田中修治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仕事の捉え方について、かなり刺激を与えてくれた本。
世の中、山ほど溢れる仕事の成功論に関する本はある中、この本もその一端かと思った。
違うのは、少し視点が異なって失敗にも着目しつつ、またフツーに世の中にいる社会人の目線を意識しつつ書かれており、心地よく感情を持っていかれる。
たしかにこの著者は、実績含めすごい人で、自分は到底…って思うのだが、その感情を分かって(見透かして)語りかけてくる。なので、自分の行動に影響を与える言葉として刺さってくる。
いろいろ刺さった言葉があるが、
・「日本の若者の死亡原因の一位は自殺だ」じゃあ、何が一位なら満足してなんだ?逆の見方をすれば、「病気や事故や戦争で若者が死んでいない」ということだ。
→確かに!この視点は考えたこと無かった。使っていこう。
・お金は、交換ツール
→なるほど!これを知ってから、お金の使い方が変わった気がする。増やすことに主眼があったが、使って自分にプラスになるかを考えて積極的に使うようになった。
・時代はモノ消費からコト消費へと移り変わり、今は「ヒト消費」の時代に突入した。
→キンコン西野、鴨頭と同じだ。やはりそうなんだな。どうやってヒトを売るかをすごく意識するようになった。
・仕事をゲームに変える要素。①成長②育成③バトル④収集⑤交換
→ゲームと考えることで、仕事のを客観的に見れるようになった。
・年寄りは、自分たちのしてきた生産性の低い行為を、抽象的な精神論にすり替えて正当化しようとする。
→自分がそうならないように
気をつけようと思った。
・成功体験の共有にはあまり効果がない。成功法は前提条件によってまるっきり変わる。成功を学ぶことよりも大切なことは「失敗を管理」すること
→これは刺さった。勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし は本当だと思う。
・チャレンジできるようになりたければ毎日違うドリンクを飲め。(行動を起こせる人になるためには、毎日違うドリンクを飲めばいい)人は、自覚せずとも全て規則性を持った行動をしてしまう。無意識のうちに、パターン化してしまっている。いわゆる「リスクを取る」「チャレンジする」という行為は言い換えれば「今までと違う行動を取り、せっかく作り上げた規則性を壊さなければならない」から、心理的に抵抗を感じる。
→これ、騙されたと思ってやってる。なかなか面白い。確かに気を抜くとパターン化してるのを感じる。意識して、パターンを抜け出すことをするのが楽しいと感じることがある。面白い。
・人生における選択の先には、どちらにも天国と地獄が待っている。
→キンコン西野が言ってた。選択に意味はない。選択した後、それを正解にするために努力しろと。まさにそれ。これは刺さる。
・選択における判断の要素は、「自分の子どもたちに、どんな父親の姿を見せたいか?」
→これは意識して生きていきたい。
・出世は、「上に立つ」ではなくて、「中心に近づく」と捉える。
→新しい捉え方で刺激的だった。
・「目的=達成できない」「目標=達成できる」「手段=達成できない」目的と手段はどちらもその行為にどこまで行っても終わりがないので、とても似ている。なので、目的と手段を履き違えることが多々ある。
→目標設定とかで参考になりそう。この考えをベースに目標とかを立てるとズレないかも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分はメガネを掛けないのでOWNDAYSは「破天荒フェニックス」と田中さんのFacebook投稿くらいしか知らないが”田中さんが代表を退任したあと(2025年までに退くそうな)は大変だろうなぁ”といらない心配が途中から離れてなくなってしまった。
僕のようなメガネ市場と関係のない人からも注目や支持を集めるカリスマ社長が、(ご自身を戒めるためとは言うが)社内制度のハードルを上げ過ぎている。田中さんだからできる、いや、この人がギリギリできるような難易度の高い仕組みをご自身の成長に合わせて導入していくと、次の体制で破綻リスクが高くなる。
国みたいに独裁政治と民主政治が揺れ動くようなくらいのタイムスパンで見られるなら選挙制で上司(社長含め)を選任するのがあっても良いと思うが、会社はけっこうヤワである。中心にいると頑丈そうに見えても数ヶ月の不調で十分傾き、崩壊する。
「破天荒フェニックス」で大活躍した財務の奥野さんのような人名が出てこなかったのも気になった。 -
Posted by ブクログ
嘘で自分を守るな。
気持ちは前向きに楽しく、頭では期待せず常に失敗を想定した準備が大切である。
・困った時に立ち帰れる内容であるし、潜在意識に刷り込ませたい内容でもある。そのためには、本書にもあるようにまずは行動である。重要だと思うことを理解するだけでなく、簡単で良いから行動に繋げていく。
・修羅場を乗り越えてきた戦闘力Maxの起業家の金言集となっており、成功の美談ではなく、生々しく胸に刺さる内容になっている。
★キーメッセージ
誰もあなたが、あなたの人生を豊かにしていくための挑戦を止める権利なんて持ってやしない。失敗しても、あなたのことなんて誰も見ていないから恥ずかしがる必要もない。迷ったら面白い方を選択しろ。あとはただひたすらに行動あるのみだ
【個別論点】
①幸福論のウソ
幸せは目指すべき状態ではなく一時の感情。
目指すべきは豊かさ。前後比較できるから。
②お金論のウソ
お金は交換ツール。あるに越した事はない。
交換の原則を忘れない。信頼が私を助ける。
③仕事論のウソ
仕事は遊び。楽しんだもん勝ち。労働にするな。
④成功論のウソ
成功はアート、失敗はサイエンス。
⑤人生論のウソ
選択自体には意味も正解もない。
その選択を最期までに正解にするのが人生だ。
⑥経営論のウソ
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失敗はしてもいいと思ってはダメ。
極限まで失敗の芽を摘んでから挑戦する。
それでも失敗する。
事前準備があるからこそ、失敗から学べるのだ。
人に期待もしちゃダメ。性弱説で組織設計しよう。
社員の不満もなくならない。
不満の解消ではなく納得にフォーカスする。
不満の原因を考えさせ理解させ、自分の課題として捉えさせる。 -
Posted by ブクログ
世の中の通説を田中節でぶった切ってる話
苦労してる分、よく理解できるし、参考になる考え方多数!
◯幸福論のウソ
・オンデーズの企業理念は関わる人たちを豊かにすること。
・幸せは状態ではなく感情。相手の感じ方次第だし、相対的なものだから、幸せにするはウソ
・一方、豊かさは絶対的なものだから、この指標で決めている
◯お金論のウソ
・人で選ばれれば価値は青天井
・その人がいること自体が価値になるその価値の事は、意味、ストーリー、人間力と形容される
・日本人はお金持ちを悪く考えがち。アメリカの場合アイアンマンやバットマンはお金持ち一方日本は貧乏でドラえもんのスネ夫のように意地悪がお金持ち。
・いざというとき助けてくれるのはお金より信頼。
◯仕事論のウソ
・仕事は誰かの願いを叶えるために自分が出来る限りの価値を提供すること。使命を持ってやってる
・労働は体を使って働くこと。月収を得る目的で体や知能を使って働くこと
・多くの人は仕事=労働になってる。仕事=ゲームの方が楽しい、やる気出る、アウトプットいっぱい出る!
・仕事をゲームに変える5要素は成長、育成、バトル、収集、交換
◯成功論のウソ
・成功はアート、失敗はサイエンス
・成功からでなく、失敗から学ぶべき
・本屋で成功の本が沢山出てるのは、それを読んでも成功しないから
・野村克也→勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
◯経営論のウソ
・社員の不満を解消しようとするのは無駄
・不満は解消しても次から次へと出てくる
・1番大切なのは不満を解消することでなく、納得してもらうこと
・不満でも納得できる状態なら、人は前向きに取り組める
・出世することは、人の上に立つのではなく、中心に近づく。
・円の中心に近づけば近づくほど、回転速度も熱量も上がる
・これからの時代に強いリーダーシップはキャプテン型。選手と一緒に試合に出て一番動いて中心になって戦っていく。
◯目的と手段を履き違えると、会社は倒産に向かう
目的→関わる人たちを豊かにする
目標→売上1000億、利益100億
手段→眼鏡を販売する、世界的なアイウェアブランドをつくる
目標は達成できるが、目的と手段は達成できない。
だから、目的と手段を間違えがち -
Posted by ブクログ
このストーリーが完全なフィクションだったら、作者はおそらくここまでの波乱万丈は描かなかっただろう。なぜなら「そんなのあり得ない」の連続だから。しかし、この物語は事実に基づいている。わたしは大波を何度も乗り越えるオンデーズのオンボロ船の一員になったような気持ちで一気に読みすすめてしまった。
「メガネを医療器具ではなくファッションアイテムに」を旗印に、次々と訪れる困難に立ち向かっていく田中社長とメンバー達。
マーケティング的には、メガネの定義を変えることによって、ブルーオーシャンを開拓する戦略だが、ことはそう簡単ではない。
ブルーオーシャンは凪ではなく、競争相手が手を出さない未開の海なのだ。
ブルーオーシャンは、見つけたもの勝ちではなく、未開の海を突き進むだけの胆力、信念を貫く力、そして泥臭く進み続ける圧倒的な行動力を発揮する人にしか攻略することはできない。
物語は特に大事なエピソードが抜粋されているのだろうが、そのエピソードを呼び込むまでの行動量、信じられる仲間と出会うまでの行動量、そしてチャンスやピンチが訪れたときの行動量、その全てが圧倒的だ。これらは(おそらく地味なので)ほとんど描かれてはいないが、文章の端々から窺い知ることができる。
特別な才能、人並み外れた強運、これらはたしかにある。しかし、その力を使うためには、信念を持って行動しまくることが必要なのだ。したがって、才能や運は持って生まれたモノではなく、努力と行動の副産物だといえる。
カッコよく、スマートなサクセスストーリーではない分、田中社長は誰もが目指すことのできるスーパースターなのかもしれない。その道は恐ろしくハードではあるが… -
Posted by ブクログ
僕もメガネユーザだが、オンデーズの名を一度も見聞きしたことがなく、こんな魅力的な眼鏡屋さんがあるのだと目から鱗だった。
私自身はまだ社長でもなんでもない。
ただ将来的に自分の店を持ちたいとは考えているので、それに備えて念頭に置いておくべき点があるかをざっと俯瞰したく手に取った。
起業、経営、マーケティングなどの本をギュッと1冊に絞り込んだような印象だった。
突飛なアイデアも、特別な試作も、独自性の高い至言も見当たらない。
つまるところ、起業も経営も出口(継承・売却)も、ほぼ黄金パターンが決まっているということで、一つ一つの課題を、スピーディかつ丁寧に、地道に行っていくことが成功につながるということと私は読み取った。
成功とは見通しのいい一本道ではなく、ただ成功するまで失敗を繰り返し、諦めるという結末に繋がる失敗ルートを潰していき、最終的に振り返る地点までの紆余曲折のある道筋なのだろう。
無数の消した後のある迷路のように。