長谷川幸洋のレビュー一覧

  • 2020年新聞は生き残れるか

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    デジタル時代の「新聞の行方」新聞 メディア+ジャーナリズム+人材育成→購読者
    全体のビジネスモデルを考えている人は少ない 参入障壁で守られた特権階級だから
    同様の産業は全て同じ 銀行 電力 
    新しい産業は「ガチンコ」旧体制の人間は戦えない 体制変革 江戸時代と同じ
    黒船の到来に支配階級の武士はなす術を知らなかった 下級武士は別
    唯一「アベノミクス賛歌」はいただけなかった 2013年の発行 今の意見は?
    若田部さんを高く評価 金融緩和 円安 輸出企業の増益 株価上昇 好景気 リスク?

    1.経済記事と経済学が分離 経済学の体系的教養は無い 断片的・思い付き的
    若田部教授①インセンティブ②トレード

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    2018年11月10日
  • 日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か

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    行政マンは勘違いしてはいけない。三権分立で国権の最高機関は国会。選挙で選ばれた国会議員による多数決の決定こそが民主主義。行政マンはそれに従う義務がある。行政マンのための政治・行政ではないはず。それぞれが問題意識をもって審美眼を養い、行動を起こせば、きっと何かがかわるはず。自分にも何かできることはあるかもしれない。。勇気を奮い立たせてくれる本でした。

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    2013年02月18日
  • 政府はこうして国民を騙す

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    人間は、生きていく上でいずれかの組織に属さなければならない。

    しかしながら、組織の論理に埋もれてしまってはいけない。

    常に、当事者でありながらも、大きな正義の下で、常に俯瞰する立場で自らの行動をコントロールしなけらばならない。

    ジャーナリストそいう身分であれば、尚更上記の態度が求められる。

    財務相を筆頭とする霞が関官僚の資質も劣化の一途を辿っているが、マスゴミの劣化はそれ以上に由々しい現状だ。

    インターネットの世界がますます広がっていく状況の中で、ジャーナリズムが生き残れるのか、日本の今の状況を鑑みれば今後の展開は悲観的にならざるを得ない(涙)。

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    2013年02月11日
  • 日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か

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    ネタバレ

    中川昭一氏の酩酊会見、高橋洋一の窃盗事件、小沢一郎の政治献金問題は財務省の策略。新聞社は霞ヶ関の補完勢力。官僚は入省したときから天下りを考えている訳ではない。
    霞ヶ関をどうするのかが真の争点であった。霞ヶ関とはよくいったもので霞がかかったようで姿はよく見えないが実は官僚こそが真の主役。
    財政再建を増税で行うか、歳出削減で行うか。
    福田は日本は政治が弱いので官僚が強くなくてはいけないと言った。使える貴社は優秀な官僚に取ってみれば都合の良い拡声器として利用される。与謝野は政策通と言われていたが財務省、経済官庁から黙っていても最新の情報をもらえるからそれをそのまましゃべっているだけ。それを多くの新聞

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    2011年08月16日
  • 日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か

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    こんな骨っぽい記者、論説委員もまだ、日本にいるのだと安心した。

    サブタイトルにある政治家・官僚・メディア――本当の権力者は誰か。について、現今の日本の政治分野での各プレイヤーの行動を実際体験したことに基づき書き下ろされている。

    とっても解り易かった。

    著者は慶応大学経済学部出身ということもあり、囚人のジレンマを持ち出し、官僚に翻弄されない記者活動のあり方を提案したあたりは、愉快だった(笑)。

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    2011年03月05日
  • 明日の日本を予測する技術 「権力者の絶対法則」を知ると未来が見える!

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    安倍政権とこれまでの他政権を比較しての長期政権になった理由や日米関係が日本と東アジア各国との関係に及ぼす影響などが分かりやすく解説されている。

    日本という国がアメリカとの関係性にどれほど影響を受けているか、どこか対岸の火事だと思っていた各国の出来事が巡って日本に影響を与えていることを理解しました。

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    2020年10月25日
  • 明日の日本を予測する技術 「権力者の絶対法則」を知ると未来が見える!

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    表面的な事象ではなく、権力者の真意とか、状況を、希望ではなく、理性的に判断すれば、展開は読める。
    実際、当たって来てるので説得力がある。
    外れたこともあることも、ちゃんと触れてるので良い。

    この先については解んないけどね。
    結局日本はどうすべきで、実際にはどうなっていくんだろう。

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    2019年07月10日
  • 明日の日本を予測する技術 「権力者の絶対法則」を知ると未来が見える!

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    政策運営の絶対法則 できないことはやらない。できることをすこしづつやる

    平時に無用な戦いはしない。強い相手と戦う時は、最後の一瞬に仕掛ける

    ねじれ国会 税制改正法案と特例公債法案を野党に人質にとられる

    日本がオールマイティで、なんでも自分で解決する力をもっていればいいが、残念ながらそんな力はない。軍事力をみても、日本は専守防衛に徹しており、相手を攻撃する力はない。 そうあれば、そんな日本がどう脅威に対抗するかを考える。同盟国とともに脅威を抑止することを考える。これが外交と安全保障に関わる「権力者の絶対法則」なのだ

    中国と北朝鮮こそが本当の脅威。韓国の振る舞いに怒りを覚えても、ぐっとこら

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    2019年03月28日
  • 明日の日本を予測する技術 「権力者の絶対法則」を知ると未来が見える!

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    日米安保、憲法9条、韓国、中国、北朝鮮、ロシアとの関わり方。日本経済の実情や野党と自民党のスタンスの違いなど。
    安倍政権に立ったスタンスの話が多い。理想論と現実的な話を絡めると、自衛隊や憲法9条の問題は中国の野心や軍事費のことを考えると、現実的な視点で考えた方が良いのではと感じました。
    憲法改正にしても、出来ることをやるという政権の考え方にも長期政権の秘訣みたいなものを見たような気もします。政権を支持するわけではありませんが、理想も大事ですけど、それにはまず現実を受け入れることが大切だと感じました。

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    2019年01月28日
  • ケント&幸洋の大放言!

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    ケントさんの本、最初の方はムッチャ借りもんぽかったけど、どんどん面白くなってくるな。しかも、長谷川さんとの対談となれば、面白くないわけないわ。
    沖縄問題はそのままメディアの問題であって、更に戦後一貫した左翼教育と自由を許さない言論があるわけで。
    北朝の危機も看過はできない。そういう本。

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    2018年01月17日
  • 日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か

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    官僚のしたたかさ、怖さ、傲慢さ。
    マスコミの愚行。

    真面目にやればやるほど肥えるのはこいつら。

    なんか、やになって来るなあ。

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    2017年11月05日
  • 2020年新聞は生き残れるか

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    私のスタンスは、今後、紙の新聞は解説記事が命であり、速報性や生のデータはネットで一次情報を取る、という方向性だと思っています。

    本書で一貫して読み取れるのは、新聞記者はもちろんのこと、読者、いえ読んでいなくても国民は、自分の頭で考えなければいけないということ。

    目の前で起こっていることや、公表された統計データを分析する能力がどれだけあるかによって、その人のチャンスや目的達成の可能性は変わって来るのだと気づかされました。

    複雑化した社会を生きるには、手取り足取り新聞から教えてもらうのではなく、自立した情報処理が必要だと思いました。

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    2017年09月30日
  • ケント&幸洋の大放言!

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    沖縄での基地反対派の実態の暴露、今後のアジア情勢の解説。
    やはり中国の脅威を考えると、ロシアとの関係を強化する必要があるんだろうなぁ。致し方ない。

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    2017年08月30日
  • 2020年新聞は生き残れるか

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     2013年ももう少しで幕を閉じて2014年を迎えることになる。新聞を読む人口が減っている。ネットで読めるのにわざわざ金を払うのはいや、新聞報道が根性同様ねじ曲がっているなどいろいろな理由で新聞を購読する人が減っている。

     モクモク羊の場合、正月に通常の記事以外の特集を読みたいので買う。あるいは、英字新聞のThe Japan Newsの木曜日版に掲載されている英語学習者向けのページが読みたいのでたまに買うくらいだ。

     この本をからあぶりだされる新聞記者や新聞社の体臭ならぬ体質が明らかになってくる。視線が、読者ではなく、会社、霞が関と永田町と言う「内向き」志向にどっぷりつかっていることだ。

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    2013年12月30日
  • 政府はこうして国民を騙す

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    ますます東京新聞を読みたくなった。
    だが悲しいかな地方では無理か。

    検察が今の政権に「困った問題」を起こしそうと長谷川さんは予想する。

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    2013年04月12日
  • 政府はこうして国民を騙す

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    新聞記者とはこうあって欲しいという著作。自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分の頭で考える。東京新聞が他の新聞より一歩抜きん出るのも宜なるかな、である。

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    2013年02月12日
  • 政府はこうして国民を騙す

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    先日アカデミーヒルズで行われた著者と元経産省官僚の古賀茂明氏の講演に参加し、著書を買って帰ったのがこの一冊だった。

    内容は現代ビジネスに毎週連載されたコラムが30本収録されている。WEBサイト上の記事が書籍になった体裁となっており、非常に読みやすく、内容は官僚とメディアの問題、原発・東電問題、野田政権から安倍政権にかけての増税問題・金融政策などについて書かれている。

    官僚の既得権益を批判する立場は一貫しており、東京新聞論説副主幹という立場でありながら、ここまで率直にモノが言えることはすごいな、と思いました。

    建設国債日銀引き受けの報道の誤りについては、メディアの報道をそのまま鵜呑みにして

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    2013年01月30日
  • 日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か

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    何だか日本という国の将来が心配になってしまう本です。政治家や官僚はよい大学をでて、頭がいい人たちだと思われますが、日々の政治活動をみていると小学校の学級会みたい。そもそも、政治家が官僚に太刀打ち出きるほどの能力もないし、今の政治家は小粒になった感じ。正直官僚を使えないでしょう。官僚のあり方を変えるにしても、等の官僚が政策を牛耳っているのだから変えようがない。
    メディアはメディアで偏向報道。TVなんか見ていると、都合のよい部分だけを報道しているし。新聞も結局官僚のいいなり。と、言うことを再認識した本です。

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    2012年06月02日
  • 日本国の正体 政治家・官僚・メディア-本当の権力者は誰か

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    昨今のメディア不信について整理ができた。
    官僚→政治家
    官僚→メディア
    という情報の流れに関して、官僚が中心にいることは自明。特に国民にリーチするメディアの役割は大きく、メディアは官僚からそっぽを向かれないように記者クラブや個人的なつながりで取り入る。官僚は組織が国民を導きたい情報をリークさせる。
    嗚呼、国民はメディアの流す情報を無条件に信じる。(ここは思考停止が入るのだけど、それは教育の問題が大きい)
    メディアで書かれている「政府高官筋からの情報」については疑ってかからなくてはいけないな。

    この作者は朝ナマでよく見る人だったね。知らなかったー

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    2011年09月02日
  • 官邸敗北

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    「官邸敗北」とは、鳩山政権の首相官邸が政治力において財務省に敗北した、という事実を指しているようだ。昨年のクリスマス頃、2010年度予算の閣議決定前後において、ジャーナリストである筆者に接触してきた官僚の言動を見てそう感じた、現に菅副総理や仙石大臣はその後財務省寄りにスタンスを移し、鳩山首相周辺は処理能力を喪い政権がドーナッツ化している・・・それはその通りだったんだろうけれども、筆者が発見した一事実だけでこのタイトルは少し走りすぎ。小沢幹事長の政治資金問題を巡るメディアの報道姿勢に対する自己批判と、最後は小沢幹事長による二重権力批判まで連ねて一冊の本にしているのだから。

    筆者は東京新聞論説委

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    2010年06月20日