青い日記帳のレビュー一覧
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失われたアートの謎、となっているけれど、謎解きではなくきちんとした史実でとてもおもしろい。
失われた作品、その軌跡。人の手によって壊された作品、その悲劇。そして、人の手によって奪還されたり修復された作品の数々。
現在ある作品たちが明日もあさっても同じ姿で観られる訳ではないことを、あらためて実感した。だからこそ、どんな小さな展覧会でも観たいものはチャンスがあるうちに観ておこう、と思った。
わたしの現在の心残りは、かつてベルギーを訪れた際にゲントの祭壇画を観に行かなかったこと。あの作品にも、収奪、奪還という歴史があったのか。大好きな作品をいつか、この目で観られることを願います。 -
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この本では、美術のカテゴリ(和・洋、クラシック・近現代、絵画・工芸品)ごとに代表的な、しかも国内の美術館に収蔵されていて鑑賞のハードルが比較的低いものを紹介してくれています。
美術館に行って、「これはちょっと意味がよくわからない」「こういうのは好きじゃないな」「自分でも書けそう」なんていう第一印象をもつことは、まぁあります。それはそれで否定されるものではないけど、こういうところを観るともっと豊かな世界が広がっていますよ、というのが本書のメッセージです。
キャプションをよく読もう、っていうアドバイスに関しては、「あ、見てもいいんだ」という安心がありました。
だって、文章ばっかり読んで、肝心の鑑 -
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ネタバレ<目次>
はじめに
≪西洋美術を観る≫
第1章 聞いたこともない画家の作品を鑑賞する時は
~グエルチーノ「ゴリアテの首を持つダヴィデ」
第2章 フェルメールは何がすごいのか?
~フェルメール「聖プラクセディス」
第3章 作品の世界に溺れて観てみよう!
~モネ「睡蓮」
第4章 なぜセザンヌは「近代絵画の父」なのか?
~セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー=ノワール」
第5章 使う場面を想像しながら観る
~ガレ「蜻蛉文脚付杯」
第6章 これが名画?はい、そうです!
~ピカソ「花売り」
第7章 美術鑑賞は格闘技だ!
~デュシャン「彼女の -
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様々な画家を題材に、美術作品の見方を教えてくれる本です。
この本は他の美術本とは違います。
大体の美術本は専門家の方が書かれています。
しかし、この本を書いた方は美術の専門家ではありません。そのため痒い所に手が届くような内容になっています。喩えが秀逸で、ユーモアのセンスもあるため、読み物としても面白いです。美術鑑賞のレベルを上げたい方にはもってこい。
欠点もあります。まず最低限の美術の知識は必要です。全くの初心者には難しい可能性があります。また使われている熟語が難解です。私は辞書を片手に読み進めました。
調べながら読むのが好きな方はこれらは問題にならないでしょう。
私はこの本を読んでから -
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ネタバレモナリザ
1911年イタリア人左官工ペルージャによって
ガラスカバーを施す業者として休館日に持ち出し
自宅アパートに2年間も保管
本人がイタリア人画商にモナリザをイタリアに戻す交渉
50万リラ=5.8億円相当を要求
ひび割れの状態で本物と判断
7カ月間の拘留後釈放
ムンク「叫び」 5枚のうち2枚が強奪
1994年リレハンメルオリンピック開会式の日の朝、
オスロ国立美術館に梯子をかけガラスを割り侵入
ワイヤに吊り下げていただけ
悪人仲間の協力のおとり捜査で逮捕、奪回
2004年オスロ市立ムンク美術館
銃を持つ強盗により強奪
同時期の犯罪の首謀者からの情報で
「