ダークツーリズムというコンセプトには深く共感。今後、震災の現場を訪問し、そこで起こったことを学びながら悲しみに寄り添うという旅をしたい人は多いと思う。
一方、この本は、特定のサイトの旅行案内という側面が強い割に、そこで起こった事実の説明が少なく読みにくい。
サイトを事例として挙げながら、もう少しダークツーリズムという概念を深く理解できるようなメタ的な説明を増やすか、サイト紹介をメインとして事実の記述を増やすか。
旅行ガイドとして使う人は少ないのでは?と思うので本文中の移動方法等の記載は不要かと。