チャールズ・カミングのレビュー一覧
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[6人目]1930年代にケンブリッジ大学在学中、ソ連にリクルートされた5人のスパイ"Magnificent Five(大物五人組)"。長いことその存在が噂されていた6人目のスパイの存在を明らかにしようと、長年の友人であるシャーロットから共著話を持ちかけられた歴史学者のギャディスであったが、その次の日、シャーロットが心臓発作により突然この世を去ったとの報が彼の下に届き......。著者は、新世代のスパイ小説の旗手と目されるチャールズ・カミング。訳者は、英米文学の翻訳家である熊谷千寿。
実在にあった話を土台とし、その上に緻密にリアリティのあるフィクションを重ねてきているので -
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イギリスの作家「チャールズ・カミング」のスパイ小説『甦ったスパイ(原題:A Foreign Country)』を読みました。
『ケンブリッジ・シックス』に続き「チャールズ・カミング」作品です。
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英国推理作家協会賞「イアン・フレミング・スティール・ダガー」賞受賞作。
故あって英国秘密情報部SISを追われた男「トーマス・ケル」。
彼は昔の同僚から思わぬ依頼を受けた。
SIS初の女性長官に就任する「アメリア・リーヴェン」が突如消息を絶った。
「アメリア」のことをよく知る「ケル」に彼女を探し出してほしいというのだ。
「ケル」は捜索を始めるが、やがて -
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イギリスの作家「チャールズ・カミング」のスパイ小説『ケンブリッジ・シックス(原題:The Trinity Six)』を読みました。
「ディック・フランシス」と「フェリックス・フランシス」の父子共著作品に続き、イギリス作家の作品です。
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「キム・フィルビー」ら5人のケンブリッジ大学卒業生がソ連のスパイだったことが発覚し、英国は大打撃を受けた。
だが彼らのほかに、もうひとり同時期に暗躍していたスパイがいたという。
歴史学者の「ギャディス」は親友の女性ジャーナリストからこの人物に関する本の共同執筆を提案されるが、その女性が急死し、彼は後を継いで調査を -
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キム・フィルビー、アンソニーブランド、ガイ・バージェス、ドナルド・
マクリーン、ジョン・ケアンクロス。イギリスの名門・ケンブリッジ
大学に在籍した5人は、卒業後、外務省やMI5などに職を得た。
イギリス政府の為に働くのは表の顔。実は大学在学中にソ連の
情報機関にリクルートされ、祖国とその同盟国の情報をソ連に
流していた。
1950年代に彼らのスパイ活動が露見すると、イギリスには大きな
衝撃が走った。と、ここまでは実際にあった出来事。
後に「ケンブリッジ・ファイブ」と呼ばれるようになる5人に劣らぬ
スパイ活動をしていた第6の男がいたというのが本書の導入部。
主人公は財政厳しい歴史学者のギ -
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キム・フィルビーら5人のケンブリッジ大学卒業生がソ連のスパイだったことが発覚し、英国は大打撃を受けた。だが彼らのほかに、もうひとり同時期に暗躍していたスパイがいたという。歴史学者のギャディスは親友の女性ジャーナリストからこの人物に関する本の共同執筆を提案されるが、その女性が急死し、彼は後を継いで調査を開始する。が、やがて国際情勢を左右する事実が明らかに! 巧妙に構築されたスパイ小説の力作。「二人の巨匠ジョン・ル・カレとグレアム・グリーンに比肩する作家だ」(ワシントン・ポスト)
強力なバックアップがあるとは言え、素人スパイの行動にはハラハラさせられた。 -
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ネタバレ最近では珍しい、冷戦期のスパイ、それに続く現在のイギリス諜報部(SIS)とソ連との確執をそれに巻き込まれていく作家でもある教授を中心に描く。
キム・フィルビーらケンブリッジの著名なスパイ以外に6人目がいた、という掴みが面白いし、その正体が中盤で分かってからもロシア大統領の秘密に話がスムースに移行して最後まで読める。ただ、実在の人物も多く会話中に登場するがエスピオナージュの世界に詳しくないと全くわからないのが残念だし、話が次々に動くのは良いが最後まで主人公の曖昧なキャラがドラマの流れを阻害している。あまりにも被害者として巻き込まれていく主人公の主観が長すぎてだれてしまうし、他の人物(彼女やSIS -
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家にあったので読んでみました。
結構初期にお話が解決しそうと思ったらそうでもなくずるずる長引いた、というような。カッコーを追いかける辺りでなんであの場で捕まえなかったのかなあとか思ったんですが吐かせるよりもつけた方が良いという判断なんでしょかね。
フランソワは愛の子、とか断言する辺りどうなのかなあと思いました。じゃあ奥さんとの間の子供たちは愛の子じゃないのか(笑)。不倫相手の男も誠実な感じじゃないし。本当に愛し合っているならきちんと離婚したらいいとか正論かましたくなるわけです。という訳でその辺り最後美談に終わりそうですがそうでもなさそうな感じが…。大体不倫男が隠し子の存在を漏らしたから養父母 -