶暴で手がつけられない、というのは想像がつくけど、頭が良すぎる生徒は賢いが故に教師たちを負かしてしまう点は言い得て妙だと思った

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    2026年08月27日
  • 学歴狂の詩

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    学歴狂はヤバいですね…まぁ自分の周りにも数人いましたが…東大行っても彼女は自動的にできないんだぜ?と教えてくれた彼は今何をしているのだろう…

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    2026年07月26日
  • 就活闘争 20XX

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    ネタバレ

    就活をする中で、落ちた者が死んでいくデス就活です。
    タイトルからエンタメ性は十分あると思い読みました。
    当たり外れが激しそうだなと思いながら読みましたが、自分は結構好きでした。
    根本的に物語自体を深読みすると、とてもじゃないけど読んでられなくなるので、サクッと読み進めていくのがオススメです。

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    2026年06月22日
  • 七浪京大卒無職・院等寺庵乃雲の奔走

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    SFと云うのかファンタジーなのか、分類に困ったが、とにかく変な話。最初はそうも思わなかったんだけど、途中から私には訳の分からん世界になった。身近にも何人かいるが、京大卒ってへんや奴ばっかりか?でも、最後の1ページでにやりとさせられてしまったし、ないことないにしておこう

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    2026年05月11日
  • 就活闘争 20XX

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    就活サバイバルという読んだことのないジャンルでした。フィクションの中にリアルさがあり、また所々で出てくる学歴イジリが笑えました。

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    2026年04月20日
  • 学歴狂の詩

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    最高レベルの男子進学校って、こんな感じかというのがよくわかる本。
    勉強って、地頭はともかく、努力すれば成績が上がるわかりやすい世界であり、かつ、世の中もそれを全肯定するので著者のようにのめり込むのもよくわかる。

    そして、進学校というのは、狭い世界の中でそれを更に強化し、目標しか頭に無くさせる雰囲気を作っていることがよくわかる。
    灘や開成は教え方が上手いからでなく、生徒の地頭の良さと彼ら自身が競い合うので成績が良くなるという話だが、この本を読むとその通りだろう。

    東大京大医学部以外は大学じゃないというのは学校と自己の洗脳だろうが、人生のパフォーマンスでみれば早慶や旧帝大とそれほど違うのかどうか。
    東大入学だけを目指して入学後に燃え尽きるよりも、受験のエネルギー消費をほどほどにして大学や社会人でやることを楽しんだ方が良さそうな気がする。

    この話は受験だけでなく、甲子園を目指す野球でもオリンピックを目指すアスリートでも、M1ヲ目指すお笑いでも同じことだろう。
    これしかないと思って打ち込むのもいいが、ある程度視野を持つことも大切だということじゃないかと思う。

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    2026年04月09日
  • 学歴狂の詩

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    最初学歴か…興味ねえな…というかこんな本読みたいと思ってたんか自分…という謎の学歴アンチと化していたが、大学の就活は結局学歴なのか、そりゃ確かに、1番わかりやすい指標やんな、てか京大行けるって、それだけ勉強頑張れるって、狂えるってすげえや…とわたわた色々思ってるうちに終わった。なんか大学に入る前の性格形成期って色々あるんだな。

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    2026年04月01日
  • 七浪京大卒無職・院等寺庵乃雲の奔走

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    ネタバレ

    ほんとうにたまたまなのだけれど、『ルポ秀和幡ヶ谷レジデンス』を読んで間もないタイミングで手に取り、
    ノンフィクションをフィクションよりも好きという主人公の考えを知ることができた。

    これもたまたまだが、#毎日パトレイバーの時期に重なり、戦闘シーンも楽しめた笑

    設定はなんだかよくわからなかったけどおもしろかった。

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    2026年03月28日
  • 七浪京大卒無職・院等寺庵乃雲の奔走

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    かなり私的にはぶっ飛んでいるなー。と感じました。
    しかし、最終的には愛があるし、なぜだか優しい気持ちになれました。

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    2026年03月09日
  • 学歴狂の詩

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    学歴厨としては読んでおかなきゃな一冊
    某進学校に蔓延る愉快な仲間たち
    天才と努力の天才どちらも出てくるんだけど、自分はこんなふうにはなれないな…と同時に自分も努力したい!と改めて思える
    みんな成功体験や失敗体験や人間性の崩壊(笑)を経てそれぞれの人生を送ってるんだよな

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    2025年12月22日
  • 学歴狂の詩

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    頭が良すぎる人たちってやっぱりどこか変わってる。学歴厨の人が読むとしんどいかもしれないけど、凡人の私は楽しんで読めた。

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    2025年12月03日
  • 学歴狂の詩

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    めちゃおもしろい。著者が笑えるような展開を作っている。
    学歴に固執した世界でどんなキャラがいたのか鮮やかに描かれていて、部活に明け暮れて偏差値なんて気にしたことがなかった自分とは違う世界を見せてくれる。
    自虐を交えているが、それをネタに出来る感性があるとなんとなく心が豊かになるよなと思う。
    自分の価値観からいうと、日本の中の偏差値を猛烈に上げても多感な青春時代が薄くなってしまいそうだし、偏差値を猛烈にあげても世界で競争優位があるのかは疑問に感じる。その世界にいなかったのでなんともいえないが。

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    2025年12月02日
  • 就活闘争 20XX

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    就活デスゲーム。
    世代の抱える生きづらさがちりばめられているが、すべてネタでーす。といった軽薄さが痛々しい話。何かありそうで、なさそうな、くだらなさの中の不穏は感じたが、なにかあるの??

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    2025年06月01日
  • 舞踏会

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    ネタバレ

    『愛の様式』は家事にも育児にも協力的な夫であるわたしのちょっとした反乱の話です。

    わたしは妻と二歳の娘の三人暮らしです。人並み以上に家事をやっているつもりなのに、妻にはやり方が悪いと罵倒され、ひどい時にはやり直しをさせられます。
    妻の暴言は日常茶飯事でそれについては特に何も思わないが、家事をやるたびにやらなかった場合より厳しく当たられるのはかなりこたえるというわたし。

    そんなわたしは友人の島田が彼女である里奈ちゃんと結婚すると知り心配します。島田には愛人がいるからです。しかも島田はそれを悪いと思っていないし、里奈のことも束縛しないと言います。わたしは島田が席を外した時に里奈ちゃんにそのことを言おうとしますが、里奈ちゃんは「全部知っているから」と言うのです。
    その日の夜、十時までには帰るという妻との約束を破り、島田達と別れた後、風俗に行くわたし。
    でもお目当ての子が居なかったので結局自宅に帰りますが、ドアにU字ロックがかけられ中に入れません。妻に閉め出されてしまったのです。
    実家に電話をしても母親から「お前が全て悪い」と言われ、行くところがないわたしは妻への反発もあり、ネットカフェでしばらく暮らすことにしたのでした。


    一人称で語られているので、しばらく読んでいるとこの読み方で合っているのか不安になりました。もしかしたらわたしの妄想?
    わたしの評価はわたしの主観からしか読み手には分かりませんが、家を買い、妻が仕事を減らすことが出来るのだから、まるっきり仕事ができない人ということはないだろうと思いました。

    印象に残ったのは、家族の在り様に悩んだわたしが同じように家族を養ってきた自分の父親に電話をし、聞いた父親の本音の一部です。

    ❝ おれはな、人生というのは一つでも、一瞬でも幸福を体験できればそれで成功だと思っている、一瞬の幸福以外のすべてが苦痛と不幸に塗りつぶされたような人生だったとしても、たった一つの幸福でその人生はあったほうがよかったものになると考えているんだ。❞



    わたしは家族の元へ帰ることができるのでしょうか。



    〖冷たい丘〗は少々ゾッとする話でした。
    主人公のぼくは「永遠」という言葉を聞くとおそろしくて身震いしてしまいます。
    クラスメイトの伊藤くんは異常なほど死を怖がります。
    ぼくのクラスでは「帰りの会」で善いことをした生徒を発表する決まりになっていて、名前を言われた生徒は赤いシールをもらえ、それがたまると賞状やトロフィーがもらえることになっていました。
    ある時、帰りの会で不本意な形で名前をよばれたぼくは日頃思っていたことを言ってしまうのでした…。


    ぼくと伊藤くんの関係、「帰りの会」での善行発表の是非、そしてぼくが選んだ結末、と考えたいことが盛り沢山の短編でした。



    表題作の『舞踏会』はエッセイのように感じられました。
    公園を一周する『ひだまりの森』、よくある好みの女性をめぐっての『友情』等、著者のユーモアが効いた話も読んでいて楽しいと思いました。


    最初に本をパラパラと捲った時に改行が少なくて読み難いのではと危惧したのですが、思いの外、引き込まれました。著者の術中にはまってしまったのかもしれません。

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    2025年05月21日
  • 就活闘争 20XX

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    私の一番好きな作家である佐川恭一氏。
    前作が意味不明で今作に対しては期待値爆上がりだったが就活がテーマの作品か…
    と、あまり興味のバロメータは上がらず。
    序盤、読み進めるのが億劫になるような、ありがちな展開。しかも佐川恭一節に切れ味が感じられない。物語も突拍子もなく、現実離れした内容に若干、辟易。どこかでみたようなモチーフにうんざりしてくるが、何か読ませる作者の思想や主張で乗り越える。AKBのディスカッションのくだりは面白い。その後、これカイジやん!ってとこもある。今作、いかんせん不完全燃焼は否めない。これ本当に佐川恭一が書いたの?と思ってしまう程、らしさがない。
    ただ、ただですよ。結構な分量だがサラッと読ませてしまう力量と猿でもわかる哲学というか、小難しくなく、わかりやすいところに本作の良さがあります。結論、今作は作者の新しい一面を見せて頂き、また次作への期待値増し増しになった作品として
    非常に良かったとしておきたい。

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    2024年04月09日
  • 就活闘争 20XX

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    社会、組織というものへの違和感。
    その中の個の振る舞いの不可解さ。
    自らを振り返っても、そこに確固たる何かは見つからない。

    そうした、「生きづらさ」みたいなものを、劇画調にした「就活」を舞台に開陳した本。
    「舞踏会」と似た作品。
    (僕は舞踏会が好き)

    選考に漏れると死ぬ、という設定があまりにも極端で、そこで冷めてしまうのが、イマイチな点。

    「MARCH」カードゲームのコンセプトは面白かった。
    昨今Jが凋落気味と聞いて心を痛めていたのだが、ジョーカー的に扱ってもらっていたし、作品中のJのみんなも中々よかった。やっぱ女の子だったけど。
    「指定校推薦でHに負ける」は意味不明だけど、ある友人が「指定校推薦のみんなのおかげで定員が実質的に減っているから、結果して一般入試の我々は賢そうな顔ができる」と言っていたことを思い出した。彼からは学ぶことが多く、今でもときに様々な発言を思い出すことがある。

    しかし。
    考えてみれば…
    MARCHカードゲームにJも加えられている。
    と、みれば…
    残念としか言いようがないのかもしれない。

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    2024年03月28日
  • ゼッタイ! 芥川賞受賞宣言 ~新感覚文豪ゲームブック~

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    タイトルとシステムに惹かれて買ってしまい、作者がどんな人なのかを全く知らなかったのだけど…
    このぶっ飛んだ感じとエログロ(グロはそんなにないか)さは、他の作品もぜひ読んでみたくなりました笑
    ゲームブックガチ勢ではなかったので、行きつ戻りつ、全部のパターンを読み切ったけど、ハッピーエンドに辿り着くまでの過程は壮絶ですね笑

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    2023年12月12日