2020年新聞は生き残れるか

2020年新聞は生き残れるか

ビジネス・実用
1,540円 (税込)

7pt

3.7

東京五輪決定の大ニュース翌日は新聞休刊日。だが、私たちに不都合があっただろうか? それでも新聞は必要なのか? 東京新聞論説副主幹がリアルに告発する、ポチ化するマスメディア、堕落する言論。

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2020年新聞は生き残れるか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    デジタル時代の「新聞の行方」新聞 メディア+ジャーナリズム+人材育成→購読者
    全体のビジネスモデルを考えている人は少ない 参入障壁で守られた特権階級だから
    同様の産業は全て同じ 銀行 電力 
    新しい産業は「ガチンコ」旧体制の人間は戦えない 体制変革 江戸時代と同じ
    黒船の到来に支配階級の武士はなす術を知らなかった 下級武士は別
    唯一「アベノミクス賛歌」はいただけなかった 2013年の発行 今の意見は?
    若田部さんを高く評価 金融緩和 円安 輸出企業の増益 株価上昇 好景気 リスク?

    1.経済記事と経済学が分離 経済学の体系的教養は無い 断片的・思い付き的
    若田部教授①インセンティブ②トレードオフ③トレード④マネー制約条件付最大化問題
    経済政策の大本営発表 ポチ記者・ポチ論説委員 「構造改革が大好き」
    日本の学生 知識の記憶力競争 人間ウィキペディア 「思考の放棄」
    2.ジャーナリズムの価値=新たな発見(田原総一朗)マンネリは不可
    記者が新たなストーリーを作っていく 斬新なロジックと考え抜かれた結論
    3.日本の課題 官僚主導の中央集権体制の打破・変革
    予算情報の公開 予算監視 新しい政策立案・新しいビジネス創出
    ITの普及と相まって、新しい民主化と新社会の創造が始まっている時代に
    日本はその変革ができず、停滞の局面を脱せない
    cfオバマ政権2009「透明性と公開政府オープンガバメント」
      ①透明性②参加③協働
    メディアには「生データ」の整理分析能力が必要(169)
    4.アメリカンフットボール型のチームへ
    多様な人材、多様な役割分担 
    ①ゼネラリスト②専門記者・・・取材・データ・整理③マネージメント
    「型にはめない」入社後、一律社会部サツ回り
    多忙なルーティンは「考える力」を殺す=自分の頭で考えなくなる
    膨大な取材メモ→アンカーにあげて「記事」にまとめる
    新聞の特権 参入障壁 ①記者クラブ②再販制③宅配制
    ネットメディアはガチンコ
    5.現実の変化は加速する 販売部数
    2000年 5,370万部
    2012年 4,778万部(Δ11%)

    0
    2018年11月10日

    Posted by ブクログ

    私のスタンスは、今後、紙の新聞は解説記事が命であり、速報性や生のデータはネットで一次情報を取る、という方向性だと思っています。

    本書で一貫して読み取れるのは、新聞記者はもちろんのこと、読者、いえ読んでいなくても国民は、自分の頭で考えなければいけないということ。

    目の前で起こっていることや、公表された統計データを分析する能力がどれだけあるかによって、その人のチャンスや目的達成の可能性は変わって来るのだと気づかされました。

    複雑化した社会を生きるには、手取り足取り新聞から教えてもらうのではなく、自立した情報処理が必要だと思いました。

    0
    2017年09月30日

    Posted by ブクログ

     2013年ももう少しで幕を閉じて2014年を迎えることになる。新聞を読む人口が減っている。ネットで読めるのにわざわざ金を払うのはいや、新聞報道が根性同様ねじ曲がっているなどいろいろな理由で新聞を購読する人が減っている。

     モクモク羊の場合、正月に通常の記事以外の特集を読みたいので買う。あるいは、英字新聞のThe Japan Newsの木曜日版に掲載されている英語学習者向けのページが読みたいのでたまに買うくらいだ。

     この本をからあぶりだされる新聞記者や新聞社の体臭ならぬ体質が明らかになってくる。視線が、読者ではなく、会社、霞が関と永田町と言う「内向き」志向にどっぷりつかっていることだ。

     著者が気になることを書いていた。経済部の記者は、配属される前に地方支局で修業をする。そこで、「取材先に信頼される記者になれ」と教えられる。その甲斐あって、取材する警察や地方自治体の役人から信頼を得ようと努力する。そして、中央に行くと、今度は霞が関や永田町の住人に信頼を得ようとする。まさに「お・も・て・な・し」が得意になるわけだ。

     よく縦割り行政といってマスコミは役所を非難する。その一方でマスコミも縦割りで、政治は政治部、裁判は社会部の縦割りでボーダーレスではない。矛盾のN乗だな。組織だからと言ってしまってはおしまいだが、あまり人のことは言えない。

     これから新聞が生き残るのか、ネットを有効に活用できる新聞社は出てくるのか。コンテンツ自体がよくないと買う人は出てこない。紙と同じものをネットでもなんていう中途半端ことをしている日経新聞は、コマーシャルで盛んに就活するなら日経よく読むと言う。あの朝日新聞は、大学入試に出題される機会が多いので受験するなら読むのがいいと宣伝する。そんな枝葉の部分にこだわりを持っていては先行き不安だ。
     

    0
    2013年12月30日

    Posted by ブクログ

    新聞の立ち位置、取材対象との関わり、ネットが浸透してくることによる取材方法などの変化。

    おそらく、メディアや、ジャーナリズム、マスコミという言葉の定義を行なった最終章が、本当のまとめになるのだろう。

    テレビなどと違って、新聞は記者の主観や主張排除することはできないし、排除して仕舞えば存在価値がない。

    唯一のジャーナリズムであった特権を失った今、根本から存在価値を疑われてしょうがないと思う。

    なんか、表現の公平性に縛られているという部分だけは笑ってしまったが、刊行から4年が過ぎた今、痛感する部分が多い。本当に、2020年どんな形で残っているんだろう。

    0
    2018年07月03日

    Posted by ブクログ

    ■新聞

    A.デフレは日本経済を長く苦しめた。その責任は、マスコミにもある。記者クラブは日銀の強い影響下にあり、日銀の主張を分析・批判することなく垂れ流してきた。それは、「日銀は強力な金融緩和をしていない」などと書けば、日銀に目を付けられ、特ダネにありつけなくなるからである。

    B.東日本大震災の復興予算の流用問題を最初に報じたのは新聞やテレビではなく、週刊誌だった。ここに大手メディアの病理が潜んでいる。この問題を報じたフリーランス記者は、ネットの情報を基に、官僚とケンカしつつ情報を得た。記者クラブ所属の既存のメディアの記者は、こうした手法をとらない。

    0
    2014年05月06日

    Posted by ブクログ

    右、ナショナリズム重視、国益重視
    左、公平な分配重視、戦争反対
    右か左かは抽象的な概念
    イデオロギーではなく、具体的な対応を
    起きるかもしれないことを前提に議論するのが政治
    希望的観測は危険
    考えて書くのではなく、発言内容をキーボードに打ち込むことが優先されている
    民間人はロジックより結論、官僚は逆
    斬新なロジック、考え抜かれた結論、新しい発見
    閉鎖的な官僚と記者の世界を飛び越えて、ネットを通じて情報が流れる時代
    取材相手から信頼されることではなく、読者、視聴者から信頼される記者になる

    0
    2014年01月25日

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