佐川恭一のレビュー一覧

  • 学歴狂の詩

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    何回か涙が出そうになるくらいに笑った。
    命をかけて&なにかを捨てて勉強にかけている姿に、敬意を感じる。
    世の中学歴だけじゃないけれど、
    やはり学生時代の努力や地頭の良さ、言語化能力を持っている人たちの会社での活躍はすさまじいものがあると思う…
    私にやるだけやった(何かに全力になること)という経験はあるだろうか…

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    2025年09月02日
  • 学歴狂の詩

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    京大卒の小説家•佐川恭一氏がこれまで出会ってきた高学歴友人の猛者達との邂逅を綴ったエッセイ。登場人物は仮名ながら実在するノンフィクション。

    日本は世界有数の学歴社会だ。高学歴があれば就職に有利なのは事実。表向きは「学歴は関係ない」とする企業も本音と建前は異なるし、本書では京大卒の就職活動での優遇っぷりが赤裸々に綴られている。
    一方、「学歴のその先がある」とあるように、大学入学してからや社会に出てからの努力の方が大事。難関大学に合格することはゴールではなく通過点。大学でも社会に出ても、方向性を定めて前向きに努力し続けることができる人が、目標を達成し夢を叶えて出世していく。
    本書で引用されている

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    2025年09月01日
  • 学歴狂の詩

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    面白かった!

    自分は高校入試に失敗してからは全く勉強を頑張ってこなかったけど、勉強に関してはなんとなく共感できるところもあったし、進学校ってこんな感じなんだ〜という発見もあった。

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    2025年08月25日
  • 学歴狂の詩

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    あまりにも面白くて一気読みしてしまったけど、何だろうこの良くない成分を過剰摂取してしまった感は。オーバードーズ感は。しかしながら、これもまた一つの存在証明であり、青春の1ページ。過去の自分も少しだけ重ね合わせてしまったり。現役の学生は全員読むべきでは。

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    2025年08月18日
  • 学歴狂の詩

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    筆者の神童っぷりと、洛南高校で出会った個性豊かな面々の話。男子あるあるのエピソードが満載。男子進学校を考えている方、在籍中の親子は楽しく読めると思う。

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    2025年08月05日
  • 学歴狂の詩

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    豊かな人生とは?
    学歴が全てではないことは、みんな分かっている。だからこそ、その学歴に真っ向に立ち向かい、全てを賭ける筆者の生き方に惹きつけられる。学歴に狂う主人公、その環境、自分とは違うが、なぜか分かる、面白い。
    学校の学習は、やればある程度成果が出る。幼少期にその経験があることは、努力と成果の成功体験にもつながるはずである。それは別に、勉強に限ったことではない。学歴に狂ってもいいし、スポーツに狂ってもいい、自分の将来を考え、真剣に行動できる生き方は魅力的だ。
    学歴社会の良し悪しはさておき、真剣になれるものは持っておきたいと思えた一冊。そなためには、勉強も含めて苦手なことでもやってみること、

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    2025年08月03日
  • 就活闘争 20XX

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    SNSでこの本を発見した時は、もうかなり驚きました。
    インパクトのある表紙・題名・あらすじを見た時は、直ぐに買い一気に読みました。
    就職活動と言う名の地獄のデスゲームは、凄く読みやすいし色々と驚愕しました。

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    2024年06月06日
  • 就活闘争 20XX

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    近未来多子化社会、激化する就活で、皆が目指すZ社に入るため命を賭ける大学生たち。

    最近こんなに荒唐無稽な話読んだことない。しかし経済とか幸福考えさせられるとこ多し。Z社とはジャニーズのメタファーかとも思った。

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    2024年06月05日
  • 就活闘争 20XX

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    おもしろい笑
    相変わらず一気に読めるから最近本読めないみたいな時の読書の潤滑剤
    痛快エンタメと書いてあったけど本当にそう。
    まあどこかで見たことあるような展開がちだけど、主人公がやたらと美女とのラッキースケベ未遂の目に合うのがほぼラノベだしあまりに簡単に人が死ぬ展開がコメディ漫画だけど、この主人公の自問自答に真摯な問いがある。
    そしてまたもや京大に絶大なアイデンティティを持つ怠惰な軟弱主人公笑、こいつのこと見守りたくて佐川恭一を読むんだよね笑
    あと関わる女が美女ばかりだから、たまには冴えない女も描いてほしい、筆が乗らないんだろうけど。
    MARCHゲーム設定の発想が面白かったけど、なんか混乱して

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    2024年05月28日
  • 就活闘争 20XX

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    荒唐無稽な就活小説かと思えば、後半の展開は前半にカリカチュアされた就職活動を社会の構図と重ね合わせ、中途半端な就活大学生を成長させていく。
    社会に多大な影響を与える超優良企業のZ社の就活は、ありえない方法で大学生たちを追い詰めていった。
    前半のありえない状況を読み超えると、後半には現在の就活が会社の仕組みに適合させていく活動であると喝破する。
    読み始めと読み終わりに大きく印象を変えるしゆ小説だった。

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    2024年05月15日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    変態ネタ多めの、と言うより9割変態のお話&感想が長くなりそうなので、こういう内容に耐性のある方はお付き合い下さい笑。
    ひたすら科挙の合格を目指す話かと思いきやまさかの短編集、しかも全て変態青春もの笑。
    下半身で物事を考えると幸せになれるのかも知れないと危ない方向へ洗脳されそうになりましたが、謎にどれも爽やかな読後感。それではそれぞれの変態ワールドを覗いてみましょう。

    『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』
    もうこれはのっけから特殊性癖の話!とてもじゃないけど内容は書けませんが主人公の秀俊はその性癖を妄想する「ゾーン」の力を使って進学校で1位をキープ。更にはそれが簡単すぎるので更

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    2023年10月29日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    やばい9話の短編集。
    何がやばいって 1話目 表題作の「科挙ガチってみた」。レビュー何書いていいか分からない。と言うより何も書けない。1Qさんの言ってたとおりだ笑 これ問題作だ!エロだ!というより変態だ!変態小説だ!わたしが女性だからか、始めから心折れそうになる主人公の性癖 笑 ただ この1話目がかなりの変態度だったので 2話目以降は可愛らしく思えた笑

    とにかく全話 アホみたいな事にアホみたいに全身全霊をささげる めちゃくちゃ拗らせてる人たちの話。

    【花火大会撲滅作戦】
    中学生の津村は 友達の栗林(男)から花火大会に誘われる。「将来の予習」という栗林と一緒に 花火大会に来るカップルの観察を

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    2023年10月21日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    なんだこれ〜
    バカだな〜
    狂ってるな〜
    もちろん、いい意味でw
    エロ満載!下ネタ満載!設定がアホすぎて笑える!w
    これは面白いのか?面白くないのか?
    いや、面白いな!w


    『清朝時代にタイムスリップしたので科挙でガチってみた』
    超絶難関校に通う天才・英俊は、タイムスリップみたいなやつで清朝の中国にくる
    彼はある不埒な目的のために科挙に人生を懸けることを決めるんですw
    単なる変態ですねーw
    女性の方も見てくれているので不埒な目的が何かは書くのを差し控えさせてもらいまーすw
    【変態目的の執念度 ★★★★★】


    『少年激走録』
    同級生が描くエロ漫画が尋常じゃないくらい上手い
    漫画のモデルは好きな

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    2023年09月09日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    英俊の願いを叶えてやってと何故か応援してしまった。
    純粋で一途でいいじゃないか。

    他の話もエロのために頑張る男の子だちの馬鹿さが、くだらないながらに面白かった。

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    2023年08月13日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    (2023/07/11)

    漫画読むような感覚でサックサクとテンポよく読めるのが良い。

    酒呑めるひとは呑みながら読むのが良い。
    呑めない人は深夜に読むのが良い。

    とにかくおかしなテンションで読むのが良い。
    笑いながら読めるので最高に楽しい。

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    2023年07月11日
  • 清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

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    タイトルにある「清朝時代にタイムスリップ~」が思った程でなかったので、途中で止めかけたが思いとどまった。
    「普通科高校の魔法使い」で、何だこれは!おもしれーとツボに嵌ってからは、最後の「東大A判定記念パーティ」まで一気に楽しんだ。

    「店員はまるで五歳にもならぬ幼児を勇気付けて保育園へ送り出す、模範的な親のようだった」←この表現が好きです。

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    2023年06月24日
  • 学歴狂の詩

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    頭が良すぎる人たちってやっぱりどこか変わってる。学歴厨の人が読むとしんどいかもしれないけど、凡人の私は楽しんで読めた。

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    2025年12月03日
  • 学歴狂の詩

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    めちゃおもしろい。著者が笑えるような展開を作っている。
    学歴に固執した世界でどんなキャラがいたのか鮮やかに描かれていて、部活に明け暮れて偏差値なんて気にしたことがなかった自分とは違う世界を見せてくれる。
    自虐を交えているが、それをネタに出来る感性があるとなんとなく心が豊かになるよなと思う。
    自分の価値観からいうと、日本の中の偏差値を猛烈に上げても多感な青春時代が薄くなってしまいそうだし、偏差値を猛烈にあげても世界で競争優位があるのかは疑問に感じる。その世界にいなかったのでなんともいえないが。

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    2025年12月02日
  • 学歴狂の詩

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    受験生時代を出会った受験の天才たちの列伝で振り返るエッセイというか。

    面白い。が、途中で飽きはする…仕方ないことだけど基本勉強の話ばかりなので。ただ、なんとなく世間一般に受験勉強に邁進する高校生は青春に背を向けてるようにイメージがあるけど、こうしてみると彼らは受験という青春をものすごい熱量で駆け抜けていたんだなという、うらやましくなるような充実感を感じました。

    各章の締めにある、なんかこれからの受験生に向けた参考にしてほしいみたいなのは蛇足かなと思います。教訓はいらないのに。

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    2025年09月17日
  • 学歴狂の詩

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    一気読み。大学受験とか就活とか、当時の辛さとか嫉妬とか挫折とか、ごちゃごちゃの感情が蘇ってきてうぅってなった。いろんな友人の多種多様な受験時代の話と、少し今の生活にも触れられていて、「当時の浪人は長い人生で見ると関係ないと思えるけど、それはあくまで結果論で、当事者は最悪の可能性を背負いながらとてつもない重圧に打ち勝った結果で、当事者でない人はそんなこと言えない」というのにとても共感した。足るを知る男本田さんの生き方は、子供時代にこの境地に辿り着くなんて信じられないと思ったし、私もこう考えられていたらな、と思ったけど、彼は彼で砕け散ったとしても何かに全力で挑むことができなかった自分を後悔していた

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    2025年09月14日