皆川孝子のレビュー一覧
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購入済み
©1982年
面白かった。
ダイアナの作品では良くある設定。養女と年上の義理の兄。
過保護なヒーローと、大人と認められたいヒロイン。ヒーロー弟、養母を巻き込み、ヒロインはヒーローに歯向かう。
途中、ヒーローがヒロインを傷付ける言葉は酷いですが、過保護ヒーローが大学ではなく花嫁学校(フィニッシングスクール)にヒロインを入れたあたりから、2人は意識しあっていたようです。が、ヒーローは自分の気持ちに気づいても、幼いヒロインは気付かない。もしかしてヒーローはヒロイン15歳の時から思っていたかも。
ホットなシーンの連続なのに、結ばれない二人。二人の緊張感が良かった。
弟が良い人。弟の話は無いのかな -
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伯爵アルバートとエドワード、双子の兄弟で出かけた旅行で命を落としたアルバート。妊娠中の妻のため自分になれ、と言い残した。兄になり、ジュリアの元に帰るエドワード。2人は周りの目には犬猿の仲と映っていた。それまで飲む・打つ・買うに明け暮れていたエドワード、その裏にはある思いが隠されていた。兄の命を奪い、ジュリアまでも奪おうとしている罪悪感もありつつ、ジュリアへの想いを募らせるエドワード。その心理描写が突き刺さる。エドワード、五本の指に入るくらい素敵なヒーローだった。
個人的事情により、ジュリアはあまり好きになれなかった。エドワードと見抜けなかったこと、後に、自分は本当はエドワードと気づいていたかも -
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Posted by ブクログ
ネタバレ献本企画でいただいたので、ハーレクインに初挑戦。
シャーレイン・ハリスの人間とヴァンパイアの恋を描いた「トゥルーブラッド」番外編「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」と、ナリーニ・シンのファンタジー「漆黒の君主」が収録されています。
ダンサーズ〜は本編を読んでいないと分かりにくいのと思うのですが、まあ単独でも楽しめるかな、という印象。実際わたしも本編は読んでいません。
漆黒の君主は、想像以上に面白かったです!壮大な映画のようで、ファンタジー映画好きな人にはオススメです。ハーレクインは何となく大人の女性向けというイメージがあって敬遠していましたが、それだけでこの小説を読まないのはもったいないと思いまし -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ネタバレマッケンジー家シリーズ、養子のチャンスが主人公です。
国際的なテロ組織のリーダーを追っていたチャンスは、その男の娘ソニアの情報を手に入れ、彼女に近づきます。
捨て子でマッケンジー家に引き取られるまで、家族のぬくもりを知らなかったチャンスと、逃げながら生きるという術を幼い頃から身につけていたソニア(自称:サニー)は、お互いに平凡な子供時代とは縁遠い生活を経験しており、自分の現状を踏まえても、結婚や温かな家庭を自分が持てるという希望を持っていません。そんな2人が惹かれあっていく姿が自然に描かれている作品でした。
サニーの、過酷な環境の中でも、しなやかな強さを見せる姿に、好感が持て、ハラハラドキドキ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「小さな約束」シャロン・サラ
8年前、恋人に浮気を疑われて喧嘩別れをした。
サムがもう戻ってこないと思い込んだリビーは、妊娠を告げずに街を出た。
8年後の現在、リビーは事故に巻き込まれて意識不明の重体。
一人息子のサミーは、父親を探し始める…。
良かった!
サミーが可愛い。YouTubeにUPする動画を撮ってるシーンでは泣けてくる。
出てくる人たちがみんな良い人で、幸せで本当に良かった。
ただ、「ため息をつく」と「ぶつぶついう」が使われすぎてて気になった(笑)
☆4つ。
「花嫁の帰る場所」スーザン・ヴィックス
結婚式を一週間後に控えたイザベルの前に、昔の恋人が現れて、攫うようにしてイザベル -
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Posted by ブクログ
「小さな約束」シャロン・サラ
消防士ヒーローx花屋ヒロイン
ロマンスで子供が出張るの好きじゃないのに
この話では子供とその友達がすごくかわいらしく感じた。
でもやっぱり失った8年は大きいと思う・・・
ヒーローの祖母がいいキャラ。
「花嫁の帰る場所」スーザン・ウィッグス
元ロッカーヒーローx種苗家ヒロイン
ネイティブアメリカンの部族意識が結構前面に押し出されていて
ロマンス部分が霞んでみえた。
「運命のプロポーズ」マーガレット・ウェイ
金持ちヒーローxはねっかえりヒロイン
ヒロインが性格的に幼すぎてだめだー。
ツンデレとも言えない、ただ反抗するために反抗する、みたい会話は
読 -
Posted by ブクログ
短編2話。もちろん恋愛もの。
ハーレクイン初めて読んだ。なんとなく貴族社会の煌びやかな恋愛模様を想像してたんだけどファンタジーもあるのね。
◆ダンサーズ・イン・ザ・ダーク
現代社会に吸血鬼が溶け込んでる話。
自分も吸血鬼になるほど相手役を好きなのか、と葛藤する話になるのかと思ってたけど、意外な展開に。
相手役のラストのうっかりには驚いた。もっと早く気付いてほしかったよ!とはいえヒロインを始終大切にする言動は毎回ときめいた。
◆漆黒の君主
魔法の国の話。ダンサーズの方は男の人の頼り甲斐にときめく話だったけど、こちらは困った男の人を支えるのを楽しむ話に思った。
異世界と言えば、ご飯と不思議生命