中井由梨子のレビュー一覧

  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

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    ネタバレ

    慎太郎さんの[奇跡のバックホーム]を拝読して、ここまでまっすぐ生きている男がいるのかと驚きましたが、次に注目したときは、お亡くなりになったときでした。
    何で?と、あのまっすぐに生きていた男が何で?と、しばらく思っていたことを覚えています。

    感想を言葉にしようとすると、「まっすぐ」の言葉が何度も浮かびます。
    僕の語彙力の無さを痛感しつつ、慎太郎さんの周りの方々にこの想いが広がって行く様子には、結末を知るだけに苦しくも温かな気持ちになります。
    ご家族はもちろん、阪神タイガース入団後は同期に先輩、監督にスタッフ、病院の方々、大勢のファン…。
    その想いは異例の引退試合に繋がり、引退後も慎太郎さんが渾

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    2025年11月22日
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

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    たった今、読み終えました。

    慎太郎さん、お母様の生き様、言葉にできないくらい感動しました。
    世界中の人に読んで欲しいです…。

    そして、私はジャイアンツファンですが、阪神は選手を大切にする素晴らしい球団だと思いました。

    ⭐︎5では足りません。

    次は『奇跡のバックホーム』を読みたいと思います。

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    2025年10月17日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    吹奏楽に情熱を注ぎ、わずか20歳の若さでこの世を去った浅野大義君のノンフィクション。何かに打ち込む充実した日々、友情、爽やかな恋。一生懸命に生きた大義君は永遠にみんなの中に生き続けている。

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    2025年06月11日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    音楽って、仲間って素晴らしいと心から思える物語でした。20年という短い人生の中で、これほど周りの人達に影響を与えることができた、大義くんの生き様には尊敬の念しかありません。また、家族、恋人、先生、友人たち、誰もが心優しい人ばかりで、結末は分かっていても、涙が止まりませんでした。いつか、甲子園で生の「市船soul」を聴いてみたいです!

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    2024年06月09日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    船橋市立船橋高等学校、通称"市船"の野球部等の試合で吹奏楽部が演奏する『市船ソウル』。その曲を作曲した吹奏楽部員・浅野大義さん。
    彼は19歳で癌を発病し、20歳でこの世を去る。

    冒頭に載せられた、大義さんの母・桂子さんが書いた"2017年1月26日 朝日新聞投書欄『声』"の文。
    闘病中の大義さん本人や、桂子さん、大義さんの恋人や友人たちの思い、それら深い思いが窺いしれて涙が出てくる。
    葬儀の場で演奏で送り出すために集まった160名以上の仲間たち、葬儀に参列したという700名以上もの大義さんを知る人たち。部活動漬けの高校

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    2024年04月21日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    心から感動した。

    自分が一日一日をいかに薄っぺらく生きてしまっているか…
    自分がキツいときに周りにやさしくできているのか…
    自分がこの世を去るとき、果たしてどれだけの人が惜しんでくれるのか…

    浅野大義さんの生き様を知り、いろいろ考えさせられた。

    市船のある船橋市の近隣に住む千葉県民として、こうした実話が生まれたことを誇らしく思う。
    この本に出会えて本当によかった。

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    2023年08月13日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    1.感想
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    船橋市のとなりの八千代市に住んでいたので、市立船橋高校は有名でした。スポーツが強くて、バレーボール、サッカーなどが有名でした。
    そんな市船の卒業生の浅野大義くんの実話が元になっているお話です。

    かなり病気に苦しめられたことが綴られていて、何度も手術して、手術成功のたびに喜び、再発でまたドン底に落とされる、そんな繰り返しであったことがわかります。これは、かなり、つらい。悲しいですね。
    自身も家族も、周りの人も、とても辛い思いをしたことが強く伝わってきます。

    市船ソウルを何度も聞きました。
    若すぎる死は、ほんと、悲しいで

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    2023年02月23日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    実話です。たった20年の人生を散らしてしまった浅野大義君の物語です。1年半の闘病生活の末に亡くなった浅野大義君の告別式に160名以上の仲間が集まり演奏をしました。参列者の数は700名を超えていたそうです。彼の作った市船ソウルは、市立船橋の代表的な応援歌として、必ず何かがおこる神曲と呼ばれています。
    やはり、根底にある本物のストーリーの迫力がすごいです、涙腺崩壊です。

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    2023年02月16日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    ネタバレ

    大義くんの温かい人柄と市船高校の絆を感じた一冊でした。

    何かの本で、
    「死ぬってことはその人の物語が終わるということ」という内容のものを読みました。

    「20歳のソウル」を読んで、
    確かに大義くんが歩む大義くんの物語は
    終わったのかもしれないけど
    大義くんがこれまでに関わってきた様々な人や
    作った音楽を通して、
    それぞれの心の中で生きているのだろうなと
    感じました。

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    2022年12月02日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    号泣。
    大義くんの人柄、周りの人の想い、音楽の素晴らしさ、仲間、恩師、家族、恋人、幸せだったからこそ切なくなる。
    皆の心に音楽と共に生きた証を残し、20歳という若さで旅立った大義くんにただただ涙してしまった。
    なぜにこんなに尊い人柄の人が先に行ってしまうかな。友人を思い出してまた涙。

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    2022年09月22日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    恥ずかしながら、
    『市船ソウル』をこの本を通じて初めて知りました。
    ありきたりかもしれませんが、この本を通して大義さんの駆け抜けた人生を知ることで自然と涙がこぼれました。そして自分の命を大事に生きようと思いました。人の為に時間を使うということの大切さを学びました。また、精一杯今を生きる大切さを学びました。

    人を惹きつける魅力を持っている人は死してもなお人を惹きつけるのだと感じ、
    自分が死んだ時、これだけの熱い想いを持って おくりだされるのかなぁなんてことも考えたりしました。

    もし子どもがいる世界線で生きることになった時、
    子どもには好きなものを全力でやれる環境を
    作ってあげられるよう
    財力

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    2021年05月24日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    市船soulを作曲した浅野大義くんが、音楽と出会ってから病気で亡くなり、その告別式の事まで書かれています。

    中心は亡くなってから告別式までのことで、その間に振り返るように生前の彼のことが書かれています。

    市船の吹奏楽部をよさこいで見たことがあり、その完成度も数ヶ月て仕上げてきたと思えないものでした。

    よさこい以外にもたくさんのことをやっていて、その他も完成度がすごくて、決められた学生生活の中でどうやったらあの完成度ができるのか?ずっと不思議に思ってました。

    その謎がとけて満足してます。

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    2021年05月17日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    奇跡の告別式というサブタイトルに引かれて読み始めたら、のめり込むように読んでしまった。短い生涯を生ききった主人公の姿に涙が止まらなかった。

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    2019年06月06日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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     この本に書かれている浅野大義さんは,19歳の夏,胚細胞腫瘍が肺に転移していることが発覚し,闘病生活を送る。
     1年半の闘病生活の末,20歳の1月12日に永眠。
     吹奏楽に全てを懸けた高校時代の3年間と,闘病記,告別式までの7日間を書いたドキュメンタリー。

     浅野大義さんはピアノを習い始めたのをきっかけに小学校,中学校と吹奏楽部に所属する。もちろん船橋市立船橋高校,市船に進学後も吹奏楽部に入り,トロンボーンを担当する。
     市船は吹奏楽の座奏,マーチングだけではなく北海道で行われるYOSAKOIソーラン祭りや合唱も活動内容として取り入れられている。また,吸劇と呼ばれる吹奏楽と演劇の合わさった,

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    2018年12月14日
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

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    プロ野球選手になるのは大変なこと。
    ましてプロとして活躍するのはもっと大変。
    親子二代でプロ野球選手となった横田選手には、それ以上の苦難の日が待ち構えていた。
    亡くなった横田選手のご遺族から話しをきき、ノベライズした中井さんありがとう。
    光が当たらなかった人の人生が輝いていたことを知りました。

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    2025年08月22日
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

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    連日の白熱した高校野球の試合に触発され、野球関連の本を読みたくなり、書店で手に取った作品。
    若くして亡くなられた元阪神の選手、ということだけは存じていたが、今回その半生を詳しく知るところとなり、本人とそのご家族の強い絆、結びつきに圧倒された。果たして自分はこれほど家族と向き合ったことがあっただろうか。

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    2025年08月17日
  • 栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24

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    今年から阪神ファン、始めました!
    そんな中発表された、映画化のお話。
    ワタシはふだん、テレビはもちろん、ネットニュースもほぼ見ない生活を送っているので、横田選手を存じ上げませんでした。
    ので、すぐさま購入し、絶対泣く!とわかっていたので、連休で一日雨予報だった今日、読み終えました。

    泣きすぎて苦しかったです。
    母のチカラってスゴイな。という想いと、ニンゲン力の高いヒトっているんだな。という想いが、一貫した感想でした。
    ワタシも、何かできるヒトになりたい。

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    2025年07月16日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    20歳で亡くなった青年のノンフィクション作品。
    市立船橋高等学校の、吹奏楽部でのエピソードがメイン。
    音楽への情熱、たくさんの仲間、恩師の存在。
    野球部の応援曲として生まれた「市船soul」
    20年間を最後まで生き抜いた姿には涙が溢れた。

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    2025年04月02日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    初めから泣いてしまうストーリー展開

    宿命なのか 
    ピアノを習うこともガンになることも
    そして音楽をこんなふうに志すのもすごい

    そして彼女さんがすごいと思う

    親の気持ちとしても読んでしまう

    ノンフィクションだけど逝去されてから
    聞き取りをもとに書かれた話なので星4にしました

    市船ソウル 聞いてみたい

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    2023年09月10日
  • 20歳のソウル~奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド~

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    1Qさん読んだよ〜!
    いや聴いたよ〜‼︎かな?
    市立船橋の魂…市船ソウル。゚(゚´ω`゚)゚。

    20歳で亡くなった浅野大義くん。
    彼が野球部の為に作った応援曲「市船ソウル」は
    あの高校野球の神曲として有名ですね。

    彼が亡くなり告別式までのカウントダウンの形で章が進みます。
    吹奏楽部の話、市船ソウルを作り上げた話、発病…
    友情、恋愛、家族。
    いやぁ泣いちゃいました。゚(゚´ω`゚)゚。
    息子を持つわたしは泣けた!

    告別式の演奏に集まった164人
    彼らが大義を送り出す市船ソウルの演奏が青空の下で聴こえてくるようでした。

    今年の甲子園で聴かせて欲しい!
    頑張って市立船橋野球部\(//∇//)

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    2023年06月11日