木村哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自社の宣伝的な部分があると思うので少し割り引いて読み進めていきましたが、情報システム担当者としては少し耳の痛いお話があり、業務をしていく上で参考になった。(2章あたり)
無いものねだりなのかもしれないが、紹介されている施策を実行するにあたって、実際に実行する社員に対する(社内の)制度面での動機づけについて触れられていなかったのが少し残念であった。(もしかしたらそもそもやっていない可能性はありますが)
全体的な感想としては、紹介されている施策だけをそっくりそのまま導入しても中途半端に終わりそうなのと、数理的な問題解決(OR)や統計学も学んだほうが良いのだろうなと思いました。 -
Posted by ブクログ
やっぱ今の日本の現状を鑑みると、AI,IoTを普及していくためのデータ取りから取り組んでく必要があるなぁと思った。
ラズパイせっかく買ったしこんな情勢だし動かしてみようかな。
以下、印象的なシーン
・3日前のデータは不要
AIってやっぱ推定器だから、過去の結果を予測するのは簡単だけど未来を正確に予測するのは難しい。こういうことからもデータは新鮮な方がいいよね
・センサーを生産設備に割り込ませない
生産設備のデータを取るために改造して設備が止まってしまうようでは本末転倒。市販のセンサをタイラップで巻きつけるとか見た目は不細工だけど取り外しも簡単だし質に目を瞑ればいろいろ情報は集められそうだ
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Posted by ブクログ
これまでのシステム開発では食えなくなったSIerが仕切りと「IoT!IoT!」と叫びまくっているせいか、IoTというのはこれまでの基幹系システム等と同じように極めて高額な世界かのように思われている節があるが、様々な市販センサーデバイス、SORACOMのような安価な通信回線とプラットフォーム等を利用することで、IoTは本来は軽微な投資から始められる領域である。
本書はトヨタ自動車の一次サプライヤーとして、エンジンやトランスミッション等の幅広い部品を生産する年商150億円の旭鉄工において、いわゆる生産工場のIoT化=スマートファクトリー化を、極めて少額・軽微な開発から推し進め、飛躍的な生産性の向 -
Posted by ブクログ
生産技術の話が主でしたね。。付加価値と表現した方がウケるというのが、あるのでは。正直釣られた。
ツール仕様をつまびらかに紹介している点は素晴らしいが、期待してた内容は薄目。
何点か共感、気づきを得た部分。
◉必要なのはIT人材ではなく、リーダーがDX人材になる。
→トップダウンでは進まないんですよね。姿勢を見せてくれないと。DXやらないといけないことは皆んな分かってるけど、結局そのベクトルの向きを示して先導しないと言葉が上滑りするんだと。本気度を可視化する打ち手が必要なのかと。
◉効果をデータで可視化すること、ゲーム感覚。
→頑張ってるって言葉は定性的で嬉しくもあるけど、更に上をと意識を高め