中井由梨子のレビュー一覧
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子供の頃から野球が好きです。今は日ハム推しですが、とにかく、子供の頃から野球が好きです⚾️
横田選手のことは知っておりました。それは、闘病のことを知ってからです。
なので、映画化されて、見に行きました。
母親の目線で語られる本書を原作に作られており、冒頭から終わりまで涙が止まらない作品でした。
原作も案の定、人前では読むことができないものでした。通勤途中の電車の中では、泣いてしまって読むことができませんでした。
彼の生き様はもちろん家族、特に母親の献身には、母の強さと掛け値なしの愛情に溢れています。
野球に興味のない方にも是非読んでいただきたい作品です⚾️ -
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泣ける映画を見てきた。
タイトルは「栄光のバックホーム」
本も読みました。どちらもとても良かった。
横田慎太郎は2014年から2019年まで野球人として活躍し阪神タイガースに在籍していた。
病による引退後は病気の後遺症と闘いつつ、書籍や講演活動などを通し「希望や夢を持って生きることの大切さ」を伝え続けた。
病魔に侵され、28才で早逝。
野球選手としての横田慎太郎を知りたいと思うのならば、横田慎太郎自身が生前に書いた「奇跡のバックホーム」の方を読んだ方がいいのかもしれない。実はそちらも読んだが、本書は病との闘いや横田選手を支えた家族の闘病がメイン。内容としては決して軽いものではない。
ところどころにスピリチュアルな話や、夢の話が出てくる。実話ではありますが、ファンタジーのような要素も少し入っている。こういった話は好みがあるので、違和感なく読める人もいるし、そうでない人もいるかもしれない。
この作品は幻冬舎フィルム第1回作品として映画化もされ、現在上映中。
「28才で亡くなるなんて短い人生だな」
と思うか、
「いやいや、好きなことをやれて憧れのプロ野球選手にもなれたなんて、幸せな人生だったじゃない」
と思うかは人それぞれ。
輝きの光が大きければ大きいほど、その光が失われた時、落胆は大きくなる。
でも、人生の価値は決して「長さ」だけでは計れないものなのだ。
いかに魂を磨きつづけたか、ということが大切なのではないだろうか。
横田選手を大切に思うご家族の深い悲しみと愛情が伝わってきて、正直、映画も涙なしでは見れない。
でも、本や映画になったことで、
「横田慎太郎」という野球選手が、
どんな偉業を成し遂げた野球人よりも深く私の心に刻まれた。
そのことの意義は大きい。
個人的な話で恐縮だが、私の息子も大の野球ファン。もちろん、野球部だ。だが、骨折により2カ月ほど車椅子生活を余儀なくされている。私も学校や病院への送迎で走り回って大変な日々だが、この本は読んで良かったと思っている。
(書評コミュニティ「本が好き!」で書いたもの転載しました) -
Posted by ブクログ
何度も何度も降りかかる困難に向き合う横田さんやご家族の姿が描かれていました。
文の端々から横田さんが戦う姿が目に浮かぶようで、ご本人はもちろん、お母様はじめご家族やご友人の気持ちを思うと涙が止まらない一冊でした。
普段は阪神と戦うチームを応援しているので、素直に読めそうなオフシーズンに読もうとあたためていた一冊でしたがそんな必要なかったなと思います。
(2023シーズンの阪神優勝時に岩崎投手が横田さんのユニフォームを持って胴上げされる姿を見ていて大泣きしたのを思い出しました。)
もっと選手としての横田さんを見ていたかった…と嘆くより、横田さんの姿勢・生き様を心の片隅に少しずつでも前に進むことを忘れないことの方が少しばかりの供養になるだろうかと思ったり。
横田さん、本当に素敵な方です! -
Posted by ブクログ
ノンフィクション作品
序盤、母が見た夢の記述や、親子の身に起きた様々な不思議な現象に対して、懐疑的な立場であったが、終盤にかけて、それらはまた違った意味を帯びていった
読者が感受しきれない痛々しさ、苦悩、努力
それら1文字1文字が、彼らが感じ取った本当のことであるということ、庶民的な文章であるからこその生々しさがあり、貴重な読書体験となった
読者に許された、たった一感で伝わる彼の人間としての一貫性に胸を動かされた
特に、母の言葉から、それに対し父が叱責するシーンがとても生々しかったなぁ
そして今まで、自分がプロ野球の道に対し、どこか冷ややかな立場をとっていたことに気づき、その考えをこの機に正そうと思った
彼らには技術だけでなく、一般的な理解を大きく覆すスゴみがある
読後、同時にある種の無力感にも襲われる
病気は、ほんとうにこわい
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【恥ずかしくない毎日を生きたいと思う本】
-感想-
この本を手に取ったとき、1番ライト高山俊、2番センター横田慎太郎。2016年の開幕戦を思い出した。
脳腫瘍での闘病の際、家族で乗り越える姿、その裏側が記されており、野球引退を決め、鳴尾浜での奇跡のバックホームが生まれるまで、ずっと涙が止まらなかった。
同じ病で苦しんでいる人の目標になる。自分の生き方を新たに定めて、野球引退後、講演会活動を続けていく。残りの人生と天秤にかけながらも、精一杯生きた。
ずっと一緒に走り続けた母が見た、横田慎太郎と家族の生涯28年のストーリーは、努力と奇跡で満たされたものだった。
自分の生きる時間をもっと大切に、そして何が本当に大切なものなのか、見失ってはいけない。流されるままの人生には決してしてはいけない。今日という日を恥ずかしくないものにする。
大好きな球団の野球選手から、エールを送ってもらった。
-あらすじ-
阪神一筋、縦縞のユニフォームに身を包んだ横田慎太郎選手。その母が語る、生涯28年間のドキュメンタリー。
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Posted by ブクログ
ネタバレ慎太郎さんの[奇跡のバックホーム]を拝読して、ここまでまっすぐ生きている男がいるのかと驚きましたが、次に注目したときは、お亡くなりになったときでした。
何で?と、あのまっすぐに生きていた男が何で?と、しばらく思っていたことを覚えています。
感想を言葉にしようとすると、「まっすぐ」の言葉が何度も浮かびます。
僕の語彙力の無さを痛感しつつ、慎太郎さんの周りの方々にこの想いが広がって行く様子には、結末を知るだけに苦しくも温かな気持ちになります。
ご家族はもちろん、阪神タイガース入団後は同期に先輩、監督にスタッフ、病院の方々、大勢のファン…。
その想いは異例の引退試合に繋がり、引退後も慎太郎さんが渾身の力で立たれた講演会で、さらに多くの人に届いたのでした。
僕もいつの間にかその1人に、身内のような気持ちになっていることに気付きます。
慎太郎さんをそばで励まし、一緒に喜怒哀楽を分かち合ったまなみさんをとおしての視点と言うこともあり、その場に僕もいるかのように心を揺さぶられ続けました。
とくに手術で一度失われた視力が戻り始めたとき、窓のブラインドを何度も上げ下げして日差しが見えることを喜んだ場面には、僕まで頬がゆるみました。
そして「最後の港」へと進み、これまでの数々が決してフィクションでは無く、読んでいる今に繋がっていることにハッとさせられます。
慎太郎さんが最後まで前を向いて、まっすぐに、全力で駆け抜けたことに、本文にもあるように拍手を送りたくなりました。
スポニチの遠藤記者は「努力のバックホーム」と評しましたが、それは今も生きる僕が、まるで努力と呼べることをしていないことを意味します。
ありきたりながら慎太郎さんに近付きたい、どんな環境でも諦めず、目標を持って日々に臨もうと強く思いました。
読み終えたのは映画版[栄光のバックホーム]公開直前で、プロダクションノートや予告編、ドキュメント番組、そしてユニフォームが舞った胴上げの動画なども繰り返し見ました。
そのたびに胸が一杯になり、涙があふれました。
ゆずの[栄光の架橋]も、サビ前の♪ジャジャジャンと言うところを聞くだけで胸に迫るほどです。
もちろん映画も見に行きます。
慎太郎さんをこれまで深く存じ上げずにいたことを、悔やむばかりです。
そして、プロ野球はあまり興味が無かったものの、慎太郎さんの足跡が残り、復帰を信じ続けてくださった阪神タイガースを、これから応援したいと思っています。
今はことあるごとに、「24」の言葉を選んでしまいます。
映画やドラマで、感情を揺さぶられることが苦手です。
普段は避けている僕が映画を勧めるのですから、周りは驚いたと思います。
予告編を見た後に「お涙頂戴か」と言われたこともありますが、そう誤解してしまうほどにまっすぐ生きた男が横田慎太郎なのだと、今さらですが断言出来ます。
僕も少しでも追い付けるよう、並べるよう、目標を定めながら努力します。
読書しながら初めて涙があふれた1冊、読んだだけにせず、必ず行動に繋げます。 -
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船橋市立船橋高等学校、通称"市船"の野球部等の試合で吹奏楽部が演奏する『市船ソウル』。その曲を作曲した吹奏楽部員・浅野大義さん。
彼は19歳で癌を発病し、20歳でこの世を去る。
冒頭に載せられた、大義さんの母・桂子さんが書いた"2017年1月26日 朝日新聞投書欄『声』"の文。
闘病中の大義さん本人や、桂子さん、大義さんの恋人や友人たちの思い、それら深い思いが窺いしれて涙が出てくる。
葬儀の場で演奏で送り出すために集まった160名以上の仲間たち、葬儀に参列したという700名以上もの大義さんを知る人たち。部活動漬けの高校生活、音楽でいっぱいの生活のなかで、大義さんが築いた人との繋がりは凄いものだったのだなと思わされた。
一年のほとんどや生活の多くを部活動に費やすことには嫌悪感をもってしまっていた今までのわたしだったが、こうした生き方をしていた青年のノンフィクション小説を読んで、こうした生活にも清々しさを感じた。
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1.感想
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船橋市のとなりの八千代市に住んでいたので、市立船橋高校は有名でした。スポーツが強くて、バレーボール、サッカーなどが有名でした。
そんな市船の卒業生の浅野大義くんの実話が元になっているお話です。
かなり病気に苦しめられたことが綴られていて、何度も手術して、手術成功のたびに喜び、再発でまたドン底に落とされる、そんな繰り返しであったことがわかります。これは、かなり、つらい。悲しいですね。
自身も家族も、周りの人も、とても辛い思いをしたことが強く伝わってきます。
市船ソウルを何度も聞きました。
若すぎる死は、ほんと、悲しいですね。
「全てに全力を」というのを目指しています。
が、その境地には達していません。
仕事の面でも学びの面でも遊びの面でもいろいろと取り組んでますが、何かをやり遂げた感覚がないのは、全力を出しきれていないから。
もう、人生の半分を過ぎているであろう、この年齢になっても、いまだに全力が出せていないと感じる日々です。
去年、フルマラソンを走りましたが、足が痛くて、ギブアップしたい思いを振り払って、限界まで頑張りました。それでも、もっとできたような気がしています。
なので、永遠に全力を出したと感じられることはないのではないかと思ってもいます。いつまでも、先を目指していけばいいのかもしれないと…
この作品を読んで、より全力で取り組もうと思います。
いつか全力を出し切ったと感じられるように、悔いのなき一歩を歩み続けなければいけないと、背中を押された気がします。
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2.あらすじ
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市船の卒業生の浅野大義くんの人生の歩みが綴られています。