青い日記帳のレビュー一覧

  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    アートファンの方ならきっと一度は訪れたことがあるだろう有名な美術ブログ「青い日記帳」。管理人の名前はTak(タケ)さん。ご本人は美術系の大学出身ではありませんが、年間300以上もの展覧会に足を運び、そのレポートを日々、活字にされています。
    本書は美術鑑賞の初心者に向けて、西洋美術7章、日本美術8章として「しっかり味わう15の秘訣」が満載しています。ここで紹介されている15作品は、いずれも日本国内に所蔵先があります。年中展示されているわけではありませんが、見る機会は恵まれているでしょう。
    美術鑑賞を趣味にする最初の一歩は人それぞれです。年数を重ねるうちに、好きなジャンルが幅広くなっていくこともあ

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    2020年08月14日
  • 失われたアートの謎を解く

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    著者のブログが面白くて手に取った本。
    美術品泥棒の漫画(エロイカ~)を彷彿とさせてくれたこともあり、最後まで飽きなかった。失われたアートや、盗まれたアートに思いを馳せることで、まだ失われも盗まれもしていないアートへの愛がわく一冊だった。

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    2020年05月25日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    アートブログの草分け的存在「青い日記帳」を運営する中村さんが書いた、アート鑑賞の入門書。
    後半の日本美術パートが予想以上のおもしろさだった。これ、日本の観光ガイド的に海外でも結構ウケそう。翻訳されてほしいな。

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    2019年10月06日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    15点の作品を丁寧に解説した好著だ.西洋絵画については、様々な解説書を読んだ記憶があり、本書も大同小異だったが、日本画についての説明は秀逸.水墨画、狩野派、若冲など素晴らしい視点による解説は非常に楽しめた.

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    2019年02月10日
  • 名画のひみつがぜんぶわかる! すごすぎる絵画の図鑑

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    意外と知らない名画のことを教えてくれる本。一つ一つ分かりやすく書かれていて、絵画入門としても最適な一冊!
    西洋画、東洋画、現代アートまで幅広く、作者さんがジャンル関係なく鑑賞されていることが分かります。
    初めて知って作品をもっと見たいと思ったのは、長沢芦雪、仙厓義梵、鍬形けいさいのゆるふわ日本画。
    初めて知って驚いたのはアトリビュート。聖母マリアや聖ペテロはともかく、聖アポロニアなどは処刑道具がアトリビュートになっているって…どうなのw
    それだけ殉教が尊いということなのでしょう。

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    2025年11月10日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    どこをどう観たらいいのかわからない……という悩みを抱える人も多い美術の世界。モネやセザンヌなどの作品を例に挙げながら、楽しみ方のヒントを与えてくれる良書。美術ブロガーの方のご著書なので、完全なプロ目線とも違った分かりやすさです。面白かった!

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    2025年10月09日
  • マンガでカンタン!名画の見方は7日間でわかります。 西洋美術編

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    マンガで西洋美術に関する知識をなんとなく得られる。
    具体的な絵よりもジャンルごとに説明している点がいい。

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    2025年09月25日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    一言で言うと、モネやフェルメールなど著名な作家を中心に、なぜ評価されているのかを、歴史的な背景を踏まえながら説明をしてくれる。

    「作品はたくさん見たもの勝ち」を教えてくれる本。

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    2025年09月22日
  • 失われたアートの謎を解く

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    アートブロガーで有名な青い日記帳さんの著書
    学者とは違った視点と切り口でアートの裏側を描く
    面白いですよ!

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    2025年01月05日
  • 失われたアートの謎を解く

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    盗難、戦争、略奪、劣化…様々な理由で失われたアートを解説。戦時中に消失した「芦屋のヒマワリ」について知りたくて読みました。
    思想のために略奪や破壊を行うのは許せないけど、同時に作品を守り、復元に携わる人達が尽力していることを知れて良かったです。

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    2024年06月10日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    様々な年代や種類の作品について、著者自身の経験や主観を交えて鑑賞する。教科書で見たことがあるような作品も数多くあるが、作品の背景と同時に楽しみ方の示唆も得られるのが本書の特徴。
    巻頭に本書で紹介される作品の写真がある。知識を得るというよりは、「自分も同じことを思った!」「自分は逆の印象をもったなぁ」のように、著者の主観に共感しながら読み進められる。私は美術館には1人で行くことが多いが、こんな友達と一緒に行って、鑑賞後に語り合えたらきっと楽しいだろうな、と思う。
    読みやすい文章なので、自分のように美術の知識が殆どなくてもサクサクと読める。美術館に行ったことがあるものの、まだ楽しみ方を見出せていな

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    2024年04月06日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    ここんとこ、美術館に通ってるが、よー分からん絵が多い。好き嫌いでいいか、とも思うが、もう少し楽しみ方を知りたくなり、本書を手に取る。
    西洋画には聖書やギリシャ神話、日本画には伊勢物語などの古典。画家はモチーフを取りながら、表現をひとひねり。などなど、平易な文章で背景や画家を取り巻く時代を紐解いてくれる。

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    2022年06月30日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    「いちばんやさしい美術鑑賞」というよりは"鑑賞方法"。15点を例示して丁寧に鑑賞の心構えを指南。国内で収蔵されているものを挙げているのも好感。早速、本物を直に観に行きたくなった!

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    2021年11月19日
  • 失われたアートの謎を解く

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    失われたアートの謎、となっているけれど、謎解きではなくきちんとした史実でとてもおもしろい。
    失われた作品、その軌跡。人の手によって壊された作品、その悲劇。そして、人の手によって奪還されたり修復された作品の数々。
    現在ある作品たちが明日もあさっても同じ姿で観られる訳ではないことを、あらためて実感した。だからこそ、どんな小さな展覧会でも観たいものはチャンスがあるうちに観ておこう、と思った。
    わたしの現在の心残りは、かつてベルギーを訪れた際にゲントの祭壇画を観に行かなかったこと。あの作品にも、収奪、奪還という歴史があったのか。大好きな作品をいつか、この目で観られることを願います。

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    2021年11月04日
  • 失われたアートの謎を解く

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    あとがきには「主観を排し事実だけを〜淡々と綴る」と書かれているけれど、かなり演出がかっているというかドラマチックに書かれている印象でした。美術にそこまで興味がなくても推理小説や警察もの、戦争映画が好きな人も面白く読めるんじゃないかな。事件や政治との絡みが切り口なので。

    読みやすいのに解説や図版がたくさんあって内容は薄くなかったです。時代や地域も様々で、青い日記帳さんってすごい方なんだな…

    個人的にはモリアーティのモデルになった人の話とパリオペラ座の天井画の話が好きでした。

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    2021年02月25日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    この本では、美術のカテゴリ(和・洋、クラシック・近現代、絵画・工芸品)ごとに代表的な、しかも国内の美術館に収蔵されていて鑑賞のハードルが比較的低いものを紹介してくれています。
    美術館に行って、「これはちょっと意味がよくわからない」「こういうのは好きじゃないな」「自分でも書けそう」なんていう第一印象をもつことは、まぁあります。それはそれで否定されるものではないけど、こういうところを観るともっと豊かな世界が広がっていますよ、というのが本書のメッセージです。

    キャプションをよく読もう、っていうアドバイスに関しては、「あ、見てもいいんだ」という安心がありました。
    だって、文章ばっかり読んで、肝心の鑑

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    2019年02月17日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    著名な人物を紹介しながら美術鑑賞の方法について語ってくれているので美術に疎い私でも理解しやすかった。
    この本を読んで作品を見れば見え方が変わっていくだろう。

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    2018年11月12日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    これは楽しい一冊。とりあげる作品も国内で鑑賞可能な作品に設定しているので、タイミングさえ合えば直ぐ観に行ける。16の作品を例にバロックから現代まで、洋画、日本画、工芸作品までバランスもいい。
    残念なのはカラー判でないこと(巻頭に8pだけ口絵があるけどさ)。コストの問題なんだろうけど4Cで出してほしかった。絵は知っていたけど池永康晟さんの作品をはじめて認識したのは大収穫。一度ホンモノを観に行かなくちゃね。
    それと、三の丸尚蔵館に動植綵絵のポストカードを買いに行こうかな。

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    2018年11月09日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    美術鑑賞は苦手で何がすごいのかよくわからないのだが、こういう本を読むと楽しみ方が増えて素直に嬉しい。時代や宗教との関係などがわかればより理解が深まるだろうし「プロの解説」を読むのも勉強になるんだろうけど、もっと気軽に、「宗教画は背景をみよ」とか、「美人画は眉を比較」とか、いろいろな楽しみ方があるとわかった。現代アートも「解釈力が問われている」と思うと、その挑戦を受けて立とうといいう気で楽しめるかも。

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    2018年10月31日
  • いちばんやさしい美術鑑賞

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    ≪西洋美術を観る≫
    第1章  聞いたこともない画家の作品を鑑賞する時は
       ~グエルチーノ「ゴリアテの首を持つダヴィデ」
    第2章  フェルメールは何がすごいのか?
       ~フェルメール「聖プラクセディス」
    第3章  作品の世界に溺れて観てみよう!
       ~モネ「睡蓮」
    第4章  なぜセザンヌは「近代絵画の父」なのか?
       ~セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー=ノワール」
    第5章  使う場面を想像しながら観る
       ~ガレ「蜻蛉文脚付杯」
    第6章  これが名画?はい、そうです!
       ~ピカソ「花売り」
    第7章  美術鑑賞は格闘技だ!
       ~デュシャン「彼女の

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    2018年08月21日