吉田浩美のレビュー一覧

  • 『罪と罰』を読まない
    挫折しそうな名作長編を読む前に、みんなで妄想討論するのは最高に楽しそう。私も気になって、漫画版を読んだ。カウリスマキの映画版も再見しようかな。
  • 『罪と罰』を読まない
    ここ最近のヒット。いや〜みんなの言い放題っぷりが気持ちが良い。ドスコ?馬かな?って冒頭の辺りから爆笑。
    ちょっととっつきにくそうだな〜と避けていた外国文学だけど、やはりキリスト教とかの影響はありつつも、こんなふうに面白がって読めるんだ!っていう大発見だよね。
    後書きでもお話されているように、読む前か...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    ロシアものは自分に酔う
    こんな本読んじゃってる自分を想像するだけで満足してるかもしれない。
    何冊か読んで途中棄権してる本もあるが、罪と罰も上下巻で揃えて読むタイミングを逃している。

    そこにこの本があると知り、こちらを読んだら読む気になるのか…?なんて
    ちょっと遠回りしてみることに。

    結果、四人の...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    未読座談会という、(立会人以外の)出席者全員が本を読まずに参加するという、『読んでない本について堂々と語る方法』をやってみたという記録本。

    実際には、冒頭と結末を数ページずつ読んでからでありましたが、想像力が膨らんでどんどん空想の話が進んでいって面白い。小説家と自分の距離感を感じざるを得ませんでし...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    すごくおもしろかったです!何やってんだこのひとたち…(もちろんいい意味です)といういとおしい呆れ、ところどころ鋭い考察というかちゃんと読んでいる。作家の人たちはこうやって本を読むのか、とふむふむした。わたしもカタカナ名前が覚えられないがちだけれど、こうやって楽しくあだ名をつけて読んでいくといいのだな...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    しをん先生がとても好きなので読んでみよう、と軽い気持ちで読み始めたけどとても面白かった。
    知識と語彙が豊富な4人の語り手によって考察される罪と罰、自分も読んだことは無かったがこれを読んで読んでみたい!と思った。
    なんだか難しそうな話だと敬遠していたが、人が楽しそうに話しているとなんとなく読んでみたい...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    4人の会話が余りにも面白く、沢山笑ってしまった

    この本にあわせて、ドストエフスキー『罪と罰』光文社古典新訳の全3巻を読んだ。
    どちらもサクサク読めて、非常に面白かったです。
  • 『罪と罰』を読まない
    「罪と罰」を読んだ後に読んだ。
    4人の推理が面白い。既読者として、この座談会に参加したかった‼︎ 笑
    すでに「罪と罰」を読んだ人にも、まだ読んでないひとにもオススメ。
  • 『罪と罰』を読まない
    罪と罰を読みたい、と思っているが中々手をつけられない人に読んでほしい。
    この本は罪と罰を読んだことがない4人でその内容を推理するという前半と、読んだあとの感想会の後半で構成されているのだが、前半の推理会が面白い。自分も一緒になって推理しているような気分になれるし、また作家ならではの推理があって成程と...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    声を出して笑いました。ドストとかラスコとか 、そもそも読んでいないのに読書会って?! 4人の推理や想像力が楽しかったです。漫画でザックリと済ませていましたが 自分でも突っ込みながら読んでみたくなりました。
  • 『罪と罰』を読まない
    タイトルからして面白そうだけど、実際面白いのが凄い。クラフトエヴィングさんの著作は未体験だけど、いかにも面白そうなメンツだもんな。何よりも、エッセイが最高な岸本さんが、本座談会でも本領を遺憾なく発揮してるのも良い。物書きを仕事にしているとはいえ、殆ど情報ゼロの状態から、わずかな手掛かりを元に、よくぞ...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    因業ばばあ? 急に宝塚? そうなの? まじか!…
    ああだこうだと一般読者と変わらぬざっくばらんな話っぷり。
    漠然とした極少ない知識と、ところどころで提示されるわずかなヒントを手がかりに推理する。
    なんと面白い企画なんだか。
    小難しそうで、ただただ敷居が高いだけだった「罪と罰」をぐっと身近に引き寄せて...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    面白そうだなと購入。でも期待せずに読み初めて、えっ、これ予想以上に面白いじゃんとびっくり(笑)
    ドストのラスコに馬の修造だよ?「罪と罰」かなり読みたくなったんだけど、私はいつか読む読む詐欺マン(笑)
  • 『罪と罰』を読まない
    『罪と罰』を読まずに読む。

    まず自分も『罪と罰』を読んだことがありません。確か主人公は若い男で老婆を殺す話だったはず。それくらいしか知りません。というわけで前半の推理合戦も、後半の読後感想も楽しく読み、『罪と罰』読みたい、と思いました。色々なキャラクターが気になります。これは読むしかないのでは?
    ...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    いやこれ、めちゃくちゃ面白かった。
    世界的名作、ドストエフスキー作の『罪と罰』を読んだことのない作家4人が、持っている知識(断片的)を駆使し、出版社の人にヒントをもらいながら、作品の内容を想像(妄想)し語り合う企画を書籍化したもの。

    企画からして既にかなり面白そうなのだが、なまじ作品構成や小説づく...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    ひとつの本でこんなに語りあえるなんて。読む前の妄想満点の会話に噴き出し、読んだあとの感想戦や読み解きに唸らされる。その後の後書きで、数年後には皆すっかりうろ覚えになっていたとの記述に、それで良いんだと安心。
    ステキな会話に加わった気分で楽しめた。
  • 『罪と罰』を読まない
    『罪と罰』は挑戦したことはあるけど、結局まだ読めていないです。
    なので、こんな有名な作家さんたちも読んでないんだ!と嬉しくなって手に取ったのですが、最終的に読んでる・・・!
    でも読まずに推理する座談会って画期的すぎる。
    そして言うこと言うことが面白い。登場人物に変なあだ名付けるし。
    でも『罪と罰』が...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    とある宴席で『ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことがあるか?』という話に居合わせた翻訳家・小説家・作家兼装丁家の4人。いずれも首を横に振る。

    では『どういう話か知ってる?』と振ると、『確か主人公がラスコーなんとなっていう青年で、お金か目的で、おばあさんを殺しちゃうんじゃなかった?多分そんな話じ...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    読まずに読む! 抱腹絶倒の読書会!

    誰もが知っているけど、その内容までは十分に把握されていない作品のひとつである『罪と罰』。この作品の、4人の「読み巧者」による「読前読書会」が繰り広げられる。ドストにラスコ、サンペテと、「どこまで軽んじてるんだよw」とツッコミを入れたくなる、抱腹絶倒の展開。

    ...続きを読む
  • 『罪と罰』を読まない
    文芸の関係者4人が集い、全員「なんかロシアの青年が人を殺す話」くらいの認識からあの手この手で(ときに社長・島耕作ロシア編も引用し)罪と罰を「読まずに」ストーリーを推理するエンタメ本。

    果たして青年(ラスコーリニコフ)は物語のどのあたりで人を殺めるのか?いつ自白するのか?イリヤとは一体何者なのか?
    ...続きを読む