増田ユリヤのレビュー一覧

  • 感染症対人類の世界史
    新型コロナウイルス後を考えるためのヒントになるかと読んだ。マクロなレベルでの示唆はあるが、今日からの自分の行動におとすにはマクロすぎたかもしれない。これまでにどんなパンデミックが起こったかを知るには、読みやすくよいと思う。
  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢
    分かりやすく丁寧な解説はさすが池上さん。増田さんの現地取材写真とリンクしてビジュアル的にも分かりやすかった。ただ内容は池上さんの過去の本に書いてあるものばかりだった。
  • 偏差値好きな教育“後進国”ニッポン
    心に響くフレーズ
    ① 学校は何をするところですかと、フィンランドで聞いた時に、楽しく生きるすべを学ぶところですと言われたんです。
    ② PISAというのは、統計学的に選んだ一握りの集団だけに試験をして、試験が終わった後、問題を回収しています。だから毎年同じ問題を出せるわけです。全員に同じテストをし...続きを読む
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?
    アメリカ、ヨーロッパの国々で、市井の人たちへの取材をもとに政治がどのように動ているか解説。移民、難民に揺れる国々で「右傾化」ではなく、トランプ大統領、フランス国民戦線のマリーヌ・ルペン党首に代表されるように、大衆迎合的なポピュリズムが台頭しているのが分かる。
  • 新しい「教育格差」
    いじめ問題って、この例で行くと学校対応も腹立つけど、親の教育の問題がそもそもだと思う。先生に負担を強いすぎ。そこをなんとかしないとと思うんだけどな。
  • 新しい「教育格差」
    中高一貫で公立校格差、学校間・生徒間格差、教員間待遇格差、いじめ例にみる校内暴力とモラルの格差、携帯いじめと共感力の格差、男女の格差、学力テストの歴史。

    今の日本の教育界の現状を概観。格差という感覚ではなかったけれど、指摘されるとそうかも。
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?
    世界の現状をわかりやすく解説されていて、ニュースを正確にまとめてくれたという印象がある。右・左についてもわかりやすく解説されていた。
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?
    『ヘイトスピーチ』を読み、日本は右傾化していると思った。
    日本が右傾化した原因は、
    ①フラット化→反フラット化→国家主義、民族主義の台頭
    ②日本経済の低迷→格差社会→弱者たたき
    という2つの流れではないかという仮説を立てたが、世界はどうか。それを知りたくて読んだ。
    しかし、著者は2人ともジャーナリス...続きを読む
  • 徹底解説! アメリカ 波乱続きの大統領選挙
    アメリカの大統領選挙の仕組みがよくわからず、新聞を読んでも???のことがあったので、慌てて購入。ようやく複雑怪奇な仕組みをなんとなく理解したつもり。勝者総取り方式って、変なの。

    「隠れトランプ」の存在が気になる。どうやら新上流階級(ボボス)もキーになっているようだけれど、どれだけ理解できているか自...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    当時は総合的な学習が話題だったのだな。今なら道徳や英語,アクティブラーニングなどか。
    すればみんなできるという前提を吟味することは大切だな。
  • 新しい「教育格差」
    様々な視点から教育の格差を分析している。
    非常に緻密で正確な分析がされている反面、冗長で本筋と無関係な記述が多くあるところは残念。
    たぶん著者の中では無関係ではないのだろうけれど。
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    刈谷氏の論考はかなり鋭いが、増田氏の主張がそこらの教育ママの代弁となっており二人の対談が全然噛み合っていない。
    増田氏は自分が取材してきたことをあーだったこーだったと報告するだけで自分なりの主張が見られず。
    刈谷氏のポジティブリスト、ネガティブリストの考え方や、教育は魔法の杖ではないという視点に得心...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    ポジティブリスト
    こんな風にできたらいいな、と思うことを次々書いていくと、完璧な人間が育つという考え

    ネガティブリスト
    最低限のことだけ書いて、あとはほっとけ。

    日本の教育はポジティブリスト主義になっている。英語はその例。
    どんどんポジティブリストは長くなるが、現実には子どもだけでなく教師側のキ...続きを読む
  • 欲ばり過ぎるニッポンの教育
    「日本と違って…という国では…」と語る批判は日本におけるインテリジェンスの常套句になっている。教育も同様に語られることが多い。日本の教育はそれほど悪くない、ということを再認識しつつも増田ユリヤさんのようなジャーナリストが多く日本の教育を語っている現状に憂いを感じます。刈谷剛彦さんは、諭すように対話を...続きを読む
  • 新しい「教育格差」
     さまざまな視点から「教育格差」を見出していく新書。著者の増田さんは高校で非常勤講師をしながら教育ジャーナリストとしてご活躍されている方のようです。

     半年前に出版されたばかりということもあり、なかなかイマイマな話題に溢れているよう。ただ、民主党政権成立以前の執筆のようで、それ以降のことについては...続きを読む
  • 新しい「教育格差」
    へんな偏見もなく、現状を平易に説明している。
    まあまあ参考になった。
    薄い本なので簡単に読める。