皆川孝子のレビュー一覧

  • 炎を消さないで

    Ikm

    購入済み

    ©1982年

    面白かった。
     ダイアナの作品では良くある設定。養女と年上の義理の兄。
     過保護なヒーローと、大人と認められたいヒロイン。ヒーロー弟、養母を巻き込み、ヒロインはヒーローに歯向かう。
     途中、ヒーローがヒロインを傷付ける言葉は酷いですが、過保護ヒーローが大学ではなく花嫁学校(フィニッシングスクール)にヒロインを入れたあたりから、2人は意識しあっていたようです。が、ヒーローは自分の気持ちに気づいても、幼いヒロインは気付かない。もしかしてヒーローはヒロイン15歳の時から思っていたかも。
     ホットなシーンの連続なのに、結ばれない二人。二人の緊張感が良かった。
     弟が良い人。弟の話は無いのかな

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    2015年01月29日
  • 危険な駆け引き

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    ネタバレ

    本当に好きな1冊です。普段は、サスペンス的なものは読まないんですが、このシリーズは別です。シリーズの中でも評判のいい作品というのもうなずけます。涙が思わず流れてしまうシーンは、サニーにニックがお手紙を渡すシーンでした。これが、このシリーズ最後なのは、残念です。もっと、読みたいと思わせる内容でした。

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    2013年01月30日
  • 蒼きバラのあやまち

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    伯爵アルバートとエドワード、双子の兄弟で出かけた旅行で命を落としたアルバート。妊娠中の妻のため自分になれ、と言い残した。兄になり、ジュリアの元に帰るエドワード。2人は周りの目には犬猿の仲と映っていた。それまで飲む・打つ・買うに明け暮れていたエドワード、その裏にはある思いが隠されていた。兄の命を奪い、ジュリアまでも奪おうとしている罪悪感もありつつ、ジュリアへの想いを募らせるエドワード。その心理描写が突き刺さる。エドワード、五本の指に入るくらい素敵なヒーローだった。
    個人的事情により、ジュリアはあまり好きになれなかった。エドワードと見抜けなかったこと、後に、自分は本当はエドワードと気づいていたかも

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    2019年01月19日
  • ある男ダンテの告白

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    最後まで油断できないハラハラする展開で面白かった。
    中盤あたりロマンス色がちょっと強め…かな。そこまで気になるほどではないけど。
    登場人物たちの過去や伏線もたくさんちりばめられてて最後の方それらが回収されてくとこも良かった。

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    2015年11月10日
  • 月下に咲くは恋の華

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    ネタバレ

    正直なところ、この系統は好きではないです。
    なんというかさ、そういうシーンで
    すごく文章を読むのも赤面なんですよ。
    ちょっと、刺激が強いじゃない(笑)

    だけれども、何とか読みましたね。
    好きな系統のほうは最初に出てくるほうです。
    主人公の女性には決定的なコンプレックスと
    ある隠し事があるのですが…

    きちんと最後に復讐がなされるのが
    何気に読んでいて面白かったですね。

    2番目の作品は
    ちょいとねちっこくて
    私のタイプではなかったですね。

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    2015年02月05日
  • 月下に咲くは恋の華

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    トゥルーブラッドの外伝?らしいのですが本編は未読。でも問題無し。ヴァンパイアと共存する世界での傷ついた女性ダンサーとパートナーのヴァンパイアの恋愛サスペンス。世界観が面白かったので本編も読むべきか。いわゆるハーレクインとは違う感じでした。

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    2015年02月05日
  • 月下に咲くは恋の華

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    海外作家のファンタジー系は久しぶりに読んだが、意外とすらすらと読むことが出来た。濃すぎず薄すぎず、丁度良い設定だったと思う。

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    2015年02月04日
  • 月下に咲くは恋の華

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    『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』《トゥルーブラッド》大好きで全巻揃えてるが、ヴァンパイア独特の思考とかには触れてない分、本編のような深みも捻りもない。物足りなさはあるが、ハーレクイン一冊の分量なら手ごろで読みやすい。
    『漆黒の君主』邪悪な魔法使いに滅ぼされた王国を、王子と魔法使いの虐げられた娘が、モンスター等と戦い挑むファンタジー。ナリーニ・シンに期待するほどの高水準には届かず残念。エロは良かった。

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    2015年01月29日
  • 月下に咲くは恋の華

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    ネタバレ

    献本企画でいただいたので、ハーレクインに初挑戦。
    シャーレイン・ハリスの人間とヴァンパイアの恋を描いた「トゥルーブラッド」番外編「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」と、ナリーニ・シンのファンタジー「漆黒の君主」が収録されています。
    ダンサーズ〜は本編を読んでいないと分かりにくいのと思うのですが、まあ単独でも楽しめるかな、という印象。実際わたしも本編は読んでいません。
    漆黒の君主は、想像以上に面白かったです!壮大な映画のようで、ファンタジー映画好きな人にはオススメです。ハーレクインは何となく大人の女性向けというイメージがあって敬遠していましたが、それだけでこの小説を読まないのはもったいないと思いまし

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    2015年08月02日
  • 炎を消さないで

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    ☆4+
    1982年の作品
    積読にしないでさっさと読めば良かったー
    しょっぱなから火花バチバチ
    ヒーローがヒロインに近寄ったり突放したり…
    要はいつものダイアナ

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    2014年12月11日
  • 幼すぎた初恋 罪をあがなう億万長者 III

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    ヒーロー:マルコム・ダグラス、ヒロイン:セシーリア・マリー・パーテル
    設定としては嫌いじゃない。もう少し子供のこと知りたかった。
    幸せに暮らしているから、見守っているだけなんだろうけど…。

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    2014年08月27日
  • 嘘と秘密と白い薔薇

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    ☆4+

    いつものどろどろマーガレット・ウェイ
    先にこれだけ読んじゃおうと思ってたのに忘れてた~~~

    人間誰しも秘密を持ってるのよね
    でも、まさか最後の最後に隠し玉があるとは!
    ヒーローが結構女々しくヒロインを想っていたので
    前半はそれを楽しんでたけど、
    後半は人間模様にくぎ付け。
    他のハーレとはちょっと違うけどやっぱり好きだわ、マーガレット・ウェイ。

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    2013年07月26日
  • 危険な駆け引き

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    ネタバレ

    マッケンジー家シリーズ、養子のチャンスが主人公です。
    国際的なテロ組織のリーダーを追っていたチャンスは、その男の娘ソニアの情報を手に入れ、彼女に近づきます。
    捨て子でマッケンジー家に引き取られるまで、家族のぬくもりを知らなかったチャンスと、逃げながら生きるという術を幼い頃から身につけていたソニア(自称:サニー)は、お互いに平凡な子供時代とは縁遠い生活を経験しており、自分の現状を踏まえても、結婚や温かな家庭を自分が持てるという希望を持っていません。そんな2人が惹かれあっていく姿が自然に描かれている作品でした。
    サニーの、過酷な環境の中でも、しなやかな強さを見せる姿に、好感が持て、ハラハラドキドキ

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    2013年07月30日
  • 泣きやむまで抱きしめて

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    恋愛、サスペンスとしてはちょっと弱いがヒューマンドラマとしては泣ける場面あり。ヒロインの優しさと強さが周囲の人とのつながりを生み、みんなのハッピーエンドをもたらすところが良い。2012.10

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    2012年11月03日
  • 残り香の告白

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    人気脚本家のマライアと、保安官のトレイス。
    ウィスキーリバーで起こった殺人事件の謎解きとロマンス。

    犯人は、中盤で想像がつくんだけど、細かい要素が絡み合ってるところがややこしくてよかった。トレイスかっこいいな。

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    2010年04月28日
  • ミモザの園

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    持って生まれた能力のため、周囲に疎まれながら育った女性が初めて居場所を見つけるという話は、ベタながら好き。

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    2017年12月08日
  • ウエディング・ストーリー2010 愛は永遠に

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    ネタバレ

    「小さな約束」シャロン・サラ
    8年前、恋人に浮気を疑われて喧嘩別れをした。
    サムがもう戻ってこないと思い込んだリビーは、妊娠を告げずに街を出た。
    8年後の現在、リビーは事故に巻き込まれて意識不明の重体。
    一人息子のサミーは、父親を探し始める…。

    良かった!
    サミーが可愛い。YouTubeにUPする動画を撮ってるシーンでは泣けてくる。
    出てくる人たちがみんな良い人で、幸せで本当に良かった。
    ただ、「ため息をつく」と「ぶつぶついう」が使われすぎてて気になった(笑)
    ☆4つ。

    「花嫁の帰る場所」スーザン・ヴィックス
    結婚式を一週間後に控えたイザベルの前に、昔の恋人が現れて、攫うようにしてイザベル

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    2016年08月10日
  • 月下に咲くは恋の華

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    ネタバレ

    タイトルと絵柄には面食らったが
    肝心の中味は意外と面白かった。

    元々戴き物の本であり、普段読まないジャンル。

    シャーレイン・ハリス『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』
    普通の現代社会にヴァンパイアが共生しているという世界観が
    面白かった。
    どうも過去作品のスピンオフな様子。
    私は過去作品は未読だが、十分楽しめた。

    ナリーニ・シン『漆黒の君主』
    ファンタジー作品。
    面白く無いとは言わないが、話の短さも相まって
    中途半端な展開を見せる。
    正直物足りない。
    何故そうなるのかと思う展開も、個人的にはあった。

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    2016年01月04日
  • ウエディング・ストーリー2010 愛は永遠に

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    「小さな約束」シャロン・サラ
    消防士ヒーローx花屋ヒロイン
    ロマンスで子供が出張るの好きじゃないのに
    この話では子供とその友達がすごくかわいらしく感じた。
    でもやっぱり失った8年は大きいと思う・・・
    ヒーローの祖母がいいキャラ。

    「花嫁の帰る場所」スーザン・ウィッグス
    元ロッカーヒーローx種苗家ヒロイン
    ネイティブアメリカンの部族意識が結構前面に押し出されていて
    ロマンス部分が霞んでみえた。

    「運命のプロポーズ」マーガレット・ウェイ
    金持ちヒーローxはねっかえりヒロイン
    ヒロインが性格的に幼すぎてだめだー。
    ツンデレとも言えない、ただ反抗するために反抗する、みたい会話は

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    2015年06月19日
  • 月下に咲くは恋の華

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    短編2話。もちろん恋愛もの。
    ハーレクイン初めて読んだ。なんとなく貴族社会の煌びやかな恋愛模様を想像してたんだけどファンタジーもあるのね。

    ◆ダンサーズ・イン・ザ・ダーク
    現代社会に吸血鬼が溶け込んでる話。
    自分も吸血鬼になるほど相手役を好きなのか、と葛藤する話になるのかと思ってたけど、意外な展開に。
    相手役のラストのうっかりには驚いた。もっと早く気付いてほしかったよ!とはいえヒロインを始終大切にする言動は毎回ときめいた。

    ◆漆黒の君主
    魔法の国の話。ダンサーズの方は男の人の頼り甲斐にときめく話だったけど、こちらは困った男の人を支えるのを楽しむ話に思った。
    異世界と言えば、ご飯と不思議生命

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    2015年03月23日