長谷川幸洋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
デジタル時代の「新聞の行方」新聞 メディア+ジャーナリズム+人材育成→購読者
全体のビジネスモデルを考えている人は少ない 参入障壁で守られた特権階級だから
同様の産業は全て同じ 銀行 電力
新しい産業は「ガチンコ」旧体制の人間は戦えない 体制変革 江戸時代と同じ
黒船の到来に支配階級の武士はなす術を知らなかった 下級武士は別
唯一「アベノミクス賛歌」はいただけなかった 2013年の発行 今の意見は?
若田部さんを高く評価 金融緩和 円安 輸出企業の増益 株価上昇 好景気 リスク?
1.経済記事と経済学が分離 経済学の体系的教養は無い 断片的・思い付き的
若田部教授①インセンティブ②トレードオフ③トレード④マネー制約条件付最大化問題
経済政策の大本営発表 ポチ記者・ポチ論説委員 「構造改革が大好き」
日本の学生 知識の記憶力競争 人間ウィキペディア 「思考の放棄」
2.ジャーナリズムの価値=新たな発見(田原総一朗)マンネリは不可
記者が新たなストーリーを作っていく 斬新なロジックと考え抜かれた結論
3.日本の課題 官僚主導の中央集権体制の打破・変革
予算情報の公開 予算監視 新しい政策立案・新しいビジネス創出
ITの普及と相まって、新しい民主化と新社会の創造が始まっている時代に
日本はその変革ができず、停滞の局面を脱せない
cfオバマ政権2009「透明性と公開政府オープンガバメント」
①透明性②参加③協働
メディアには「生データ」の整理分析能力が必要(169)
4.アメリカンフットボール型のチームへ
多様な人材、多様な役割分担
①ゼネラリスト②専門記者・・・取材・データ・整理③マネージメント
「型にはめない」入社後、一律社会部サツ回り
多忙なルーティンは「考える力」を殺す=自分の頭で考えなくなる
膨大な取材メモ→アンカーにあげて「記事」にまとめる
新聞の特権 参入障壁 ①記者クラブ②再販制③宅配制
ネットメディアはガチンコ
5.現実の変化は加速する 販売部数
2000年 5,370万部
2012年 4,778万部(Δ11%) -
Posted by ブクログ
人間は、生きていく上でいずれかの組織に属さなければならない。
しかしながら、組織の論理に埋もれてしまってはいけない。
常に、当事者でありながらも、大きな正義の下で、常に俯瞰する立場で自らの行動をコントロールしなけらばならない。
ジャーナリストそいう身分であれば、尚更上記の態度が求められる。
財務相を筆頭とする霞が関官僚の資質も劣化の一途を辿っているが、マスゴミの劣化はそれ以上に由々しい現状だ。
インターネットの世界がますます広がっていく状況の中で、ジャーナリズムが生き残れるのか、日本の今の状況を鑑みれば今後の展開は悲観的にならざるを得ない(涙)。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中川昭一氏の酩酊会見、高橋洋一の窃盗事件、小沢一郎の政治献金問題は財務省の策略。新聞社は霞ヶ関の補完勢力。官僚は入省したときから天下りを考えている訳ではない。
霞ヶ関をどうするのかが真の争点であった。霞ヶ関とはよくいったもので霞がかかったようで姿はよく見えないが実は官僚こそが真の主役。
財政再建を増税で行うか、歳出削減で行うか。
福田は日本は政治が弱いので官僚が強くなくてはいけないと言った。使える貴社は優秀な官僚に取ってみれば都合の良い拡声器として利用される。与謝野は政策通と言われていたが財務省、経済官庁から黙っていても最新の情報をもらえるからそれをそのまましゃべっているだけ。それを多くの新聞は政策通として取り上げてきた。
主計局や課長クラスなら内部資料があるので問いと答えが決まっている。 -
Posted by ブクログ
政策運営の絶対法則 できないことはやらない。できることをすこしづつやる
平時に無用な戦いはしない。強い相手と戦う時は、最後の一瞬に仕掛ける
ねじれ国会 税制改正法案と特例公債法案を野党に人質にとられる
日本がオールマイティで、なんでも自分で解決する力をもっていればいいが、残念ながらそんな力はない。軍事力をみても、日本は専守防衛に徹しており、相手を攻撃する力はない。 そうあれば、そんな日本がどう脅威に対抗するかを考える。同盟国とともに脅威を抑止することを考える。これが外交と安全保障に関わる「権力者の絶対法則」なのだ
中国と北朝鮮こそが本当の脅威。韓国の振る舞いに怒りを覚えても、ぐっとこらえて連携を演出せざるを得ないのである
日本は対韓関係を中国や北朝鮮との関係の中で考えなくてはならない。繰り返すが、全体の状況の中でどう国益を確保していくか。これこそが外交の絶対法則である
日本は結局、いま自分ができることをしっかりやるしかない。それが憲法改正である。 -
Posted by ブクログ
2013年ももう少しで幕を閉じて2014年を迎えることになる。新聞を読む人口が減っている。ネットで読めるのにわざわざ金を払うのはいや、新聞報道が根性同様ねじ曲がっているなどいろいろな理由で新聞を購読する人が減っている。
モクモク羊の場合、正月に通常の記事以外の特集を読みたいので買う。あるいは、英字新聞のThe Japan Newsの木曜日版に掲載されている英語学習者向けのページが読みたいのでたまに買うくらいだ。
この本をからあぶりだされる新聞記者や新聞社の体臭ならぬ体質が明らかになってくる。視線が、読者ではなく、会社、霞が関と永田町と言う「内向き」志向にどっぷりつかっていることだ。
著者が気になることを書いていた。経済部の記者は、配属される前に地方支局で修業をする。そこで、「取材先に信頼される記者になれ」と教えられる。その甲斐あって、取材する警察や地方自治体の役人から信頼を得ようと努力する。そして、中央に行くと、今度は霞が関や永田町の住人に信頼を得ようとする。まさに「お・も・て・な・し」が得意になるわけだ。
よく縦割り行政といってマスコミは役所を非難する。その一方でマスコミも縦割りで、政治は政治部、裁判は社会部の縦割りでボーダーレスではない。矛盾のN乗だな。組織だからと言ってしまってはおしまいだが、あまり人のことは言えない。
これから新聞が生き残るのか、ネットを有効に活用できる新聞社は出てくるのか。コンテンツ自体がよくないと買う人は出てこない。紙と同じものをネットでもなんていう中途半端ことをしている日経新聞は、コマーシャルで盛んに就活するなら日経よく読むと言う。あの朝日新聞は、大学入試に出題される機会が多いので受験するなら読むのがいいと宣伝する。そんな枝葉の部分にこだわりを持っていては先行き不安だ。
-
Posted by ブクログ
先日アカデミーヒルズで行われた著者と元経産省官僚の古賀茂明氏の講演に参加し、著書を買って帰ったのがこの一冊だった。
内容は現代ビジネスに毎週連載されたコラムが30本収録されている。WEBサイト上の記事が書籍になった体裁となっており、非常に読みやすく、内容は官僚とメディアの問題、原発・東電問題、野田政権から安倍政権にかけての増税問題・金融政策などについて書かれている。
官僚の既得権益を批判する立場は一貫しており、東京新聞論説副主幹という立場でありながら、ここまで率直にモノが言えることはすごいな、と思いました。
建設国債日銀引き受けの報道の誤りについては、メディアの報道をそのまま鵜呑みにしていた自分は、コラムを読んで目からウロコが落ちるような気分でした。
色のついていない情報を取捨選択していると思っていた自分としては、実は客観的に見える新聞・テレビの報道の裏側にさまざまな世界が広がっていることに驚きでした。
古賀茂明氏と同様、舌鋒鋭く既得権益や組織に孤軍奮闘しています。長いものにまかれない戦闘力の高いお二人です。 -
Posted by ブクログ
昨今のメディア不信について整理ができた。
官僚→政治家
官僚→メディア
という情報の流れに関して、官僚が中心にいることは自明。特に国民にリーチするメディアの役割は大きく、メディアは官僚からそっぽを向かれないように記者クラブや個人的なつながりで取り入る。官僚は組織が国民を導きたい情報をリークさせる。
嗚呼、国民はメディアの流す情報を無条件に信じる。(ここは思考停止が入るのだけど、それは教育の問題が大きい)
メディアで書かれている「政府高官筋からの情報」については疑ってかからなくてはいけないな。
この作者は朝ナマでよく見る人だったね。知らなかったー