増田ユリヤのレビュー一覧

  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

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    密かにドイツ移住を企んでいるので読んでみました。
    ドイツ賛美の意見には触れることが多かったけど実際どうなの?というところを知れて、非常に参考になりました。

    改めていいなと思ったのは、ドイツでは多くの人が「子どもは社会全体で育てる」という意識を持っている、という点です。
    教育も自己責任な日本から比べると理想郷のように思えますが、それでも移民の教育水準が上がらなかったり、10歳のタイミングで将来の進路を決めないといけなかったり、大変なことも多いということも知りました。

    人間がやってる以上完璧な制度にはなり得ない、というのは本当にその通りだと思います。

    あと、エコに対して意識高いマウントとか、

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    2021年09月27日
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?

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    先が読めない時代において複雑化する世界をどう見ていけばよいかを考える人におすすめ。

    【概要】
    ●「ウソニュース」の見分け方
    ●分断された世界、一国主義
    ●右翼と左翼
    ●ポピュリズム
    ●欧米情勢 など

    【感想】
    ●欧米における社会政治の流れ見るに当たって、その基盤となる考え方は何に基づいているのか真相を知っていると、また違った観点で捉えることができる。この本は、その手助けになると思った。

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    2021年09月09日
  • コロナ時代の経済危機 世界恐慌、リーマン・ショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方

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    いつもの事だけど非常に分かり易くて読みやすかった。
    『弱者に寄り添うのが民主主義』と言うフレーズが印象的。
    根本的に原点を見つめ直すという点では、コロナ禍も悪く無いのかも。

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    2020年12月19日
  • 感染症対人類の世界史

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    2020年4月のテレビ特番の内容を2020年4月に急きょ新書にとりまとめたもの。なので新型コロナの話ではなく、天然痘・ペスト・インフルエンザといった各種感染症によって世界史がどのように塗り替えられたかという教養書になった。もとがテレビ特番なのでさくっと読める。納得したのは、キリスト教の信者がペストから救われなかったことで、宗教の権威が失墜しイタリアを拠点に、キリスト教以前の人間回帰であるルネッサンスが興隆したこと。

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    2020年11月16日
  • コロナ時代の経済危機 世界恐慌、リーマン・ショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方

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    今までの不況や災害の歴史を振り返ってみています。そして現在のコロナの状況と比較しています。
    ドイツのメルケル首相の演説がとても国民に響いて良かったと言うことです。
    私も確かに良くて、全文が読めたのも良かったです。

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    2020年07月25日
  • 感染症対人類の世界史

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    ひとの行き来によってウイルスが運ばれる。移動手段の発展が世界規模になることは、ひと以外の行き来も活発になるということ。そう考えると、途中から人災なのだと感じずにはいられません。
    第一次世界大戦の終戦にウイルスが大きく関係。
    ウイルスに対する無知から生まれる偏見や差別は、いつの時代も変わらないんですね。

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    2020年07月19日
  • 感染症対人類の世界史

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    「感染症を打ち負かすためには、人々は科学の専門家を信頼し、国民は公的機関を信頼し、各国は互いを信頼する必要がある。」
    ほんとにその通り。偽情報で盛り上がっている場合じゃない。情報社会に突入したいま、ひとりひとりに情報の信頼性を判断する能力が問われている。
    そして、自然を目の前にして、人間はちっぽけである。驕り高ぶらず、うまく共生していかなければならない。

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    2020年07月04日
  • 感染症対人類の世界史

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     突貫工事で作ったことは想像がつくが、手っ取り早く感染症の歴史を知るには効率的な一冊。感染症が流行すると、歴史的にも徳政令とか、経済対策が行われているが、今回はどうなりますやら。

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    2020年05月31日
  • 感染症対人類の世界史

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    時代が動いてきた背景には感染症との関わりがあった、ということを著者2人の対話形式で説明された本。
    私にとって世界史・日本史とは覚えるもので、時代のストーリーがあまり見えず面白くないものだった。教養として勉強になりました!今回のコロナ禍でどのように歴史が変わるか、注目したい。


    戦争や文化の発展には理由があり、それが感染症のパンデミックの影響ということも多かったらしい。
    また感染症が広まる背景には、衛生環境の悪さも影響する。(中世ヨーロッパの衛生環境が悪かった。また、ナイチンゲールは戦場で医療現場を清潔にすることに取り組んで助かる人が増えたとのこと。)

    奈良の大仏建立の裏にも天然痘があったり

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    2022年07月06日
  • 感染症対人類の世界史

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    新型コロナウイルス後を考えるためのヒントになるかと読んだ。マクロなレベルでの示唆はあるが、今日からの自分の行動におとすにはマクロすぎたかもしれない。これまでにどんなパンデミックが起こったかを知るには、読みやすくよいと思う。

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    2020年04月18日
  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢

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    分かりやすく丁寧な解説はさすが池上さん。増田さんの現地取材写真とリンクしてビジュアル的にも分かりやすかった。ただ内容は池上さんの過去の本に書いてあるものばかりだった。

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    2020年01月22日
  • 偏差値好きな教育“後進国”ニッポン

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    心に響くフレーズ
    ① 学校は何をするところですかと、フィンランドで聞いた時に、楽しく生きるすべを学ぶところですと言われたんです。
    ② PISAというのは、統計学的に選んだ一握りの集団だけに試験をして、試験が終わった後、問題を回収しています。だから毎年同じ問題を出せるわけです。全員に同じテストをしてしまったら、テストの内容が漏れるし、試験対策が次の年からできてしまいます。毎年、同じ問題をランダムに一定数の子どもたちで調査しているからこそ、その結果を見て、学力が上がっているのか、下がっているのかが比較できるのに、毎年違った問題が出題される悉皆調査の日本の学力調査にはあまり意味がありません。池上

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    2019年09月08日
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?

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    アメリカ、ヨーロッパの国々で、市井の人たちへの取材をもとに政治がどのように動ているか解説。移民、難民に揺れる国々で「右傾化」ではなく、トランプ大統領、フランス国民戦線のマリーヌ・ルペン党首に代表されるように、大衆迎合的なポピュリズムが台頭しているのが分かる。

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    2018年10月21日
  • 新しい「教育格差」

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    いじめ問題って、この例で行くと学校対応も腹立つけど、親の教育の問題がそもそもだと思う。先生に負担を強いすぎ。そこをなんとかしないとと思うんだけどな。

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    2017年10月30日
  • 新しい「教育格差」

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    中高一貫で公立校格差、学校間・生徒間格差、教員間待遇格差、いじめ例にみる校内暴力とモラルの格差、携帯いじめと共感力の格差、男女の格差、学力テストの歴史。

    今の日本の教育界の現状を概観。格差という感覚ではなかったけれど、指摘されるとそうかも。

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    2017年07月16日
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?

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    世界の現状をわかりやすく解説されていて、ニュースを正確にまとめてくれたという印象がある。右・左についてもわかりやすく解説されていた。

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    2017年07月03日
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?

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    『ヘイトスピーチ』を読み、日本は右傾化していると思った。
    日本が右傾化した原因は、
    ①フラット化→反フラット化→国家主義、民族主義の台頭
    ②日本経済の低迷→格差社会→弱者たたき
    という2つの流れではないかという仮説を立てたが、世界はどうか。それを知りたくて読んだ。
    しかし、著者は2人ともジャーナリストのため事実を伝えるだけで、その因を探ろうとはしない。
    仮説の検証はできなかったが、アメリカのトランプ、フランスのルペンなど右傾化する世界の現象が分かった。
    社会的な問題を移民のせいにするのは世界共通だ。フランスは年間2万人の移民を受け入れており、ルペンは移民を排除する思想だ。
    しかし、ドイツはすご

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    2017年06月23日
  • 徹底解説! アメリカ 波乱続きの大統領選挙

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    アメリカの大統領選挙の仕組みがよくわからず、新聞を読んでも???のことがあったので、慌てて購入。ようやく複雑怪奇な仕組みをなんとなく理解したつもり。勝者総取り方式って、変なの。

    「隠れトランプ」の存在が気になる。どうやら新上流階級(ボボス)もキーになっているようだけれど、どれだけ理解できているか自信なし。本書で出てくるティーパーティー運動家と同じ層なのか、違うのか?まだいまいちつながらない。

    そして、気になるのは炎上商法をトランプが意識的に活用したということだ。アメリカだけでなく、世界中いたるところで、今、アメリカが抱える問題を抱えている。日本も例外ではない。自分たちだけが良ければいいとい

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    2016年11月13日
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育

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    当時は総合的な学習が話題だったのだな。今なら道徳や英語,アクティブラーニングなどか。
    すればみんなできるという前提を吟味することは大切だな。

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    2015年07月24日
  • 新しい「教育格差」

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    様々な視点から教育の格差を分析している。
    非常に緻密で正確な分析がされている反面、冗長で本筋と無関係な記述が多くあるところは残念。
    たぶん著者の中では無関係ではないのだろうけれど。

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    2014年10月20日