ジェイソン・カラカニスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリコンバレーの一流投資家が書いただけあって、非常に具体的で説得力がすごい。財務諸表からはほとんど何も分からないスタートアップをどのように評価すればよいかについて非常に詳細かつ具体的なアドバイスが並んでいる。
序文で孫泰蔵氏が、このような一般人向けのエンジェル投資の指南書が出てきたことが、スタートアップ投資会の終わりの始まりを示しているのではないかと書いている。しかし本書でカラカニス氏が語っているスタートアップの評価方法や投資に対する基本的な姿勢は金融の仕組みが変わっても通用する普遍的な手法だと思う。シリコンバレーのようなエコシステムが日本にないから、この手法をそのまま活用できるわけでは -
Posted by ブクログ
エンジェルに興味を持って読んだ。
結構赤裸々に書いてあって、トップエンジェルの生き様が回見えて面白かった。
(カラカニスさんはuberなどに投資したトップエンジェルの一人)
# 印象に残った点
- エンジェル投資は、成功する事業を見抜くのではなく、成功する起業家を見抜く
- エンジェル投資は、99負1勝の形。その一勝で大勝ちする。
-スケールできるビジネスを探せ
- エンジェルノートを作ろう
-ミーティングではYESもNOも言わない
-エンジェルやるならシリコンバレーに限る
-エンジェルシンジゲートを作ってみよう!
-ポーカ好き = 相手の佇まいから相手の手の内を読む、勝つまで市場に居続ける -
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Posted by ブクログ
ネタバレ印象に残った記載のメモ。将来的にエンジェル投資家になるような目があるようであれば、借りるのではなく是非購入したい本。
・エンジェル投資家は世界をよりよくする伝道師であること
・エンジェル投資家は創業者に大きくものを考えてもらうための盾になること
・エンジェル投資家とは、プロダクトやビジネスモデルに投資するのではなく人に投資するということ
・エンジェル投資家は自分の使命を熟知し、苦しいときに逃げ出さない創業者を支援し続けること
・エンジェル投資家は常に脱学習し続けなければならないこと
・それぞれの投資についてディールメモを残す
・ビタミンか、鎮痛剤か -
Posted by ブクログ
ネタバレエンジェル投資家の考え方、リアルについて、記載された本。個性やその世界観が表れており、面白いとともに、関連した業務を行なっていると大変参考になって良い。
<メモ>
・エンジェル投資家が探しているのは、ワイルドカード。優れた創業者はほぼ全員が頑固で熱狂的なワイルドカード。つまり自分のビジョンを追うことに懸命で他人の感情などには全く注意を払わない人種。
・投資家への重要な4つの質問
1この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか
2この創業者はどこまで本気なのか
3この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいか。人生ではどうか
4成功した時の収益や私へのリターンはどのくらいか
・有能な -
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Posted by ブクログ
クセの強い外国人おじさんパワー全開で、どこか懐かしい気持ちになりながら面白く読めた。創業者の製品やアイデアを見るのではなく、創業者その人を見る、というのには納得。経営者の自伝によく出てくるベンチャーキャピタリスト、エンジェル投資家とはどういった存在なのかを垣間見れた。
以下、本書より抜粋。
「創業者へ必ず聞く4つの質問」
1.この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか?
2.この創業者はどこまで本気なのか?
3.この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいかー人生ではどうか?
4.成功したときの収益や私へのリターンはどのくらいか??
「その後、戦術的な質問を行う。「簡潔に」「手短に -
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Posted by ブクログ
教科書的なものではなく、ブログ風に実践、現場的に業界について著したもの。
やや漠としたところがあるが、実践的なノウハウを知ることができるのは興味深い。
結局は、「人が重要なのではない、人がすべてなのだ」
創業者をどう評価できるか、ということなのだろう。
創業者への4つの質問
1.あなたは今どんな仕事をしていますか?
2.あなたはなぜこれをやっているのですか?
3.なぜ今なのか?
4・あなたの不当なまでの優位性はなにか?
投資家への4つの質問
1.この創業者はなぜこのビジネスを選んだのか?
2.この創業者はどこまで本気なのか?
3.この創業者がこのビジネスで成功するチャンスはどのくらいかー人 -
Posted by ブクログ
シリコンバレーでのエンジェル投資は儲かるのでお勧めする。だが、初心者が始めるのは少々難しい。
最近は、実績あるエンジェル投資家が投資組合(シンジケート)を組成している。
まずはそこに加入し、先輩の投資を勉強しながら適度なリターンをもらう。
成功する企業は結局は創業者。重要ではなく創業者が全て。を見つけるために、以下の4つの問いかけをしている。
・あなたは今どんな仕事をしていますか?
・あなたはなぜこれをやっているのですか?
・なぜ今なら、このアイデアが成功すると思いますか?
・あなたの不当なまでの優勢は何ですか?
どのスタートアップが大成功を納めるかは誰にも分からないが、成功の見込みがない -
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Posted by ブクログ
著者、ジェイソン・カラカニスは、ウーバーがまだ500万ドルぐらいの企業価値しかなかった頃に2万5000円を投資し、3億6000万ドルのリターンを得たエンジェル投資家。
本書は、80〜90%が失敗するというスタートアップ企業への投資スタンスを自身の経験から余すところなく伝えている。
一方で、起業家にとっては、投資家の思考回路や判断基準を理解することができ、資金調達時の参考にもなる。
エンジェル投資家のエンジェル投資家たるゆえんとなる貴重な本音にも触れられており、その人間臭さに良い意味でのギャップを感じた。
▼私の会ったエンジェル投資家のほとんどは、戦場に留まりたいがもはや戦うスタミナもエ -
Posted by ブクログ
ネタバレ(シリコンバレーにおける)起業についての本は多く存在するが、本書はエンジェル投資家の視点で語られているという点でそれらとは一線を画している。
エンジェル投資で「稼げる」理由、エンジェル投資家として成功するための心構え、成功する創業者の見抜き方、投資〜利益確定までのプロセス、という順で本書は構成されており、どの箇所も著者の具体的な経験に裏打ちされた著者なりの見解/エピソードで(かつ、著者らしい歯に衣着せぬ物言いで)埋め尽くされている。
著者の主張の多くは実際にエンジェル投資家を目指す(可能性のある)読者を想定したものだが、そうでなくても日常の仕事で役立つような考え方もあった(機会損失、シンジケー