[ 内容 ]
哲学のフロントは、哲学が哲学ではないものと向かい合うその境界にある。
哲学ではないものとは、科学でもあるだろうし、宗教でもあるだろう。
しかし、哲学がもっとも鋭く対立するものは、一見すると哲学にみえる準‐哲学である。
準‐哲学としてのアジア思想の側から、哲学とそのアクチュアリティを問い
...続きを読む直す。
[ 目次 ]
1 哲学はどのように生まれたのか(哲学の始まり;中国哲学の始まり)
2 哲学と翻訳そして救済―哲学を学ぶ意味とは何か(翻訳の哲学;翻訳という概念 ほか)
3 哲学と政治―哲学は社会の役に立つのか(近代東アジアの哲学経験―西田幾多郎と新儒家;西田幾多郎の晩年性 ほか)
4 哲学の未来―哲学は今後何を問うべきなのか(奪われた声;被植民者の沈黙に言葉を返す ほか)
5 哲学を実践するために何を読むべきか
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